その世界観は水彩画のような淡いブルー!完全に突き抜けた令和のプログレ横綱 曇ヶ原!狭いジャンルを飛び越えて、ついに海外を目指すような存在にまで上り詰めたぞ!~しながわロックラジオ

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最近、音楽で良い出会いが多く、少しびっくりしています。なぜびっくりなのか?これは単純な話、もうお年のかつての英雄に全盛期を期待するのは無理なのかなあ…と思っていたところ、数々の鉄人が想像を超えて素晴らしいアルバムを届けてくれたからです。Judas Priestに至っては、オリコン・チャートで初登場7位。そして、引退を表明しているPraying Mantisは叙情派の帝王ぶりが炸裂!応援してきてよかったなあ。4月19日の真夜中、恐らく最後となるアルバムを3回も聴き、哀愁のツインリードに眼を腫らしてしまいました。

📻🤖今年は海外ツアーのためLOVEBITESのasami先生は季節前倒しでお忙しそうです!このほか、素晴らしい完成度のACCEPTのHumanoidや、叙情派の帝王の貫禄を見せつけたPraying MantisのDefianceなどについて感想を書いていたら、な、なんと…ゴールデンウイークを襲った1ドル160円というハイパー円安ショック!Jugged Edge、Savatage、Quireboys、Steelheartが悲しく鳴り響くぜ…~しながわロックラジオ
ついにどん底まで失墜した円の価値…同じく1ドル160円をつけた1990年をBURRN!に取り上げられたバンドと一緒に振り...
📻🤖PrayingMantisとお別れのため、私には愛しのLOVEBITESしか応援するバンドがいなくなってしまいました。悲しいかな、これは高齢者あるあるらしいです。LOVEBITESのみなさま、老後はよろしくお願い申し上げます<(_ _)>~しながわロックラジオ
やっぱカマキリは日本では大人気!なんとPrayingMantisのフェアウェルツアーの先行予約は1分ほどで完売! みなさ...
📻🤖やはりパリはLOVEBITESを待っていた!「2024年の国内1公演のみ」は正解だと考えます。JudasPriestの大成功で浮き彫りになった日陰バンドたちの悲哀!ヘヴィメタルから考える日本経済の停滞とハイパー円安の弊害。そして「ばいちゃ」について~しながわロックラジオ【LOVEBITES 海外の反応】【LOVEBITES 海外 人気】
メタルファンが一枚のアルバムの評価を同じくし、一枚岩になって湧き上がる!JudasPriestさまさま、ありがとうござい...






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博識なロックスターの音楽は「これわかるか?」と問いかけてくる!私たちよりずっと後に生まれた曇ヶ原が醸す不思議な既視感や郷愁は無双!

さて、こんな余韻を引きずったまま、曇ヶ原の「213744時間の悔恨」を観に行ってきました。高円寺なんていつ以来だろ?と思い出してみましたら、恐らく前回は付き合いで、駅前で焼きとんを食べた時だったはず。あの時、まさか約二十年後、ロックのライブのために訪れるとは思ってもいなかったでしょう。当時、私は音楽を観に行くなんていうこととは無縁で、たまに懐かしさに浸りたくて、思い出したようにCDを聴く程度。それこそ、昔のJudas PriestとPraying Mantisがあれば、なんの不足もなく、気付いたらいつの間にか五十を過ぎていました。

しかし、今は高校時代くらいに好きだったメロディを探して、不思議なほど音楽を聴いています。Twitterを見ていると、我々の世代には、一度は捨ててしまった思い出を回収する作業を地道にしている人も少なくないようです。例えば、好きだったドラマのロケ地を訪れたり、読みふけったグラビア誌のバックナンバーを神保町で少しずつ集めたり。そのような趣味はコレクションと知識の自慢垂れとは違って、他人からあまり理解されようという気持ちが介在していないのが心地いい。純粋に好きだという気持ちっていいなと思います。

この日の曇ヶ原はノスタルジーでは片付けられない何かがいっぱい。すべてに既視感がある訳ではないけど、Praying Mantisのような泣きのメロディあり、なぜか未だに高尚な存在に思えてならないDeep Purpleはもちろん、わかりやすいところでは、RainbowやUFOからDreamTheaterまであり。いわゆる博識博学なロックスターに「これ知っているか?」「あれ聴いたことあるか?」と問いかけられているような感じでした。リーダーのショウタさんのツイートを見ていると、私がロックを覚えたての頃にお生まれになったとのこと。にも関わらず、エロ本をもらったり、色々と物知りな隣りのお兄さんちゃんにロックを教えてもらっているような感覚を覚えた人は多いんじゃないでしょうか。






伊藤政則氏の「政則の部屋」で育った泣きを愛する者、セーソク教に毒されているよろしく哀愁ファンは曇ヶ原に絶対にはまる!

