※LOVEBITESの皆様からお写真をお借りしております<(_ _)>
※「ラブバイツ」ではなく「ラヴバイツ」が正しい表記であることは重々承知しておりますが、多くの方が「ラブバイツ」で検索していることを知り「ブ」をあえて採用しております。ご了承ください<(_ _)>
※LOVEBITES丸、いざ大航海へ!すげえの出たぞ!「Outstanding Power」!!
※BURRN!2026年6月号 武道館公演のライブレポート掲載☟
- トレー、フィルム、インクまで石油由来という現実…中身はあるのに包めない? ぎょうざの満洲に起きたパッケージショック!
- Deep PurpleのCDを買い直そうと思うだけでも見えてくるナフサ不足の痛み!CDケース、ブックレット、紙ジャケ……音楽パッケージは生き残れるのか?
- そもそもCDは物理メディアとして生き残ることができるのか?……音楽パッケージはどこへ行く?
- LOVEBITESのCDやBlu-rayにも迫る危機……それでも、音楽ファンにはライブ会場でしか味わえない原初的な喜びがある!
- 「Reaper’s Lullaby」のミュージックビデオについて。こういうテーマを遠い昔とのシンクロで語らせたら、私は止まらなくなってしまうのです笑
トレー、フィルム、インクまで石油由来という現実…中身はあるのに包めない? ぎょうざの満洲に起きたパッケージショック!

みなさん、こんばんは。気付いたらゴールデンウイークが終わっていましたが、いかがお過ごしでしょうか。庶民代表の私は何ら変わらず、安定の低空飛行。でも、こういう時代になってしまって、景気のいい人っているんですかね? 前回の日記から1週間ちょっとですか。久しぶりに商店街を端から端までのんびり歩いてみたところ……シャッターが閉まったままの店舗の多さに驚いたり、昼から飲ませる酒場の微妙な値上げに気付いたり。新しくできるのは、コンビニかリサイクルショップがほとんどです。最近はチェーンの中華屋も出店を控え始めている様子。それにしても、わが街はつくづくつまらなくなったなあ……と図らずも凹んでしまいました。

ちなみに、私は埼玉県で育ったので、最近、こんなニュースが気になって仕方ありません。「ぎょうざの満洲」(本社・埼玉県川越市)はどの店舗も元気に営業しているようですが、なんと「冷凍生ぎょうざ12個入り」がトレーが作れないため販売休止になっているようです。中身があっても、包むものがない――もう既に「パッケージショック」なる言葉が既に流行しているようです。そこで、AIに「読者のみなさまに、この現象をわかりやすく説明して差し上げろ」とオーダーを出しましたら、こんなものを作ってきました。

冗談のような話ですが、トレーや外装フィルムの素材はもちろん、原材料などを記した文字のインクまで、話題の“ナフサ”由来です。ちなみに「20個入り」と「業務用」はまだ大丈夫とのこと。理由は簡単。次のように説明できます。

そのこころは単純にトレー要らずで、業務用に至っては無地のビニールに包装されているからです。
ただし、別の企業を例に挙げますと「敷島製パン(Pasco)」が値上げを発表したように、もう既にビニール袋も安泰ではない模様。「フワッと」が命のパンに限らず、包装が命という商品はたくさんあります。こんなふうに、ナフサのない世界はどうなるのか、その一端を具体的な形で目にする機会が一気に増え始めました。そして「トンネルを抜けるとそこは……」ではないですが、見える景色が一変する日はアッと言う間に訪れるような気がしています。しかも、暗黒に。実際「6月出荷分から」としている企業が多いように、発表のタイミングを計っていたと考えないほうが無理がある。これからこの手の話が続々と出てくるのではないでしょうか。足元まで火の手が回るスピードは想像以上に速いという印象を持っています。
※美味しいですよ☟
Deep PurpleのCDを買い直そうと思うだけでも見えてくるナフサ不足の痛み!CDケース、ブックレット、紙ジャケ……音楽パッケージは生き残れるのか?

