- コロナ前はたまに見ましたが、最近、団長は見掛けないですよ笑
- こいさごはカウンターと立ち飲みスペースだけの激安店なので、芸能人とは無縁ですが、ぶっちぎりの安さと開店時間の早さで一強状態!
- 平日の昼間から安心して酔っぱらえる大井町!そんな自堕落な生活を優しく許してくれる名店は清潔感があって大人の雰囲気です!
- どこのお店にもルールといいますか、暗黙の了解のようなものがあります。いい大人もユーチューバーもマナーを守って飲みましょう!
- こんなメニューがこれほど美味かったとは知らなかったです!通の常連さんが頼むまさかの逸品をご紹介します!
- 「カネを払えばいいんだろ!」という考え方は絶対に違うと思います!なお、品川・大田区の平日の昼飲みは基本的にカードは使えません
- 追記 芸能人も大好き!LOVEBITESファンも大好き!東急大井町線も走っている大井町!
コロナ前はたまに見ましたが、最近、団長は見掛けないですよ笑
いつもご訪問いただき、誠にありがとうございます。ただ単に東京都品川区大井町で飲んだだけの与太話にお付き合いいただき、深く感謝申し上げます。皆様が本稿に目を通してくださる理由については、なんとなく理解しておりますので、今回、少しばかり加筆しておきました。お役に立てば幸いです。
まず、安田大サーカスの団長で検索をかけられているようですが、彼に限らず、この近辺で有名人を見かけた時間帯は圧倒的に昼間が多いように思います。ただ、大人気の団長はあの通りアスリートですから、本当にすれ違う感じですね。結局、大井町は通過点なのではないでしょうか。青物横町でも見掛けましたし、品川シーサイドでもすれ違いました。あと、田町でも会ったことがあります。「我々にとってのウォーキングが、団長のちょっとした移動」なのだと想像します。なお、私は酒を控えていることもあって、最近の出没事情についてはわかりませんので、あしからず。
こいさごはカウンターと立ち飲みスペースだけの激安店なので、芸能人とは無縁ですが、ぶっちぎりの安さと開店時間の早さで一強状態!
そして、いつも満席の「こいさご」の話です。ここは14時きっかりに店が開くので、その少し前から商店街の店主や自由業の客が店の前で並んでいます。角打ちなどを除くと、1年前の時点では街でナンバーワンに早い時間から飲める店でした。また、民家が隣の路地裏にあるので、くれぐれも騒ぎ過ぎないように注意しましょう。まさかヤマダ電機の裏側にこのような店が存在するとは、地元の人でも知らない人が結構多いように思います。
ここでは、酒は焼酎のきんみやが基本。ボトルは品川区ではあり得ない1200円という断トツの安さです。常連客のほぼすべてがキープしているように、3杯以上飲むのであれば、普通に頼むのは絶対に損です。ちなみに、ルールがあって、ボトルを頼むと、ボトル番号が割り振られます。その番号をスマホにメモしておき、次回の注文の際に告げる訳です。
注意点は店を出る時にボトルが空いてしまうと、番号が無効になってしまうことでしょう。この安さが故、この店のキープボトルの数は半端ではありません。私は以前、酔っぱらって、空にしたまま帰ってしまい、ヘヴィメタルファンなら垂涎の「666」という番号を手放してしまいました。こんな場合はもう一本入れてから帰ります。なお、1度訪れておしまいという客も多いらしく、3カ月経った持ち主不明のボトルは、すぐ廃棄されてしまうらしいので、この点はご留意ください。
平日の昼間から安心して酔っぱらえる大井町!そんな自堕落な生活を優しく許してくれる名店は清潔感があって大人の雰囲気です!