ところで、本稿を進める前にお断りです。私はプログレを語る時のボキャブラリーは皆無に等しいです。YES系とか、King Crimson系とかいう言葉が用いられているのを目にしますが、私がそれを使うとかなり薄っぺらくなります。

だいたい80年代にロックを覚えた我々世代のYESはいわゆるYES系のYESではなく、かっこつけたところで、それは限りなくASIA。King CrimsonはスラッシュメタルのバンドがRedをやたらカバーするので、漠然とリフがイカしているイメージを持っていて、21世紀の精神異常者とEpitaphを西城秀樹の影響で知っている程度。ELPに至っては、コージー・パウエルが参加していました。ちなみに、展覧会の絵を買った理由はBURRN!の初代編集長が「様式美アルバム ベスト10」なる特集に入れていたから(違うだろw)。その後、コージーはサバスに入っちゃったんだぜ!

要するにすべては何となく知っていないとバカっぽく見られるから、後追いで他人と話を合わすために取って付けたような知識なので、愛がまるでこもっていないし、聴き方も適当だから避けたい訳です。そもそも「ぷろぐれ」なんて言葉はカッコつけている感じがして、逆にこっぱずかしくてダサい。でも、なぜか、ヴァイオラ伊藤氏もお好きだというVdGGとPeter Hammilⅼさんは好物でした。

そんな私にとってプログレッシブロックというと、悔しいかな、伊藤政則氏(以下、セーソク氏)という音楽評論家となります。もっと言ってしまうと、御大がラジオのワンコーナー「政則の部屋」で聴かせる泣きのメロディがそういうジャンルだと思っていました。なので、イギリスの4大だか5大バンドより、Thai PhongやSebastian Hardieです。そういえば、先述のPraying MantisはWishbone Ashの影響を強く受けているので、Wishbone Ashでもあります。

しかし、いま考えてみれば、このコーナーが曇ヶ原のような音楽を聴く素地を育んでいたようにも思います。昨日までおニャン子クラブのケツを追っかけていた高校生が郷愁を感じて、しみじみするのは難しい話。そもそも明日を夢見て、マスばっかかいているガキは風俗へ行くという夢はあっても、大した昔は持っていません。それでも、やたらと過去を振り返るオッサンの洗脳力は容赦がない。幼稚園の頃に誕生した音楽を聴かせ、ひたすら古きを温め「ここに我々の心の琴線がある」と力説する訳です。高校生が音楽を聴きながら「日本人に生まれてよかった」などと口にするから女性にモテず、半童貞なのは浦島太郎的な怪奇骨董音楽箱を開けさせた面白メガネのせいだと呪ったものです。でも、このような音楽体験って、若い世代が、曇ヶ原を聴くことにどこか通じませんか?

📻🤖さーて、4月5日がやってくるぞ!LOVEBITESファンは哀愁の美旋律にむせび泣こう!今週末はPowerRockTodayにMIYAKOチューンをリクエストしまくってやろうぜ!~しながわロックラジオ
なんとこのブログを公開状態で書いていて、そのまま寝落ちしていました。8人のみなさま、たいへん申し訳ございません<(_ _...
📻なぜか「LOVEBITES 海外の反応」「LOVEBITES Reaction」で検索されておりますが、ご期待に沿えなくて申し訳ございません。LOVEBITESのみなさま、LOVEBITESファンのみなさま、Power Rock Todayの関係者さま、そして、伊藤政則さま、今年もよろしくお願い申し上げます。おもしろ鯖江めがねに敬意を表して~しながわロックラジオ
老眼は言い訳にもなりませんが、誤字脱字だらけですみません<(_ _)> みなさん、こんばんは。いつもLOVEBITES関...
📻🤖PowerRockTodayでJudas Priestの「InvincibleShield」からの先行リードトラックを聴きながら、思わず伊藤政則氏の年齢を調べてしまいました。LOVEBITESをもっとかけてくださーい!でも、これまでの功績に敬意を払い、よりいっそうスーパーお爺ちゃんを敬いたいと思います~しながわロックラジオ
久しぶりに朝早く起きて小さな情報を取るためにラジオをチェックしました。正直に言います。これだけで物凄く労力が要り、疲れま...






オジサンが男たちに胸キュンしてしまう!それが曇ヶ原の音楽!新曲やむかしやっていたらしいレア曲がとにかくよかったぞ!

さて、話を戻しますと、この日の曇ヶ原はセーソク教の洗脳を受けてしまった五十代には、ある種、いくつかのバンドとの共時性を伴って、襲い掛かってきたように思います。まず1曲目のa_kiraさん作曲の「歪む地平線」でしょう。DreamTheaterのように煌めくこの新曲はイントロからガツン!前回を観た時もこの角度でしたが、それくらいこのポジションは失うものはあっても美味しいことに気付きました。堅牢な要塞の中で常に何かをしている和製ジョン・ロードが逐一観られます。私にとっては、ケン・ヘンズレー(EX.Uriah Heep)がシンクロしたり、いろいろですが、目立たないパートでも、この角度だと華麗に音色を操っている様子がつぶさに観られます。観る度にショウタさんの世界観がキラキラしていくのがわかる!威張っていいですか?今回もこの場所を陣取ったのは大当たりでした。

