📻🤖Praying Mantisとお別れのため、私には愛しのLOVEBITESしか応援するバンドがいなくなってしまいました。悲しいかな、これは高齢者あるあるらしいです。LOVEBITESのみなさま、老後はよろしくお願い申し上げます<(_ _)>~しながわロックラジオ

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しながわロックラジオ
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やっぱカマキリは日本では大人気!なんとPraying Mantisのフェアウェルツアーの先行予約は1分ほどで完売!

みなさん、こんばんは。春めいてまいりましたが、いかがお過ごしですか。私は花粉症で毎日がダウン寸前、完全な無気力です。

ところで、先週の3月17日もPraying Mantisのフェアウェルツアーの先行予約のためにPower Rock Todayを途中まで聴きました。しかも、今回はオンタイムで!こんなことはLOVEBITESが頻繁に出演していた時以来ですから、何年ぶりでしょうか。と言いますか、それ以上に、BayFMの開局当初、番組を熱心に聴いていた動機であるカマキリともお別れになりますと、自分の年齢や区切りのようなものを感じてしまいます。結果は……取れなかった上に、なぜか睡眠サイクルが狂って体調を崩しました笑。

でもですね、貼付の録音☝を聴いていただけばわかるように、青春の1ページでありますマンティスの面目が保たれてよかったです。なお、私は01時01分にはログインできたので、伊藤政則氏が話している01時02分よりも早く完売だったと想像します。

カマキリのテーマ☟







Junctionの結成が1973年となっているから、正式にはカマキリ結成51周年?クリス・トロイの丸文字は有名で、マンティスきってのメロディメイカーはお兄ちゃん思いのいい奴です!

伊藤政則氏が話している「ジャンクション」とはコレ。ウィキペディアにも出ていますが、ティノとクリスのトロイ兄弟が最初に名乗ったバンド名で、当然、この人脈図でも出発点として記されています。この資料は「Demorabilia」というデモ音源を集めたオフィシャル作品の付録ですから、正確にはPraying Mantisは結成51周年のようです。

ちなみに、この丁寧な丸文字は弟のクリスだったかと。クリスはマンティスの叙情チューンの多くを手掛けるメロディメイカー。いつもお兄ちゃんのティノを立てて、控えめで心優しいし、ベースを弾きながら上手に歌う☟し、達筆で手先が器用なんですよ。なお、西新宿を愛する私もこの頃のイケナイ音源は見たことも聴いたこともありません。







私にとって3度目の膝から崩れ落ちる落胆なのですが、みなさんはそんな経験はありますか?

ところで、みなさんは大好きなバンドが解散したり、残念なことがあったりして、立ち直れないほど落ち込んだことはありますか?私は振り返ると2回だけあります。ひとつはRushの天才ドラマーにして、詩人、ニール・パートが亡くなった時です。そして、LOVEBITESでロックに帰ってくる前の30代前半から40代半ばくらいまでの間、聴いていたバンドといえば、RushとPraying Mantisくらいで、あとは古いアルバムを聴き直す程度。ということは、今回はまあまあな出来事なのであります。

最近、私は本を読む時、音を消してしまいます。もともと音楽の授業が大嫌いだったので、本質的にロックとはその程度のものなのかもしれません。でも、暇があれば好きなバンドを流している。要するに落ち込んだ時など、心の澱をスッと溶かしてくれる常備薬のような存在だけは必要な訳で、そのひとつが1978年から2004年くらいまでのPraying Mantisだった訳です。

また、メタルというのは、どちらかというと、オジー・オズボーンやロブ・ハルフォードのような超人が出てきたり、スターを演じる役者を見上げるイメージでしたが、当時の高校生はカマキリで見方が変わったような気がします。普通のお兄ちゃんは実はギターの名人で、弦を爪弾いた瞬間、鼻たれのボンズは音色の魔法にかかってしまった、そんな感じでしょうか。

あと、Praying Mantisは伊藤政則氏という日本人が空中分解していたところを、日本に呼び寄せて再結成させ、日本人好みの音楽を生むことによってバンドの活力を持続させたレアケースでもあります。かつては確実に日本をメインに営業していました。結局、大して売れなかったけど、いつまでも同じ街に住んでいて、NWOBHM(ニュー・ウエイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)という町の町内会長☟になってしまったようなところも素敵!実際、日本での好感度を意識していたらドイツあたりでも人気が出たというのは、ひと昔前のプチ成功パターンです。

※追記として、本稿の最後に音声ファイルをいくつか貼付しておきました。伊藤政則氏が「Live At Last」が収録されたNWOBHM10周年のイベントの詳細について、繰り返し回顧しています。よろしかったらどうぞ。







カマキリの悲運はコリン・ピールという上手なヴォーカリストに「俳優になる」と言われ、逃げられた時から始まっている?

