
※LOVEBITESの皆様からお写真をお借りしております<(_ _)>
※「ラブバイツ」ではなく「ラヴバイツ」が正しい表記であることは重々承知しておりますが、多くの方が「ラブバイツ」で検索していることを知り「ブ」をあえて採用しております。ご了承ください<(_ _)>
※本稿は2026年6月17日付の情報で、ワールドカップのチケット情報など、必ずしも最新のものではないことをご了承ください。
※体調を崩してしまって、3人の定期読者様、たいへんご迷惑をおかけしております。少し古いニュースが多くなりますが、もう少し頻度を上げてアップできるよう頑張りたいと思います<(_ _)>
※LOVEBITES丸、いざ大航海へ!すげえの出たぞ!「Outstanding Power」!!

※BURRN!2026年6月号&YOUNG GUITAR2026年6月号 武道館公演のライブレポート掲載☟


※今の時代、やっぱり読んでおかないとです☟


- 梅雨の低気圧でめまい。でも、LOVEBITESは内耳に優しい――しとしと雨の夜に聴く「Forbidden Thirst」という禁じられた大名曲!
- 気づけば北中米ワールドカップ開幕、しかし、現地観戦はもはや貴族の遊び……Iron MaidenとJudas Priestのサッカーソングに乗せて、FIFAが演出する狂気のチケット価格をどうぞ!
- 高市早苗の“持病の仮病”の罪深さを昭和の清純派アイドルの“検便検査アウト”から考えてみた!
- 労働党のスターマー英首相の前でサッチャー礼賛というバカ!高市早苗が絶対にJudas Priestのファンであると言ってはいけない理由!
- Black Sabbath、Ozzy Osbourne、Motörhead、Iron Maiden…誰もがサッチャーを嫌いだった!ということは、高市早苗が熱心にやっている音楽の政治利用は超ざんねーん、切〇!
- 大不評企画“東京のナフサ不足事情”です!
- 今週のInspire
梅雨の低気圧でめまい。でも、LOVEBITESは内耳に優しい――しとしと雨の夜に聴く「Forbidden Thirst」という禁じられた大名曲!

