新宿TERROIRにて暗黒歌姫は王位に就く!ハヤヲさんから「書いていい」とお許しを得たので、いっちゃいまーす!FushigiRockFestivalは絶対に観に行きまーす!Evraak独占インタビューでーす~しながわロックラジオ

5.0
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みなさん、こんばんは。腰痛オジサンです。年々、無理が利かなくなりますなあ。ライブ会場に行って周囲を見渡すと、だいたい私は平均年齢くらいなんですかね。それでも、四十代半ばまでの不摂生が祟り、いくら健康に気を遣っていても、あちこち痛いところだらけ。同年配の方より圧倒的に戦闘能力が低く、終わる頃にはボロ雑巾です。なお、本稿の肝心なところは最後の最後のほうになります。ご容赦ください。
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姫、15時35分からメガホン片手に暴れる!暗黒歌姫祭りのオープニングから会場は黒魔術にかかったような異様な雰囲気!

さて、6月25日「新宿TERROIR」というサーキットイベントへ腰に湿布薬を貼って行ってきました。飲酒後のスタンディングは禁止ですな。調子づくと痛い目に遭うことを再学習しましたが、とにかく新しい発見だらけで面白かったです。

出演アーティストは以上。知らない方がほとんどでしたが、次回もこのサーキットイベントがあるなら行ったほうがよいですよ。観た限り、安定感があって上手い人ばかり。何よりこれだけ観られて前売2800円(別途ドリンクチケット600円)は安すぎるでしょ。

そして、私のお目当てはこの3つ。Evraakと暗黒歌姫こと、瀬尾マリナさんです。Stardust&Experimentals(砂漠)のスタートは15時35分だったので、15時20分くらいに受け付けを済ませ、会場に入って行こうとしましたら、係の人に「まだです」といわれました。ドアの向こうから19時30分スタートのEvraakの曲が「右目♬這う♬毒蟲♬」と聴こえたので、開場BGMで出迎えてくれているのかと思ったら、なんとリハーサル中でした。

その15分後くらいですかね。Stardust&Experimentalsが始まりました。すげえ実験的な音楽で多くを語ると墓穴を掘りそうなので止めておきますが、瀬尾さんがCANのダモ鈴木みたいでした。というか、Evraakとはまるで違う世界です。これを同じ日にやるのかと思っていたら、周りからも「暗黒すげえ」とか「あんこく~」とか聴こえてきました。これはEvraakのほかで、また観たいと思った筆頭格です。
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今川天国さん=写真左「管楽器をやる人は煙草を吸わないというのは迷信」 という蘊蓄をもらいました。でも、天国さんは吸わないそうです



「持ち時間が結構もらえそうなFushigiRockFestivalではお待ちかねのものをやる!観にきてね💛」BYハヤヲ

ラーメンマンになる前です笑

ちなみに、私は立ち飲みでホッピーの濃いめを済ませておりまして、会場のドリンクバーでもハッピーアワーのビールを2本。そのため、終わったばかりの瀬尾さんに「ファンになりました」とお声をかけさせていただき、ミキティーことEvraakの長谷川さんには「私が暗黒歌姫です」と挨拶をしました。そして、その勢いでメンバーとお喋りさせていただき、ハヤヲさんにお許しをいただきました。なので、今回はEvraak独占インタビューをお届けします。一斗を超えなければシラフ。はっきり言ってバカです。



この通り、Evraakはしばらくライブがありません。なので、まずは、そのへんについて、いつも無防備なまでに会場を普通に歩いているリーダーのハヤヲさん(G)にお話をお聞きしました。

―なんかFushigiRockFestivalまで観られないとなると寂しいですね。

ハヤヲ「ライブがあると制作に打ち込めないタイプなんです。11月にすべてとは言わないですが、新曲をいくつか披露しますよ。今年のFushigiRockFestivalは3マンで時間をもらえそうなので、長尺の曲をしっかりやれると思います」

―「曲作りが進まない」とよく言っていますが、ハヤヲさんのハードルは高いような気がします。実はざっくりと出来上がっている曲はいくつかあるのではないですか?