あと、ぶったまげは「ベンタブラック(?)」と、軽快に続いたNWOBHMや北欧メタルの叙情チューンにも通じる「明日も雨」となります。ヴァイオラ伊藤さんのMCの説明は申し訳ない、胸がキュンキュンしすぎて、まったく覚えていないです。前者でイメージしたのは初期のBlack SabathのFaily Wear The BootsやSabbra Cadabra。ベースがブンブンうなり、軽快でRush的な要素も入って、泣きのギターが映える出色のナンバーです。イギリス的な叙情性が強く出ていて、重くなり過ぎないところが、曇ヶ原の素晴らしいところ。これはアルバムバージョンがますます楽しみです。

そして、図らずもオジサンが気持ち悪いことに嗚咽を漏らしてしまったのが、初期から演奏されていた曲のアレンジという後者。実は先述したPraying Mantisのニューアルバムに入っていたラス・バラードのI Surrenderを聴いたばかりだったため、Rainbowのライブバージョンがシンクロして「あふっ」という気持ち悪い声を出してしまいました。何より、こういうナンバーを真っすぐに歌っているショウタさんはカッコいい!なお、曇ヶ原はかなり甘い楽曲をやっても、絶対にポップスにも凡庸なフォークにもならないことは強調しておきます。これはムJAPAN氏というCryptopsyのフロ・モーニエの名前を挙げるほど、破壊力満点のドラマーがいるから。だから、これくらい軽快でメロディアスな曲をどんどん作ってほしいです。






かつてのセピア色から淡いブルーの清々しい叙情的な世界観へ!曇ヶ原の4人の凛と立った個性は新ステージへ

あと、オーラスの「花降る夜」。一番らしいというか、ショウタさんの弾き語りからスタートしたという曇ヶ原ど真ん中のアコースティックチューン。洋楽ファンを多分に含んでいる曇ヶ原のファンが照れないギリギリのところを歌で攻めつつ、途中から劇的に盛り上がっていく展開は、まさしく幾多のヘヴィメタルバンドがやってきた王道中の王道です。すげえ的外れなシンクロした曲を挙げさせてもらうと、SteelheartのShe’sGone、近年だと肺がんと闘いながら創作とライブ活動を続けるPretty Maidsのロニー・アトキンスが生み出したMake It Account。河津桜の後に持ってくるところに自信を感じましたし、文句なしに歌にグッときた。ショウタさんはヴァイオラ伊藤というギタリストをもっともっといい子いい子してあげてほしいと思います。新曲については以上、ニューアルバムは相当期待が持てるといいますか、大メジャー級の音楽になると確信しました!






「雪虫」は返シドメ乱入でJethroTullと化す!ニューアルバムともども、映像化が楽しみな「213744時間の悔恨」!!公式発表を待て!!

この日はカメラを回しており、恐らく映像作品が出るので、興味がある方は絶対に買って、ご自身でチェックしてみたほうがいいと思います。私はメモも取っていないので、曲順はすっかり忘れていますし、余計な言葉は間違った先入観を与えてしまうような気がします。なので、定番の曲は全体的な印象に留めますと、曲がいいから、どんなにインプロが入っても、もともとのイメージが損なわれることがないということでしょう。あとアルバムバージョンが三丁目の夕日のようなセピア色だとすれば、現在は淡いブルーで描いた水彩画のような趣。昭和的な郷愁を喚起しつつ、瑞々しい生命力を感じさせます。「くじらの歌は聴こえない」などは「失われた声を取り戻すために」あたりから、断然、スケールアップというか、壮大さを増していると思います。

あと、みんな大好き「雪虫」についてだけ。なんと、返シドメの一噌幸弘さんが参戦です!Twitterにガンガン映像が流れていたので、少々書いてしまってもネタバレにはならないでしょ。曇ヶ原がJethroTullになっちゃいました。イメージとしては「Skating Away On The Thin Ice Of The New Day」からの「Cold Wind To Valhalla」といった感じ。「Sea Lion」も入っていたような。粉雪が舞う物悲しい情景が目に浮かぶフルート泣きまくりの劇的チューンに変貌です。このキャスティングは大正解であり、またの参戦を期待しちゃいます。

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最初に話を戻しますと、曇ヶ原の今回のライブは2024年に出会った音楽の中でも最上級。そして、DreamTheaterがImages And Wordsを完成させた時のように、完全に突き抜けてしまったという印象を持ちました。本稿を読んでくださっている方は五十代以降の人がほとんどだと想像しますが「こいつら垢抜けちまった…」とか「ちょっと寂しいけどメジャーに行っちゃうな」と感じた経験があると思います。曲作りからインプロヴィゼーションまで、何をやってもこの4人はセンスが抜群なんですよねえ。次はFushigi Rock Festivalかあ。個人的にはワンマンをたくさんやってほしいと思う次第です。新譜と今回の映像作品、むちゃくちゃ期待してます。本稿はこんなところで。気付きがあったら加筆しておきます。では、ごきげんよう、ばいちゃです。

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