カウンターの真ん中上には、宮本信也氏のサインがどーん!システマからM-1王者まで芸人だらけ!五反田無料案内所の近所に予約しても入れない大阪餃子の名店があった!その名もスナックみたいな屋号の「よしこ」!ゴールデンウイークで賑わう「裏さらば」の事務所から徒歩3分だぞ!【さらば青春の光 五反田 グルメ】

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おっさんの飯
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五反田の街並みに異変あり?「峠の釜めし」や老舗担々麺の復活はうれしいのだが、小奇麗な店ばかり増えてオッサンの居場所が減っている…

 

先日、五反田西口をぶらついてきましたが、どうやら街並みが激変したようです。大型商業施設・TOCビルが建て替えを行う予定であるほか、ゆうぽうとの跡地に「五反田JPビルディング」なるものができており、2024年のゴールデンウィークに合わせてオープンしていました。3階の飲食店街には、惜しまれつつ閉店した担々麺の名店「香家」が12年ぶりに復活するほか、「峠の釜めし」などが入るようです。

感想は「悪い話ではないけど、そういうことは東京駅の地下街あたりでやってくれよ…」でしょうか。このような老舗が誘致されるカラクリは理解しています。しかし、私のような人間は小洒落たビルに入ることもなければ、そもそも上を見上げることもない。大通りから入った路地を練り歩くだけです。それにしても、わずか半年かそこらで店が入れ替わるような物件があるように、五反田は賃料が想像以上に上がっていると想像します。そこへきて、この物価高に水道光熱費の高騰です。雑多でいかがわしい街並みが急速に消えていくようで、一抹の寂しさを感じているのは事実です。






庶民的で猥雑な味わいがあった五反田の街並みを守るため、立ち上がったダークヒーロー!ゲスの極みオジサン、さらば青春の光が大推薦する餃子の名店!コロナ禍を経て、ぶっちぎりの地域ナンバーワン繁盛店になっていた!

さて、裏さらばの話です。どうにもこうにも、私がよく利用する店とかち合って、どこも行列店にしてしまうところは迷惑ですが、大阪出身の彼らのチョイスは、雑多でゲスい五反田を守ろうとする姿勢が感じられるので好感が持てるのだと思います。事務所である「森東」のそばには、かつて色々な風俗店が大量に入っていたマンションがあったり、薄汚いけど美味い飲食店がたくさんあります。これが意図したものなのかは不明ですが、五反田無料案内所の名にふさわしいウィットに富んだ住所で「素敵やん」と思ったりする訳です。

お通しの「えびせん」

この一角にある大阪餃子専門店「よしこ」はオープンしてからもう4年も経ったのだとか。元WBC日本代表のキャプテンの宮本信也氏のサインも飾ってあるこの名店は芸人さんがとにかく多いです。少なくとも、私がよく利用していた頃はケンコバ氏を慕う自称・五反田芸人さんや、M-1チャンピオンを見掛けました。客層は大衆食堂「そのだ」と被っているように思います。

ただ、コロナ禍に餃子の持ち帰りをやっていたり、裏さらばだけでなく、テレビにも取り上げられたりして、今では予約しないと入れないような状況です。先日、私が入ったのは平日の17時。念のため予約を入れて、きっかりに入りましたが、30分後には予約席以外は満卓になって入店を断っているようでした。

ここのルールは座った時点で、お通しの「えびせん」と「焼き餃子」一皿が各一人マストなこと。国産野菜100%使用の餃子は小ぶりでアッサリ系。食べた感じがあまりに軽いので、ペロリといけちゃいます。女性客の比率が多いのも納得の味といえば、伝わるでしょうか。重い食べ物に疲れたオッサンの胃袋に優しく、ヘルシーに美味しく食べられます。

従って、私のようにかなり酒を飲む人間が怖いのは勘定です。量を飲む人やグループはボトルを入れてしまったほうがいいかもしれません。気付いた時に、餃子だけでも信じられない枚数を食べていますので、財布には多めにおカネを入れていきましょう。ちなみに、先日の私は「焼き餃子」だけで3枚も食べていました。一枚380円(税抜)です。

ところで、みなさんは餃子屋というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。私は大学時代、関西で過ごしたこともあって「王将」のイメージが強く、餃子で腹いっぱい食べることはもちろん、安く、しこたま飲むということを若い頃から叩き込まれました。そのため、どうしても飲んでしまう訳です。ただし、こういう時世なので、ビールなんていう偉そうなものは飲みません。ひたすら酎ハイのプレーンです。

そもそも、最近は生ビールというものについて疑っていて「それは第3のビール、いわゆる発泡酒と呼ぶものではないのか?」などと思っているため、よしこでもビールには目もくれず、酎ハイですが、この酎ハイこそがビール以上に餃子に合うと個人的には考えています(よしこはアサヒのスーパードライ)。






古来、品川区民は酢コショウで餃子を食ってきた!これに相通じる食い方を「よしこ」は提供してくれるのだ!