ハヤヲ「1、2分のパートやギターソロのようなマテリアルはあります。ただ、アイデアであって、まだ曲として演る段階ではないということですね」

―曲作りで思い出しましたが「もうStigmaのような曲は書かないと思う」?というようなニュアンスのことをTwitterで発信していました。

ハヤヲ「これは誤解があったらいけないと思うので、ちゃんと説明しておきますと『今の自分』からはああいう曲は出てこないということです。長尺の曲は作りますし、叙情性を捨てる訳がない。完成するものはStigmaのようにはならないという意味です。あの曲を瀬尾さんに中森明菜の難破船のように歌えと言ったのは川嶋です笑」

―前回のシルバーエレファントでIntoTheNewWorldに入る前に「この曲を演るのは久々」というMCがありました。あの曲はもちろん、Cureもファンはずっと演奏してほしいと思います。

ハヤヲ「演りますよ笑。しばらく演奏しないということは、もう演らないということではないので、安心してください」

―最近はDreamTheaterやDeepPurpleへの愛をTwitterで語っていることが多いように思います。メタルファンは思わず目が留まり、読んでしまうのですが。

ハヤヲ「DreamTheaterのAwakeあたりはプログレだと思います。後にやりたいことをやるためにImagesAndWordsを制作する必要があったのではないかと。あと、いつも言っているようにDeepPurpleとAnekdotenは好きです。というか、普通にRock全般が好きです。FataMorganaはフェスに出る時に尺が短く、インパクトのある曲が必要なので作った。ただ、ああいう方向一辺倒にいくことはないですね」

今の髪型です

当日、ミュージシャンに話を聞きにいくのに、酒を飲んでいた私が覚えているのは、要約するとこんなところです。すみません。この後、ベローチェで昼寝をしていました。なお、ハヤヲさんは「メルティースマイルは、すかんちのようで楽しかった」とし、「背前逆族はハードコアだな。すげえ」と褒めていました

また、曲作りについてのプロセスについても色々お話をしてもらいました。渡したデモの通りにタケシさんが叩くと「そのまま演るんじゃねえ」とか言うそうです。このほかについては、ハヤヲさんのTwitterを覗いてみてください。Evraak以前の謎のオモシロ音源などについては説明するよりも、実際にご覧いただいたほうが早いでしょう。オープンな漢は大概のことは文字にして、しっかり残していると思います。



Evraakを襲った絶体絶命の大ピーンチ!本当に大丈夫なのか、ロキソニンテープを張り、脂汗をかいていたカモンベイベー?しかし、パフォーマンスはハードロッキンに完璧だった!

ちなみに、この日のEvraakは大ピンチ。ドラムのタケシさんは新宿駅でシンバルセットを持ったまま歩けなくなるというトラブルに見舞われ、新宿三丁目から会場入りした川嶋さん(Ba)が、わざわざ迎えにいくというアクシデントがあったようです。

タケシさんについては

「32歳である」

「ボルダリングをやっている」

「眉間に皺が寄っている時は楽しんでいる時で、優しそうな顔をしている時は『やべっ、やっちまった』という気持ちの裏返し」

「テキーラは好きだが酒はあまり飲まない」

など、プチ情報をもらいました。なお、ロキソニンテープを貼った上、恐らく鎮痛剤も飲んでいたであろうバンドの屋台骨を捕まえて「合羽橋商店街は面白いですよね」「南部鉄器で炊いた米の味は違いますか?」「タケシさんは人気者だよね」などと、一方的に喋ったほろ酔い五十過ぎは少し反省しています。あと、筋肉ハンサムはかなりビル・ブルーフォードがお好きなようです。タケシさん、お大事になさってください。