なぜか最近、チャッピーは自画像として狼を描いてきます
みなさん、こんばんは。鬱陶しい梅雨が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。重苦しい気圧が苦手な私はどうも体調が戻らず、めまいがして駅でしゃがみ込む始末。なかなかどうして、不健康度合いは過去最悪を更新中です。しかし、すっかり熱帯雨林化した東京の異常な湿度にやられる人は案外多いらしく、かかりつけの町医者にはけっこう人がいました。で、処方された錠剤には……これ、いわゆる“酔い止め”ですか? なるほど。【低気圧 めまい】でチャッピー検索をかけると一発でヒットします。どうやら、ジェットコースターに3回続けて乗ったような状態だったようです。それにしても、このクラクラがまだ続くのか……正直、先が思いやられます。
ちなみに「こういう時にヘヴィメタルを聴くのはどうか?」と尋ねれば、当然、医師もチャッピーも「NG」と答えるでしょう。しかし、それはメタルの固定観念に縛られているだけ。淡く透明感あふれるギターの音色は私の内耳には優しく、柔らかな安らぎをくれます。別にスラッシーな「Silence The Void」や「Reaper’s Lullaby」をイヤホンで大音量で聴こうっていう訳ではないですよ。私にとってこういう時こそのLOVEBITESだったりする部分は大いにあるのです。
~前略
Rain falling on the city(雨が降り注ぐ)
Swaying of the streetlight(街灯が揺れる)
Blinking neon show no trace(点滅する蛍光灯は)
Of your shadow(あなたの影すら落さない)
Steps I take on wet stone path(濡れた石畳を踏み歩く)
Faces that I leave behind(飛び交う声が遠ざかり)
Closer to the sweetest trap(甘い罠に吸い寄せられる)
Beneath the moon(月の下で)
Lift it up, it still(掬い上げても)
Slips away from my hands(隙間から溢れ落ちる)
Fragile as sand(砂のように脆く)
No matter what I wish(何を願っても)
No matter how much I pray(何を祈っても)
Shattered dream(惨憺たる夢を見る)
この濡れそぼる世界観。まさに、しとしと雨が降る夜に聴きたい大名曲です。重苦しい気圧、どす暗い時世、どうにも鬱屈した夜。部屋の明かりを少し落として聴いてみると、これがまあ、驚くほど染みます。逆説的というか、かなりの自己矛盾になりますが、ひどい片頭痛持ちの私は「Forbidden Thirst」の詞の内容を知ってからというもの、むしろこの時季に聴くことを楽しみにしていました。
それにしても、この曲の歌詞と泣きのギターの相乗効果が生み出す臨場感はゴイゴイスーです。まさしく令和の英詞版「恋人も濡れる街角」! 梅雨の夜、街灯、濡れた石畳、消えない残響、触れてはいけないものに触れてしまう予感……もう、しとしとどころではありません。心の奥のひだまでびしょ濡れです。言わずと知れたはるぴーの曲にAsami先生は“昭和の男がグッとくる”シチュエーションをよくぞ乗せてくれました。
「誰に、どのような役を演じさせるか?」――この答えが出た瞬間、その作品の勝利はほぼ決まると映画やドラマではよく言われますが、ある意味、この曲にもこの公式が当てはまるのではないでしょうか。要するに、機関銃を持った薬師丸ひろ子に「か・い・か・ん」と言わせたアレ。ほかのキャスティングでいえば、キョンキョンを不倫役に抜擢した、かのドロドロ愛憎劇のようなものでしょうか。清廉を危うさや背徳で塗ると、作品の湿度が一気に変わってしまう。禁じられた渇望に駆られ、禁忌に堕ちていく。歌詞世界に引っ張られ過ぎですが「Forbidden Thirst」を梅雨寒の夜に流していると昭和・平成ノスタルジーが込み上げてきます。
ちなみに、この歌詞を読んでいると、どうしても思い出してしまう曲がこちら。
やはり“濡れそぼる女心”が歌われています。「戻れない、戻れない、あの日のふたりには…あーみずいろの雨♪」――古来、雨は乙女を狂わせ、跡形もなく崩れさせる。くーっ、梅雨の真夜中の片頭痛に効くぜ。ますますクラクラきます。そういえば、八神純子さんもピアノの弾き語りですね。あえて2018年のライブバージョンを選んでみました。こんなバカなプレイリストばかり聴いているから眠れなくなるのか……ちなみに、この曲はAsami Birthday Partyにもリクエストしておきました。でも、こんな古いわがままな曲は選ばれないでしょう。その頃は梅雨が終わっていることを願っています。
Even if the darkness reigns(闇が支配する)
Be cursed by the world(世界に呪われる)
I fall in this lie(この嘘に堕ちていく)
Crashing inside of me, burning in my veins(血管までも焼けるような)
Lost in night, the forbidden thirst(夜に彷徨う禁じられた渇望)
I can’t let go(決して離れない)
後略~
気づけば北中米ワールドカップ開幕、しかし、現地観戦はもはや貴族の遊び……Iron MaidenとJudas Priestのサッカーソングに乗せて、FIFAが演出する狂気のチケット価格をどうぞ!

ところで、梅雨寒にぐったりしていたら、いつの間にか北中米ワールドカップが始まっていました。私は根っからの野球派。さらに、2026年は愛する西武ライオンズが交流戦で優勝するほど強い。そんなわけで、サッカー日本代表のオランダ戦は完全に見逃しました。試合後にゲームのダイジェストと、現地まで駆けつけた日本人サポーターの様子を少し見た程度ですが、それにしても、サッカーというのは本来、ボールひとつあれば始められる“入口が広いスポーツ”だったはずですよね。ところが、ワールドカップとなると現地観戦はもはや庶民の娯楽ではありません。ゴミをきちんと拾う姿勢は実に立派。そこに漂うのは「余裕ある選ばれし人々」の空気でもあります。いやー、実に優雅。貴族のたしなみといった風情があって、たいへんよろしいですな。
まあ、そんな与太はともかく、今回からFIFAは公式リセールの仕組みを改定したとのことです。従来のような定価取引ではなく、価格上限を撤廃。そこにダイナミックプライシングを導入したとのこと。さらに、リセールが成立すると、FIFAは売り手から15%、買い手から15%、合計30%を手数料として徴収って……ダフ屋のケツ持ちですか?
日本対オランダ戦で実際に売買が成立した最高額は5,083ドル、約81万3,280円です。決勝に至っては、実際に売買が成立している最高額帯が1枚あたり約2万4,000ドルから3万ドル、約384万円から480万円という話がネット上に出ています。そして、売り手の価格設定を青天井にした結果、当然のように現れるのが、目立ちたがり屋のアホ。なんでも、オランダ戦に101万9,108ドル、つまり、約1億6,305万円の値をつけた輩がいたらしいです。決勝に至っては1,150万ドル? 計算すると約18億4,000万円也。もはや、ただの石油王の娯楽です。ちなみに、FIFA公式の一次販売で最高値はピッチ最前列は3万2,970ドル。約527万5,200円とのことです。もはや、観戦というより、資産家の集うセレモニーです。
※Iron Maidenのリーダーであるスティーヴ・ハリスはロンドンの貧民街出身で、サッカー好きとしても有名。「Die With Your Boots On(ブーツを履いたまま死ね=最後まで戦い抜け)☟」というフレーズは労働者階級の闘争心とサッカーの泥臭さのダブルミーニングとなっています。