さて、この日はまあまあ疲れていました。梅雨明け前に完全な夏バテ状態。こんな時は明るい時間に飲んで、夕方には寝てしまうに限ります。大井町はビジネス街であると同時に酒飲みに寛容な下町でもあります。従って、早い時間からぶざまな格好をしている人も少なくはなく、新宿や渋谷と違って治安もいい。この店とは反対方面になりますが、コロッケなどをツマミに飲める肉屋があり、路上で飲みながらそのまま寝てしまう人もたまに見かける、そんな土地柄です。
この日の私もいつも通りに飲んでいましたら、見慣れぬ同年配の男性二人組がカウンターの向こうの反対側にいました。ボトルをキープしていないところを見ると、一見さんなのでしょう。それにしても、景気よく頼んで、学生のようによく喋ります。それでも、店も客も誰も何もいわないのが、この店の特徴です。パートの女性店員さんの接客も、常連さんも親切で「何が美味しいのか?」とか「飲み物はどういう飲み方がオススメなのか?」とか尋ねれば、きちんと答えてくれます。
ところで、私は飲み屋で文庫本をよく読みます。今はもうない大井町の老舗店で「マジメ君、そういう店ではないから止めたほうがいいよ」とからまれた経験がありますが、この店ではこんな人物とは無縁です。店内は清潔感があって、老若男女を問わず、スマホをいじりながら、おとなしく酒を飲んでいます。喫煙可が当たり前だった時代、当時は当時で、不適切なことがあって、窮屈さがありました。ちなみに、こいさごはきれいな喫煙ルームがあってテレビも付いている。楽しみ方の選択肢が広く、いろいろな人が平等にくつろげるのが好かれる理由なのでしょう。
どこのお店にもルールといいますか、暗黙の了解のようなものがあります。いい大人もユーチューバーもマナーを守って飲みましょう!
それはさておき、カウンターの向こうの二人組はビールを飲んだ後、普通にウーロンハイを連発し、「美味い」と連呼しながら、景気よく食べ物を注文しています。いくら無駄に使おうが、それはその人の自由です。ただし、ここはあくまで昼からやっている飲み屋。記憶では500円台のネギトロが一番高いメニューだったと記憶しています。ぐるなびの弊害は星の数で味を伝えるオッサンの顔や食の好みまで見えないことでしょう。フードロスだけはいつの時代も不適切というか不愉快に映ります。
そういえば、この二人組とはまったく別で、某ユーチューバーオジサンが私のツイッターから店をパクっていることは知っています。本来どうでもいいのですが、お客の顔まで映したり、飲み方がいい年をした大人として不適切。イラっときたので、こいさごについては先回りしておきますね。明らかに情報源が私となりますと、店に対して責任を感じます。みなさま、やたらとはしゃいでいる人が動画を回しながら、話しかけてきたらお気を付けください。どうやら蒲田と大井町が多いようです。
まず、こいさごの海鮮は〆サバかコハダが定番。〆加減が程よく、いわゆる魚専門の店にもヒケを取らないと思います。常連の人のほとんどはどちらかを頼んでいるようです。また、この2品は粋を感じさせる店を象徴しているように思います。あと、抜群なのはぬた料理でしょう。白みそがとにかく美味く、ネギだけで大満足です。盛り付けも料亭風にシャレオツ。ちなみに、ぬた料理にはすべてワカメが敷いてありますが、このワカメは単品があるほど厚みがあって美味いのですよ。
トドメは、何と言っても、ガツ刺しでしょう。品川区には芝浦の食肉処理場があるので、どこの店に入っても、大概このメニューがありますが、こいさごの逸品は臭みがまったくなく、本当に柔らかいです。恐らくボイルの時間が通常より長く、味つけにも相当こだわっているのではないでしょうか。私は基本的には王道のガツネギ塩。たまにキムチで和えてあるものを頼んで気分を変える感じです。ちなみに、海鮮とガツを食べて、最後に煮込み料理を頼むのが、最後まで冷めずに美味しく食べられる当たり前の順番ということになります。
こんなメニューがこれほど美味かったとは知らなかったです!通の常連さんが頼むまさかの逸品をご紹介します!