ただ、惜しかったなあと思うのがヴォーカリスト問題です。私はコリン・ピールに「俳優になる」と言われた時がすべてだったように思います。彼は歴代ヴォーカリストの中では絶対的エースといわれた次の次のトニー・オホーラと双璧。この図を見ますと92‐93年とありますから、わずか1年ですか。Praying Mantisはファンが世話を焼きたくなるほど、ヴォーカリスト・ジプシーでもあった訳です。なんと、マイケル・シェンカーの相棒として有名なゲイリー・バーデンを急場しのぎで参加させたこともあるんですよ☟。あの時は気の毒を通り越して、笑っちゃいました。

コリン・ピールといえば☟

ゲイリー・バーデン時代の名曲☟

ちなみに、私は確信を持って推したいと思った人材を彼らが愛する日本で2017年に見付けました。これはこじつけでもなんでもなく、Lana Laneにハマっていた90年代、ひょっとしてマンティスには、低いところがビターに響く女性ヴォーカルが似合うのではないかと思っていたのです。ティノ、自分で歌ったりしてたいへんだったよね。でもさ、たまにはいい人が歌ってくれて、いいアルバムが何枚もできたから良かったじゃん。究極のインスト☟も生まれたことだし。

そして、ツインリードの最高峰であるPraying Mantisの永遠の宿題というか、恵まれなかった部分を思うことによってLOVEBITESというバンドを、より崇高で稀有で傑出した存在として意識してしまう訳です。







「今日のLOVEBITES」に代えて10曲ピックアップしました。これにて、本稿はEpilogueとさせていただきます

ちょっと前ならぎゃんぎゃん泣きわめいて、ついでに一線を退くことを止めなかった伊藤政則氏に悪態をつきまくって、荒れ狂っていたと思います。でも、私自身が年齢的な衰えを強く感じており、入院して以来、なおさら身体に自信を持てなくなったことで、事情は理解できるようになりました。現時点でティノとクリスのトロイ兄弟が完全に音楽活動を止めてしまうのかどうかはわかりませんが、彼らのキャリアスタートである1973年が仮に20歳だとして、単純に50歳を足せば70歳なんですよね。つまり、もう仕方ないというか、ごく当たり前のことなんですよ。

実際、ファストナンバーが激減していることは無関係ではないはずです。叙情性と両輪をなすスリリングさが命のマンティスの音楽において、これではできることが限られてしまう。それでも、前回はこんな素敵なプレゼントを届けてくれました。4月にニューアルバムが出ますが、どんな仕上がりでも、この一曲でもう良しとしようと思っています。そして、お別れは笑顔で。あとはなんとか頑張ってチケットを取るだけです。

📻🤖カマキリはやはり偉大だった!さよならは半分だけ、本当にありがとう、Praying Mantis!【追記×3あり】~しながわロックラジオ
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意地の一撃!☟

さて、結局、何が言いたいのかといいますと、いよいよライブを観に行くほど好きな隣りのお兄ちゃん的なバンドは全滅となり、マジでLOVEBITESだけになっちゃいました。多分、メンバーはまるで関心がないPraying Mantisは、このオジサンをLOVEBITESまで連れてきてくれた水先案内人みたいなものなんすよ。それにしても、本当にJudas PriestとMegadethくらいだぞ……ということで、LOVEBITESのみなさま、居場所を失いつつある私のことを今後もよろしくお願い申し上げます<(_ _)>

最後に私がPrayingMantisにLOVEBITESを感じる死ぬほど好きな曲ベスト5と、

LOVEBITESにPraying Mantisを感じる曲のベスト5を紹介させてください。ともにかなり絞りました。では、本稿はこんなところでEpilogueです。正直、やはり悲しいです。1回読み直したら、気持ちを紛らわせたいという書いた動機がにじみ出ちゃってました。我を失っている部分は改めて直しておきます。申し訳ないです。じゃ、次回まで、ごきげんよう、ばいちゃです。







追記① Praying Mantisの日本人気が未だに凄まじすぎる…

なんと、平日でガラガラになることを心配していた私が余計なお世話でした。兄貴たちの人気は想像を絶して凄かった……。BayFMのPower Rock Todayの先行予約は1分で完売したのに続き、ぴあの抽選申込も外れました。入れないということはないと思いますが、このままだと、かなり後ろのほうになりそうです。マジ、予想もしていない展開に絶句しております……。3月26日 記

追記② Praying Mantisの80年代の概略

2024年5月19日のPower Rock Todayで意外な曲がかかったようなので、タイムフリーで部分的に聴いてみたら、セーソク氏がTime Tells No Liesをリリース後、空中分解した後、再結成に至った経緯を説明しています。

現Uriah Heepのヴォーカリストで、アメリカンサウンドに変えてしまうなど、バンドを窮地に追いやったバーニー・ショウのことが抜けていますが、知る限り、これまで語ってきた内容と概ね同じで、よくまとまったダイジェスト・トークとなっています。カギとなる人物は「ピーター・メンチ」と、元Iron Maidenのドラマー「クライブ・バー」。「Escape」は「Stratus」名義でリリースされた1枚を制作するにあたり、最初に名乗っていた名前ですね。ハンサムなクライブ・バーのバンドとして売り出そうとしたようです。よかったらどうぞ。5月19日 記





追記③ やっぱ平日は厳しいようです……

5月26日でCaptured Cityがかかったようです。懐かしの蘊蓄が披露されたのでアップしておきますね。気になるのは、チケットが微妙に売れ残っているということ……





追記④ いよいよお別れです

6月2日はBest Yearsがかかったようです。思い出の曲は人それぞれなんでしょうが、Praying Mantisの名曲を10曲挙げろと言われた場合、ほとんどのファンがこの曲を挙げると想像します。いよいよお別れですね。伊藤政則氏の話の内容はいつもと同じことの繰り返しです笑





閑話休題 カマキリとLOVEBITESと私







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