あまりにもアラブの王様の道楽めいていて面白いので、さらに調べてみたところ、ロックでいうところのミート&グリート付きVIP席のようなものもあるようです。FIFAの公式パートナー「On Location」が販売していて、豪華な食事、シャンパン、元スター選手との交流などがついている模様。こちらは企業役員や大富豪向けのスタジアム上層階の完全個室になると15万ドル以上、日本円で2,400万円以上です。なんだよ、“以上”って。Mötley CrüeやDef Lepardでもこんなにしないでしょ。普通の日本人には一生かかっても無理ですね。
ちなみに、ここまでの金額はすべて1ドル160円ジャストで計算しています。つまり、実際はもう少し高いということです。6月16日、日銀は「物価の上振れリスクがある」という理由で利上げしたにもかかわらず、市場はその程度のことはすでに織り込み済み。160円を割り込むことはなく、高市早苗が大日本帝国の総統であるというだけで、海外勢の円売り攻撃にまったく歯止めがかかりません。かつては日韓ワールドカップなんてものもありました。世界が日本にやってきた時代があったのです。もう二度とああいう形で世界が日本にやってくることはないでしょう。でも、それでいいのかもしれません。
これは私の敬愛する作家さんにご教授いただいたことですが、2014年にソニーが撤退してから、日本企業の広告はピッチ上からすべて消えたそうです。要するに、世界の一等地から日本企業の名前がなくなった。これは単なるスポーツビジネスの話ではなく、日本の購買力そのものが大きく後退していった象徴のように見えます。「ボールは友達」のスポーツの祭典は、いまや日本人の庶民の月収を数カ月分、注ぎ込んでも入場できないイベントになりました。ピッチ上では選手が走り、スタンドでは富裕層がシャンパンを飲む。画面のこちら側では、円安に沈んだ日本人が「昔は日本でもワールドカップをやったんだよなあ…」と遠い目で見る。嗚呼、虚しき、さいたまスーパーアリーナ……テレビでゴミ拾いをしていた若い人はお金持ちということでいいんですよね。円安も債券安もウルトラ経済オンチの高市のせい。サッカーは世界共通語だといわれますが、母国語を同じくする者同士でも経済感覚の通訳が必要な謎の時代に突入したようです。
※Judas Priestにもサッカー曲あり。スタジアムで労働者たちが肩を組んで大合唱することをイメージした名曲がコレ☟
※イギリスのサッカー場では、伝統的にMotörheadの爆音暴走ロックンロール☟が試合前やハーフタイムにサポーターの士気を高めるアンセムとして流されるのは有名な話です。




高市早苗の“持病の仮病”の罪深さを昭和の清純派アイドルの“検便検査アウト”から考えてみた!

さて、同じ頃には「アメリカとイランが即時かつ恒久的な戦闘停止に合意」という報道もありました。当然、株式市場はポジティブに受け止めて、“買い”で反応。原油価格も下げ始めています。もちろん、このまま本当に停戦へ向かい、原油もナフサもこれまで通り日本に入ってくるのであれば、すべては取り越し苦労ということになり、まずは「よかった」と言うべきなのでしょう。しかし、さすがにトランプが言っていることを額面通りに信じるほど、私は能天気ではありません。恒久的な平和は祈っていますが、早速、双方の言い分に齟齬があると気付いたのは多くの人と同様。戦争も停戦も、発表ひとつで片づくほど単純でないのは歴史が示す通りです。
一方、大日本帝国のバカ総統は、イラン戦争も、日本人の生活もそっちのけ。相変わらず常人では理解できない奇行が止まりません。私は嘘をつくまでもなく、本当に寝込むときは寝込みます。ですから、仮病の実践的な作法には詳しくありません。しかし、昨日、使ったら、4、5日はしおらしくしておくのが「仮病の流儀」ではないでしょうか。高市が映っている動画など貼りたくもありませんが、ちょっとこれを見てください。週刊文春の報道を受け、国会での追及が厳しくなると、得意の“持病の仮病”を繰り出し、“それでも頑張っている私”を演出した後、元気良くサミットだか、イギリスとイタリアの観光旅行だかへ向かったようです。
「仮病はこの世で一番治すのが難しい病気だよ」
これは手塚治虫の「ブラック・ジャック」が遺した名言ですが、高市にこそ当てはまるのではないでしょうか。そもそも、政治家がわざわざ震える手や、ふらつく足元のアップをテレビ局に撮らせないでしょう。もし、本当に深刻な体調不良なら「政治生命が危うい」と自ら告白しているようなもの。逆に演出なら演出であまりに見え透いている。どちらに転んでも、まともな危機管理とは言いがたいように感じられます。