AIの模写です
さて、食品や日用品の備蓄でだいぶ散財してしまったので、私はサブスク三昧のゴールデンウイークでした。映画も、ドラマも、音楽もひたすらサブスク。ただ、ネットフリックスの「地獄に堕ちるわよ」をはじめ、新作はことごとくハズレ。なかなかの時間を無駄にしてしまいました。それにしても、アレは酷かった。こんな感じだったので、未知なる感動はあきらめ、何度か観た映画やむかし熱心だったアーティストで口直しをする始末。気付いたら、ハードロック/ヘヴィメタルを覚えた当時が懐かしくなって、いま大きな話題となっている(?)Deep Purpleを流していました。まったく憲政史上最悪の首相は偉大なる御大たちに何をしてくれたんだか…。
戦争バカのロックの政治利用についてはさておき、私は80年代に再結成された後の「Perfect Strangers」と「House Of Blue Light」の2枚については全面的に肯定します。賛否両論あるでしょうが、あくまでリッチー・ブラックモアが好きであり、もっと言うならRainbowこそが大好き。よって、この2枚を「イアン・ギランが歌っているRainbowじゃないの?」という意地悪な声はどうでもよろしい。むしろ、その揶揄する部分こそが大きな魅力であり、一粒で二度おいしい名盤を否定する理由など、どこにもない訳です。
それにしても、いやー、懐かしいですなあ。完全に高校時代に戻ってしまい、久しぶりに「CDでも聴いてみよう」とラックを探してみたほどです。ところが……遠いむかし熱心だった人「あるある」ですね。特に愛聴していた「Perfect Strangers」はCDとアナログの両方で確実に持っていたはずなのに、いくら探しても見つからない訳です。そこで「仕方ないなあ…中古で500円くらい?」なんて思って、Amazonでお値段を確認したところ、国内盤の新品が1737円ですか? これ、私にとってかなり微妙なラインです。1990年代後半に中古盤屋で300円で買えたことを知っていますし、輸入盤の新品800円というのも見たことがあります。サブスク全盛時代、しかも、この未曽有の不景気に部屋のどこかにあるはずのアルバムを買っていいのか?という話です。
そこで、どうするべきか、ぎょうざの満洲についてやりとりした流れで、AIにこのようなことをボヤいて「いかにもAmazonは高いだろ?」と尋ねたところ、突然、次のような答えを返してきました。
※Deep Purple☟

そもそもCDは物理メディアとして生き残ることができるのか?……音楽パッケージはどこへ行く?

「プラスチックは稀少貴金属か?」と突っ込みたくなる話ですが、これから新しく製造される新品ということなら、あながち的外れとも言えないのではないでしょうか。ぎょうざの満洲がトレーを捨て、袋入りだけを選択したように、音楽業界も「CDを守るためにケースを捨て、販売価格との妥協点を探る」選択を迫られる可能性があります。プラスチックへの依存度を下げつつ、コレクターの所有欲を満たすとなると「紙ジャケット」が想像しやすい落とし所でしょう。ただ、パッケージショックが本格的に波及するとなると、そんな中間段階はふっ飛ばして、CDは“物理的なメディア”としての形態を維持できなくなるのかもしれません。何しろ、存在そのものがナフサ由来のポリカーボネートな訳ですから、製造そのものができなくなる訳です。

AIの模写です
これは出版業界が危機感を示すところ。石油由来のインクや溶剤・コート剤が枯渇することを踏まえますと、豪華なブックレットやジャケットも姿を消すことから始まるような気がします。実際、インクに金色を用いたり、特殊なコート紙を採用するだけでもコストはかさむのです。ですから、高価なコート紙にフルカラー印刷となりますと贅沢品となり、白地に黒文字だけの「文字情報のみのジャケット」になるかもしれません。時は50年近く前のNWOBHM(ニュー・ウエーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)勃興期。インディーズとはいえ、上に貼付した「Last Flight」のように思わず笑ってしまうジャケットが当たり前だった時代があります。つまり、遠い昔とのハイブリッドのようなことが起こり、チープな紙に印刷されたQRコードを購入して、歌詞カードやライナーノーツをウェブ上で閲覧する時代はまんざら否定できないでのかもしれません。

CDが生き残るための方法を問いかけたところ、AIはこのような答えを導き出してきました。しかし、音楽業界が「脱!石油由来素材」を果たし、まったく新しい素材のCDへ移行するには、相当な時間を要することだけは間違いないと思います。いくら技術的に可能だといっても、大量生産のノウハウが現場に浸透していませんし、高い顧客満足度が得られるのかも未知。何より、実現する頃、我々世代は生きているのかどうかさえ怪しい。それなら、イラン戦争の終結を待って、元通りのナフサ由来のCDが回復するのを待つほうが早いのかもしれません。
話をDeep PurpleのCDに戻しますと、今回はグッとこらえてパスしました。一枚だけ買ってしまうと、結局、私のようなタイプは全部揃えたくなってしまいます。ちなみに、すべて処分してしまったアナログ盤ですと、Amazonでは「Perfect Strangers」の良品は9000円以上でした(※5月5日時点)。「所有している世代が死ぬ→遺族が処分して絶対数が減る→稀少価値が高まり、値段が上がる」……このような連想ゲームがCDでも起こるかどうかはわかりません。しかし、私の感覚ですと世界的なベストセラーで過去に300円という安価で中古市場にあふれていた作品が、資産になるとはどうしても思えない。このような意味でもオイルショックが長引かないことを願うばかりです。




LOVEBITESのCDやBlu-rayにも迫る危機……それでも、音楽ファンにはライブ会場でしか味わえない原初的な喜びがある!