実は全然セーフという意味ではなかった……

それでも、パフォーマンスは文句なしというか、暗黒歌姫に会いに来た者にしてみると、ハイライトは全4曲すべて。うねるリズム隊に乗って吠えまくり、AsylumPieceではあの憑き物が落ちた少女のような声とパフォーマンスで魅了する!場面を締める長谷川さんの華麗なキーボードのソロはほぼ封印でしたが、メタル度が強く、私のようなファンには納得の34分でした。それにしても、あれで本当に腰が痛かったのか?若きドラムスターは内面まで筋肉ハンサムでした。



FataMorganaは新譜に入らない?「もう披露できる新曲が1曲ある」「そう遅くならない時期にはニューアルバムを出したいと思っている」By川嶋

川嶋さんがいつも新情報をくださるUSBに入っていたプロフィール画像です

さて、もうひとりのリーダーである川嶋さん(Ba)には、いつもたいへんお世話になっております。実は秘密のUSBメモリ(→)に新コンテンツをお願いするのはEvraakの頭脳様なのですよ。いいでしょ。そういえば、YESの新譜についてコメントをしてらして、私もかなり似たような感想を持ったので、意見を伺おうと思っていたら忘れていました。Evraakのステージの後にお話を聞けましたのでどうぞ。

―リハーサルの前にタケシさんが歩行困難になって、迎えに行かれるというトラブルがあったと聞いて驚きました。

川嶋「新宿駅の混雑が嫌で、わざわざ新宿三丁目駅を使って来たのに、迎えに行きました笑。あと、リハーサルの段階で電源の接触トラブルがあったんですよ。機材とか難しい話ではなく、家のコンセントが接触不良を起こすようなレベルです。開場ギリギリまでEvraakのリハーサルをやっていたのはそのためです」

ー今日もハードロッキンで文句なしだったと思います。でも、例えば、長谷川さんのキーボードの音色をソロで聴けたのは拒絶とAsylumPieceのつなぎの部分だけでしたよね?やはりもっと長く聴きたかったです。

「それでも34分、びっしり濃密に詰め込んだんですよ。Sacrificeはギターソロ、サックスソロなどは削りました。FataMorganaは完全再現です。タイトに聴こえたのであれば、そういうことだと思います」

ータケシさんはかなり腰痛がつらそうでしたが、今回も最高の見せ場がありました。

「毎回来てもらう人がいる以上、確実に新しいことはやってもらわないと。新譜が出ていない訳ですし、違いを感じてもらいたいと思っています」

―その毎回が普通に違い過ぎると思うのですが笑。ハヤヲさんと話をした時、新譜の話が少し出ました。古今東西、多くのバンドはEPやミニアルバムという形式で新曲をリリースし、次のアルバムでも収録するという形を取ることが多いと思います。Evraakはそれをやらずに、会員用のUSBに入れてただで渡してしまう。商売っ気がなさすぎますよね笑

川嶋「そうですか?そうですよね笑。ミニアルバムのリリースは考えるには考えたことはあります。ただ、プログレバンドを名乗っている以上、6、7分の曲を4曲というような作品はリリースできない。Sacrifice程度のボリュームがある曲はほしい。ハヤヲがなんと言っていたかはわかりませんが、FataMorganaは新しいアルバムに入れるのはどうかなあと思っているんですよ。納得いくものが完成したから、演っている訳ですが、あの曲は持ち時間が限られたフェスなどを目的に制作したという意図があります。どちらかと言うと、ハードロックというかメタルだと思っています」

―えーっ??俺の端末にはいつも入っています。

「ありがとうございます」

―ところで、FushigiRockFestivalまでライブはなしということですが、やはり制作と並行してステージに立つというのは難しいですか?