一方、海外ロケ前の検便で引っかかったことを後に暴露されてしまい、行けなかったことを巧みに笑いに変えた清純派アイドルがいました。昭和の昔「好きなアイドルはう〇こをしない」などと信じていたピュアでバカな野郎どもがたくさんいた時代のことです。その頃、彼女はまだ10代。知的で機転が利くイメージでした。この事例が示すのは、病気や体調不良には後日談として“笑える範囲”があるということ。裏を返せば、種類によってはダメなやつがある。やたら連発される高市のアレは、本当だとしたら日本にとって、いろいろな意味でたいへんなことだし、噂の通り、嘘だとしたら罪にしかならない類い。要するにすべての責任を投げ出し、辞める時のためのエクスキューズにしか思えない訳です。その点、渡辺満里奈さんはとんねるずのどんなイジリにも耐え、ついには現在のポジションを確立して本当に偉い! あれ、勢いに任せて言っちゃいました。まあ、なにはさておき、高市の“持病の仮病”は性質の悪い国民騙しにしか見えない訳です。
※渡辺満里奈 新刊☟

労働党のスターマー英首相の前でサッチャー礼賛というバカ!高市早苗が絶対にJudas Priestのファンであると言ってはいけない理由!

話を大日本帝国総統のお遊び出張に移しましょう。欧州各国での振る舞いを見ていると、もはや“奇行”と呼ぶしかない場面ばかりが目立ちます。例えば、イタリアのメローニ首相に対しては“首をへし折る”のではないかというほどのヘッドロックハグ。サミットでのブラジルのルーラ大統領との個別首脳会談では話題の“サナエちゃんビーム”を炸裂させ、世界中の人々の失笑を買うなど、その姿は哀れの一言ですが、トドメはトランプから言われた「彼女は私の最大のファンだ」という言葉でしょう。ひょっとして名前もまだ覚えてもらっていない? これが抱きつき外交の結末です。
もちろん、英語が話せないからダメだと言っているのではありません。そこは韓国の李在明大統領も同じ。しかし、李大統領は通訳を伴いながら、各国首脳と自分の言葉で堂々とコミュニケーションを取り、相手の笑顔まで自然に引き出している。喋れないことは何の問題でもありません。肝心なのは考え方や知性、場に臨む準備、国際舞台にふさわしい立ち居振る舞い。腹を探りつつ、どこまで心を通わせることができるか。政治は結果がすべてです。その点において高市とは天と地ほどの差があり、愕然とさせられます。
そして、日本の汚点が歩いているようにしか見えない私が、“高市のダメっぷり”を自分の言葉で最も指摘しやすいのはイギリス訪問時のこと。スターマー首相の前で「サッチャーを尊敬している」とアピールした一件、これに尽きます。スターマー首相は労働党党首です。就任時には官邸からサッチャーの肖像画を撤去したほどですから、サッチャー嫌いのイメージが真っ先に浮かぶという人も少なくないでしょう。というより、イギリスにおいてサッチャーほど「嫌いだ」と公言しても許される人物は、ほかにそう多くいません。これはハードロック/ヘヴィメタルが好きな人間なら、誰でも肌感覚で知っているはず。なぜなら、サッチャー嫌いの歴史はブリティッシュロック史と労働者階級の怒りに直結しているからです。