AIの模写です
暗い話のついでに、今後の音楽業界についても、少しだけ私見を書いておきたいと思います。この日記でも何度も書いている通り、私はLOVEBITESをきっかけにロックへ戻ってきました。今の音楽生活は、ほとんどLOVEBITES一本足打法です。かつてのように、いろいろなアーティストの新作CDを買い、ブックレットで歌詞を追いながらじっくり聴く。そんな“昔ながら”の楽しみ方は、正直なところ、かなり減りました。しかも、メインのCDプレイヤーを壊してしまってからは、パソコンにスピーカーをつなぎ、サブスクや手持ちの古いCDを流すことがほとんどです。カセットテープの時代とは違い、パソコンを音楽生活のターミナルステーションにして、そのまま聴いたり、携帯端末へ入れたりする作業は、とにかく楽です。そして、楽しい。当たり前ですが、この利便性なしに、もはや今の音楽生活は成立しません。もし昔に戻りたくなった時、私に残された唯一の象徴的な道具は「LOVEBITESアナログプレイヤー」くらいでしょうか。ただ、これも今となっては、ほとんど稀少な高級骨董品のような存在になっています。

AIの模写です
それでも、たいして使っていないそのアナログプレイヤーを大切にしているように、私は欲しいアーティストの関連商品となると、とことん集めたくなるコレクター気質でもあります。だからこそ、LOVEBITESのCDやBlu-rayが今後どうなっていくのかだけは、どうしても気になって仕方がありません。実際、ゴールデンウイークが明けて以降、エンターテインメントに少なからず関わる業界も含め、あらゆる製造業から「企業経営が苦しい」という声が上がり始めています。CDの存在そのものが本格的に脅かされるのは、2027年以降のことではないかと私はみています。しかし、原油問題は燃料の枯渇化より早く、ナフサ不足による実体経済へのリスクとして表面化し始めています。過度な円安によって、外国人アーティストのTシャツの値段が信じられないほど上がっていることには、すでに多くの人が気付いているはずです。しかし、今回は単なる値上げでは済まないかもしれません。原材料がないために、そもそも製造できない。そういう事態まで、ファンとしては覚悟しておく必要があるのではないでしょうか。

AIの模写です
ただ、初めて本気で恋をした日本のバンドが私に教えてくれたことがあります。それは、30回観る映像作品よりも、会場で熱気に包まれるというプリミティブな喜びのほうが、はるかに強く、尊いということです。若い頃、熱心にライブ会場へ足を運んでいた時代もありましたが、当時の私はガキんちょで、その当たり前の醍醐味をまだ理解できていなかったのだと思います。もう年齢的に前の方にこだわるつもりはありません。それでも、物理的にも心理的にもメンバーと近いと感じられる距離でじっくり観たい。その喜びが今の自分にとってはCDを所有する喜びを上回っているのだと気付かされる時があります。
ファンクラブに入り、せっせと優先チケットに申し込んでいる自分を思うと、少し微笑ましくもなります。だからこそ、高市早苗が進めている外交政策に対しては、正直なところ恨みしかありません。せめて、安定した電力、物流、交通を維持するための原油だけは、何としても確保しておいてほしい。音楽業界もまた、オイルショックと無縁ではいられないはずです。この先、どのような影響が及ぶのか、正直なところ想像もつきません。ただ、ひとつだけ確かなことがあります。音楽は単なるデータではありません。もちろん、ライブにはそれなりのステージセットも、音響設備も、照明も必要でしょう。しかし、突き詰めれば、そこにバンドがいて、目の前でプレイしてくれて、オーディエンスが熱狂している。その原初的な手触りこそが、音楽のいちばん大切な部分なのだと思います。私はそれだけで十分に満たされてしまうファン。そして、8月から始まる「Outstanding Tour」を夢想するたびに、そんな当たり前のことを改めて思う訳です。
「Reaper’s Lullaby」のミュージックビデオについて。こういうテーマを遠い昔とのシンクロで語らせたら、私は止まらなくなってしまうのです笑

AIに依頼したのは模写ですが、これは複写?驚くほど高精細です
ぎょうざの満洲から始まった本稿はこのへんでEpilogueです。アップしようと思っていたら、なんと「Reaper’s Lullaby」のミュージックビデオが公開となるうれしいサプライズが飛び出しました。
このミュージックビデオ、NWOBHM好きの私に語らせたら止まらなくなります。例えば……

AIの模写です。ぼかし部分はネットで検索してください
こちらはマジックサークルでお馴染みの「No Fun After Midnight」で有名なAⅡZのジャケットの模写です。ローソクの魔法陣は、中世の魔女術に用いられたなどと、物の本には書いてあったと記憶しています。

AIの模写です。かなり実物とは違います
「See You In Hell」でおなじみのGrimm Reaperの2ndアルバムの模写です。ヴォーカルのスティーヴ・グリメットはLionsheartを率いて来日したこともありますが、2022年に逝去されてしまいました。感染症で片足を切断しながらも、最期まで歌い続けた彼の根性に敬意を表します。合掌。
まあ、すべてはさておき「

そういえば、こんなニュースも届いていました。「Outstanding Tour」の名古屋と金沢はもうソールドアウトのようですよ。いろいろと思い出のある金沢は取っておいたほうがよかったか? 「赤玉」の金澤おでんが食べたかった…今回はこんな感じで、次回までごきげんよう、ばいちゃです。


※祝!BURRN!の表紙!☟