そして、まさかの極めつき料理がコレ。ハムエッグです。ハムが美味いのか、パラっとふったブラックペッパーが特別なのか、理由はまったくわかりませんが、よく見かける常連さんが複数名頼んでいたので、真似したところ、すっかりハマってしまいました。いわゆる火がよく通るように水を入れて蒸した黄身が硬いタイプの目玉焼きです。しかし、家でチャレンジしてみても、何かが足りずこの味には及びません。結局これがプロの腕前ということなのでしょう。
「カネを払えばいいんだろ!」という考え方は絶対に違うと思います!なお、品川・大田区の平日の昼飲みは基本的にカードは使えません
話を戻しますと、1時間も経った頃でしょうか。向かいでいっぱい頼んでいた二人組は会計となったようです。ただし、ひとりを残し、もうひとりが店を出ました。こいさごではカードを使えません。と言いますか、大井町・蒲田近辺の昼飲みで使える店を見たことがありません。残されたほうは食べ残した何かを、バツが悪そうにつまんでいました。飲みながら、彼に目をやると、隣にいた七十代の常連と目が合い、思わず笑い合ってしまいました。
なお、私のように、お気に入りの番号のために、ほんのちょっとだけボトルに酒を残して帰る場合、お店のお姉さんに「ごめんなさい。次に入れるのでキープしておいてください」の一言くらいは礼儀であると自戒の念を込めて付け加えておきます。そして、それが楽しい大井町の最低限のマナーだと考えます。以上、こんなところでしょうか。また、面白情報があったら本稿に加筆しておきますね。では、ごきげんよう、ばいちゃです。.tokyo
追記 芸能人も大好き!LOVEBITESファンも大好き!東急大井町線も走っている大井町!
洒落で書いている拙稿に、毎日のようにご訪問いただき、ありがとうございます。どうやら安田大サーカスの団長以外の固有名詞でも検索されているようです。確かに、大井町はいわゆるタレントさんに限らず、有名な方が普通に歩いているので驚かされますよね。例えば、元プロレスラーの某氏が演説していて「言っていることが意味不明」とか、年中ヤジられています。本当にそうなので、通行人のほうが正しいと思います。ちなみに、この街で最も有名な人物はアド街に出演したことがある方ですが、10年以上見ていません。
あと、有名人の顔ぶれを見ていると、自由が丘や二子玉川まで一本で行ける東急大井町線が通っているのが大きいのではないでしょうか。芸能人も普通に電車に乗るんですね。要するに、テレビで顔を見たことがあるタレントさんとすれ違うのは、こちら側の改札周辺。街ぶらロケをやっているのも、バラエティの撮影をやっているのも、こいさごとは反対方向になります。
ちなみに、今回ご紹介したこいさごでは、LOVEBITESのファンをたまに見掛けます。恐らくですが、ひと組はMIYAKOさんのオンラインギター教室の生徒さんとお見受けしました。大して読まずに拡散している人がいると知りましたので、念のため繰り返します。あくまで「LOVEBITESのファン」がいるだけです。大井町はりんかい線が通っているので、お台場・豊洲方面へアクセスするのに便利なせいか、ライブ帰りと思われるバンTを着たロックファンを結構目にします。飲み過ぎてしまって、帰れなくなった時は、サウナからビジネスホテルまで泊まる場所に事欠きませんし、遅くまで飲める店もあって、何かと便利なのだと思います。
最後にチェーン店が妙に増え、少し元気がない大井町を応援する意味で、交通の利便性を付け加えておきますね。
京浜東北線で大井町から上野方面の主要駅までの乗車時間は以下の通りです。
- 品川まで3分
- 有楽町まで14分
- 秋葉原まで21分
- 上野まで25分
- 渋谷まで18分
- 原宿まで20分
- 新宿まで28分
また、お台場エリアへはもちろん、横浜へは7駅で27分、自由が丘へは東急大井町線の特急で10分、そして、羽田まではJR品川駅経由で40分強という信じられない便利さです。もし、品川・港区で観光や仕事で宿泊先を探されることがありましたら、隣駅の品川と比べ、かなり安いので、頭の片隅に置いておいていただけると地元民として誇らしく思います。そして、飲む場所に困ったら、こいさごに寄ってあげてください。ホッとできるお店の雰囲気と味ですよ。ちなみに、私はどこの回し者でもありません笑。
2024年3月25日 追記
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