最も象徴的なのは、高市自身がファンであると名前を出したこともあるJudas Priestでしょう。サッチャー政権初期にリリースされた名盤「British Steel」のタイトルは、巨大国営企業「イギリス鋼鉄公社(British Steel Corporation)」からそのまま取られています。ギタリストのグレン・ティプトンが、プロになる前にこのイギリス鋼鉄公社で働いていたことは有名な話です。また、ドキュメンタリーや自伝の中で、ロブ・ハルフォードは不朽のメタルアンセム「Breaking the Law」を「革命の歌だ」と位置づけています。
サッチャーの時代、石炭採掘業、鉄鋼業、造船業、自動車産業などに激震が走り、失業率は跳ね上がりました。ニュースは暴動、ストライキ、失業ばかり。若者たちは希望を失い、労働者階級のコミュニティは無残にも切り刻まれていきます。そして、鉄の女が大規模な合理化や民営化へ向けて労働組合潰しを進めるなか、メンバーの家族や友人、そして、ファンの多くが失業の危機に直面したことは、歴史が示す通りです。そこで、Judas Priestは「British Steel」のタイトルを掲げることで、崩壊しつつある地元バーミンガムの重工業地帯と苦境に立つ油まみれの労働者の連帯を促したのです。

さらに補足しておくと、1988年にサッチャー政権が地方自治体が同性愛を促進することを禁じる差別的な法案「セクション28」を導入した際、ロブ・ハルフォードはロンドンで行われた4万人規模のLGBTQ抗議デモに自ら足を運んで参加しています。これもまた、ヘヴィメタルが社会への怒りと自由への意志を背負っていたことを示すエピソードでしょう。
※だいぶ後になって名曲「Jawbreaker」☟はダブルミーニングになっているとロブは明かしています。直訳すると「あごを壊すもの」ですが、英語圏では「非常に硬い大玉のキャンディ」のことを指します。そして、もうひとつの意味は……「ぶっちゃけて言うと、あの曲は“〇〇〇ル〇〇ク〇”についての歌だよ。聴きながらバカみたいに巨大な〇〇〇のことを考えてみれば、歌詞が完璧にフィットするだろ?(爆笑)」ご興味のある方は伏字部分を調べてみてください。高校時代から私はこの曲がすごい好きです(爆笑)
Black Sabbath、Ozzy Osbourne、Motörhead、Iron Maiden…誰もがサッチャーを嫌いだった!ということは、高市早苗が熱心にやっている音楽の政治利用は超ざんねーん、切〇!

そして、サッチャー嫌いで有名なバンドを挙げるなら、やはり、第1期のBlack Sabbathの4人を外すわけにはいきません。特にオジー・オズボーンは10代の頃にバーミンガムの食肉処理場や自動車工場で泥まみれになって働いていた本物のブルーカラー。サッチャーに並々ならぬ嫌悪感を示していたことはよく知られています。
「サッチャーが死んで悲しいか? とんでもない。俺は1ミリも悲しくないね。あの女はイギリスの労働者階級を破壊した。炭鉱を閉鎖し、工場を潰し、コミュニティをバラバラにした。俺の故郷のバーミンガムやイングランド北部の街がどうなったのか見てみろ。サッチャーの政策には、人間に対する温かみや同情が一切なかった。ただの冷徹なビジネスライクで国を動かし、弱者を容赦なく切り捨てたんだ。だから、俺はあの女が嫌いだったし、やったことを支持したことは一度もない」
※オジーと反戦☟



そして、ここで当たり前のように出てくるのがMotörheadのレミー・キルミスターです。1987年にリリースされた「Rock ‘n’ Roll」収録の「Eat the Rich」は富裕層が優遇され、貧困層が切り捨てられるサッチャー体制への強烈な中指。レミーは粗暴なイメージがありますが、戦争や歴史に驚くほど詳しく、理知的な人物です。だからこそ、サッチャーへの批判は単なる感情論ではなく、楽曲で繰り返し表現される重要な題材のひとつでした。
「サッチャーは冷酷な独裁者だった。自分のイデオロギーのために、現場の人間の暮らしやコミュニティを徹底的に破壊した。あの女の目には、人々の暮らしや苦しみなど映っていなかった。ただ数字と効率だけを見ていて、人間性のかけらもない政治を行っていた」