あと、東京都品川区には、何故か大井町あたりを中心に、酢とこしょうだけで餃子を食べるという文化があります。私も先輩から教わったので、ルーツは不明ですが、これが美味い店の餃子を堪能するベスト調味料だという伝統文化みたいなもんらしいです。そして、ラー油に凝っている店では、この酢こしょうに適量入れて食べる訳です。こう考えると「タレの説明やで~」をご覧になっていただけばわかる通り、大阪文化の真髄であるよしこが大繁盛している理由のひとつに、品川区民の食文化と相性があったのだと思います。実際、大井町からすぐそばの青物横丁店も無事に1周年を迎えたのだとか。私がこの店を見付けた当初、熱心に通った理由もこのへんにあるわけです。

ちなみに、私はよしこでは、こんな感じで食べます。ラー油は多めに入れる感じでしょうか。それでも、本来の味がはっきりわかりますし、ここの調味料はかなり好きです。ケチ臭い話になりますが、このタレを舐めておけばチューハイ1杯は楽に飲めてしまいます。また、次に紹介するメニューとの関連で、この「酢コショウラー油」は抜群の仕事をしてくれるのです。もちろん、餃子のタレ、味噌ダレも美味いので、ご自身に合う味を何度か通って見付けて、カスタマイズするのがよいと思いますよ。品川区の大井町や五反田に育ててもらった私は、これが一番好きで、よしこの料理を食べる上で、不可欠な調味料だというだけの話です。






五反田にきたらホルモン食っとけ!ミノ天は森田氏が褒めているように鉄板の美味さ!辛いのが好きな人は半殺しキムチは味変にもなるのでマストだぞ!

次に絶対に頼んでおきたいのが、森田氏が食べる前から褒めていた、こちらのミノ天です。牛ミノを期待される方は申し訳ないのですが、豚ミノというメニューは関西ではポピュラーですし、品川界隈の焼きとん屋などでは当たり前のようにあります。前回ご紹介した本格焼き鳥 富士屋のミノチャンジャも豚ミノとなります。鶏皮ポン酢を頼むなら、私は断然こちら。さらば青春の光も「ミノ天あるやん」と言っていたように、この味を知っている人は迷わず行くはずです。酒飲みならずとも、乾き物感覚でいけるこのメニューは、一度食べればとにかくハマってしまうと思います。

そして、ここで登場するのが、先ほどの酢コショウラー油な訳です。最初はそのまま食べ、次に添えられている七味で食べます。最後の方で少し飽きたかな?と思ったら、この魔法の調味料で味変をする訳です。なお、この味変は、よだれ鶏など、ほかのメニューにも使えますので、ぜひ試してください。

また、半殺しキムチという最近では伏字にするべきメニューもあります。これはキムチというより酒のアテであり、味変メニューです。餃子にも合いますし、ミノ天にも合います。辛いのがお好きな方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。なお、ひと口目がさほど来ないからといって、舐めないでください。あとあと効いてくることをお断りしておきます。






変わり餃子ではパクチリ餃子がオススメ!あと、食べ物が美味いと、どうしても酒が進んでしまうので、シャリキンの中身を足しながら計画的に飲みましょう!

さて、餃子は「焼き」のほかに「揚げ」「みぞれ」など、何種類かありますが、パクチーが好きな私は「パクチリ餃子」はマストです。いわゆる生春巻きのタレがかかっていて、これは美味いです。写真だと「チリ」が見えませんが、このまま美味しく食べられます。もちろん、味変の調味料や半殺しキムチとの相性も抜群です。ただ、何度か通った経験からすると、多くの人は「揚げ」を頼んでいることが多いようです。私は揚げ餃子そのものをあまり好きでないので、頼んだことはないですが、この店の品ならいずれ頼んでみようかと思っています。先日も隣にいた客が連発していましたし、これは次回への宿題とさせてください。

シャリキンです

ところで、気前よく食べていると、かなり飲んでしまう訳ですが、この日は気付いたら、たいへんなことになっていました。ボトルを入れるタイミングではないですし、とっさに機転をきかせて、キンミヤのシャリキン(焼酎のいわゆる中身200円)をチューハイに足して飲んでいました。冷たい飲みものが美味しい季節ですし、焼酎を凍らせた魔法のリキッドは最高です。ちなみにシャリキンというとホッピーですが、よしこのように、東京でもレモンサワーに焼酎を足して飲む店をたまに見掛けます。よしこのシャリキンはキメが細かくて舌触りが滑らか。どんな方法で作ってるんだろ?溶けづらいので、じっくり飲める点を強調しておきます。






予約制ではないものの、予約なしでは入れないのが現状!週末などは絶対に電話を入れておくことをオススメします!

さて、楽しみにしていた「よだれ鶏」を食いながら、店長さんと喋る機会があったので、少し話を聞いてみました。

「ここ、予約制でしたっけ?コロナ前、何度か続けてきた時、そんなことなかったですよね。というか、そんなに先まで予約で埋まっているんですか?」

「予約制という訳ではないんですが、念のため電話一本もらったほうが無難ですね。カウンター以外はこんな感じ(全席予約の札あり)ですし、みなさん、かなり飲まれるので、なかなか空かないから、並んで待ってもらう訳にもいかないので、断っちゃってます」

近辺の店の閉店が軒並み早まる中、よしこ五反田本店は0時までやっている点も人気の秘密!青物横丁店のほうでも話を聞いてきましたが、かなり混んでいて、なかなか入れないとのことです。ちなみに、よしこは昨今、東京でも大人気の大阪ホルモン「ふたご」の系列です。ゴールデンウイークはかなり予約が取りづらいことが予想されます。ご予定の方は、カウンターでもなんでもよいので、空いていたらすぐ確保!なるべくお早めに電話を入れておくことをオススメします!

※電話番号は一番最初の写真に記されています。







追記

Twitterのインプレッションがお店だけという酷さ…検索から来てくださったさらば青春の光のファンの皆様、五反田界隈の情報を探してらっしゃる皆様、ありがとうございます。



 

 

 

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