「現在の持ち曲でセットリストを組むことに限界を感じているんですよ。『現状でも飽きない』と言ってもらえるのは嬉しいですが、これはプレイヤーとしての気持ちです。より満足してもらうために新しい曲が必要ということですね。でも、いつでも演れる曲が1曲、完成しています。新譜のリリース時期ですか?そう遅くならない時期には出したいと考えています」

私事でたいへん申し訳ございません。Evraakが終わった後、ドリンクチケットで買ったビールを飲んでしまい、スマホのメモ帳に文字もなく、あとは脳みそが完全消去してしまったようです。ちなみに、川嶋さんは「ステージ前は飲まない」とのことでした。



満身創痍はドラマーだけではなかった。あの超絶歌唱でコンディションは最悪だった!?根性のブチ切れ、後日、明かされた暗黒歌姫が修羅と化したあまりに壮絶な裏側…

この後、トリを務めたTerroTerroも楽しく観させてもらいました。「即興があるにせよ、よく歌詞が出てくるなあ」と感心してしまう文字数の歌から、リズム隊の驚愕テクまで、物凄い情報量のバンドで、どこを観たらいいのかわからなくなるほど。とにかく楽しいパフォーマンスでした。オーディエンスの首の動きまで面白かったです。私も含めて目の前にいた客の多くは、観るべきところがわからなくなった時、暗黒歌姫が醸し出す魔女的な雰囲気を追いかけているのでホッとしました。

そして、後日、驚かされたのがコレです。私が酔い冷ましから戻ってきた時、ちょうどすれ違う感じでEvraakのメンバーに「出番前には帰ってきます」と言って出て行かれたのは見ていたのですが、ほ、ほ、本当ですか?……

実は私も吸入器を持っており、喘息持ちの人の気持ちは痛いほどわかるのです。それを感じさせないどころか、本気で怒っているような迫真のパフォーマンス。Evraakが終わった後「こりゃ、人気が出ますよね」とか隣の人とにこやかに喋っていた私は、いったい何を観て、何を聴いていたんでしょ。プロと言ってしまえばそれまでですが、喘息持ちはゼーゼーが始まると、喋るどころか、仰向けで横になれないほどなんですよ。まして、梅雨時は発作のようなものが頻繁に起こる。はっきり言って、常人では歌うことはできない。すげえぜ!暗黒歌姫、本当に王位に就きました<(_ _)>

本日は以上となります。

追記

暗黒歌姫、マジで王位に就く!

Evraakの公式HP http://evraak.com/



追記

最近、ジャパニーズプログレのファンの方がたくさん読んでくださっているのは理解しています。恐らく、シルバーエレファント界隈以外の方が増えたのではないでしょうか。誠にありがとうございます。

また、かつてのファンジンのように、私と同じようなことを始めたいと考えている50代以上の方が多いことにも気付いております。なので、隠しておく必要はないので、少しだけ記しておきますね。レンタルサーバーというインターネット上の土地のようなものを借り、ドメインという住所のようなものを取得し、WordPressというソフトで個人ブログという家を建てただけです。誰でもできます。

ブログに引っ越した理由は次のリンクの記事で書いたような気持ちが大半ですが、それ以前にTwitterの「アカウント停止」がまわりで異様に増えてきたことが大きかったように思います。明日は我が身。その場合、同じIDを再取得できるかどうかはわからないため、自分の場所を確保しておきたいと考えた訳です。なお、黙っているのに、第三者の悪意などによって、Twitterのアカウントは簡単に停止処分となることは数々の事例が示す通りです。

なお、サーバーは「ConoHa WING」と契約しております。インターネット上には広告がたくさんありますが、私はすべてを害悪と考えるのは間違いだと思っており、興味のあるものは積極的にクリックします。その結果、GMOグループのこの会社に辿り着きました。もともとFXをやっていて、GMO証券で取引したこともあり、そういう縁がありました。どこのレンタルサーバーも似たようなものだと思いますが「ConoHa WING」は契約と同時にドメインが2つ無料で取得でき、電話でのサポートも充実しています。あと、後日聴いたところ、とにかく安いらしいです。

(※料金比較については「ブログ 始め方」でGoogleで検索をかけてみてください)

ブログの作り方の手順などの詳細は、プロの方がYouTubeなどで説明しています。私はそれをなんとなく真似しただけですので、そちらをご参照ください。あと、2023年は「ConoHa WING」のオペレーターの方に、かなり教えてもらったので、この場を借りて御礼申し上げます<(_ _)>

2024年2月3日記



 







 

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