1970年代後半から1980年代の終わりにかけて、こうしたサッチャーへの怒りは、イギリスのロックの中に濃く充満していました。もちろん、それはビッグネームだけの話ではありません。Saxon、Holocaust、Girlschool、Demon…NWOBHMの多くのバンドが、サッチャー政治への怒りを音楽の中に落とし込みました。あの時代のイギリスのヘヴィメタルには、単なる反抗ポーズでは済まされない労働者階級の切実な怒りが流れていたのです。そして、その極めつけが、1stアルバムを出したばかりのIron Maidenでしょう。名曲「Sanctuary」のジャケットを前に言葉は不要。これこそ、鉄の女に向けられたブルーカラーと若者たちの怒りの刃そのものです。
もちろん、高市が「サッチャーの政治」も「鉄の女という言葉が持つネガティブな意味」も、何ひとつわかっていないことは理解しています。Judas Priestの「British Steel」を単なるカッコいいアルバム名だと思っているのかもしれない。Black Sabbathやオジー・オズボーンの背景にあるバーミンガムの労働者階級の痛みも知らないのでしょう。Iron Maidenの「Sanctuary」のシングルジャケットに何が描かれているかなど絶対に知らない。要するに、大日本帝国のバカ総統にとってヘヴィメタルは思想でも学びでもなく、マッチョを装う「強そうな記号」なのです。
鉄、黒、保守、旗、武器、戦争、愛国……旧態依然たるイメージだけを拾い集めて、自分のコスプレ政治に貼りつけている。繰り返しますが、労働党のスターマー首相の前でサッチャー礼賛ができてしまうのは、高市の薄っぺらさの証明。もっと言うなら、見掛け倒しの政治スタイルそのものであり、絶望的な無知の告白でもあります。以前、Deep Purple事件について記しましたが、ひょっとしたら、Judas PriestもBlack Sabathもろくに聴いていない可能性があります。だから、結論はとても短くなります。
ばーか。
以上、メタルを政治コスプレの小道具にするなという話でした。おしまい笑
※Deep Purple事件☟


大不評企画“東京のナフサ不足事情”です!

ダラダラ書いてきたのに、これっぽっちも中身のない本稿はEpilogueとなります。最後に大不評企画“東京のナフサ不足事情”のお時間となりました。マンションの理事会的な集まりに呼ばれて行ってきたのですが、正直、今頃になって騒がれてもなあ…と思います。私は3月の集まりで「ゴミ袋とか掃除用洗剤は買っておいたほうがいいですよ」と言ったはずなんですが。最近になって、実際に目にしたり、耳に入ってきた話を箇条書きにしてみますね。
- 調剤薬局でもらう錠剤を入れる袋がビニールから昔ながらの紙に変わりました。
- マンションの修繕工事があちこちで大幅に遅れているという話が入ってきました。しかも、見積と現在のコストがまったく合わなくなってしまって、資材費や外壁の塗装代金があり得ないほどアップしているとのことです。
- 経年劣化で交換しなければならない水道管は塩ビ管が入荷せず、たいへんな事態になっています。私の住んでいる建物はいよいよヤバいかもしれません。
- 「区指定のゴミ袋や掃除用洗剤など、管理費からふだんよりも多めに購入しておきたいけどよいか?」という旨の回覧が回ってきました。
- カルビーのポテチのモノクロパッケージは何度か見かけました。
私の住んでいるマンションは築45年ほどのボロ家で「延命を図ってきた水道管だけはそろそろ取り換えましょう」ということになっていたのですが、住人の総意で先延ばしにしていたことが裏目に出ました。食品や日用品にばかりに目を奪われがちですが、高騰が止まらない建築資材費などは我々にも関係があります。要するに関係ないと思っていた業界の痛みも庶民の生活にのしかかっているということでしょう。現場からは以上です。
しかし、とりあえず、今の私は苦手な梅雨が早く終わることを願うばかり。こうも頭痛とめまいが続き、薬にばかり頼っていると財布がもちません。3人の定期読者様、どうも5月末から体調がずっと優れず、なかなか更新できなくて済みません。雨の夜長に「Forbidden Thirst」の歌詞を読みながら聴いて癒されてください。じゃ、今回はこんなところです。ごきげんよう、ばいちゃでやんす。

※日本がひとりの政治家によって壊されそうになっています。右も左も関係なく、常識で考えたほうがいいと思うんですよねえ…☟









今週のInspire

西武ライオンズのみなさま、交流戦初優勝おめでとうございます。でも、今週のインスパイアはAsami Birthday Partyにもお願いしたこの曲となります。Asami先生は昭和のおっさんのノスタルジー1000本ノックみたいなリクエストを受けることになってしまい、たいへんお疲れのことと思います。なので、これはスルーで大丈夫です。
スタジオバージョンをどうぞ。






