みなさん、こんばんは。これを書き始めた6月末日、再び、雨がしとしと降っております。季節、風流、郷愁、憂鬱…感じることは人それぞれでしょう。私の場合、何かを思う前に身体が異変を感じ、食べること以外のやる気が失われます。微妙な気圧の変化を感じるほど、繊細ではなかったはずですが、やはり年齢なのでしょう。このところ耳に優しいインストのバラードばかり聴いております。偏頭痛に悩まされている方はどうぞ。GaryMooreでTheLonerです。
- 稀代の音楽家、ここに見参!LOVEBITESファンはもちろん、メタル好きを納得させる憂いに満ちた究極のピアノアルバム
- MYKはクラシカルでブリティッシュ!そのメロディはあふれんばかりの清涼感で聴く者を中毒にさせる魔力がある!
- あまりに有名な曲がドレッシーに変身し、あの白鳥のように舞う!天才メロディメイカーはサブスク時代に聴かせる術を熟知している!
- 私は最後まで黙っていられない性格なのでごめんなさい。『覚醒のエチュード』を聴いていて思い出したことを書いてみようと思います
- 天才、かく語りき!「普通のジャパメタみたいな曲をやるバンドなら、LOVEBITESには入らなかった」
- すべてが素晴らしい。それでもゲイリーもリッチーも、私の中ではAddictedには敵わなかった!LOVEBITESは最後から1番目の恋です
- 追記
稀代の音楽家、ここに見参!LOVEBITESファンはもちろん、メタル好きを納得させる憂いに満ちた究極のピアノアルバム
一昨日は風邪をひいて、ぶっ倒れていて済みません。速攻で予約しておきました。曲名だけで感涙ものが3曲、雄叫びを上げたのが2曲、残り1曲は「どう料理するんだべ?」です。リリースの暁には、ぶるるんはラジオCMのバージョンを変えるべきだと思いますよw #MIYAKO #LOVEBITES https://t.co/Yk9gLIn2RZ pic.twitter.com/67Ul3qoqjD
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) April 7, 2023
どうしてこの曲なのかと言いますと、ついに、LOVEBITESのMIYAKOさんのピアノソロ『Etude Op.23』が手元に届いたわけです。私にとって、MIYAKOぱいせんはロックを聴き続ける理由の根っこであり、最高のメロディメイカーです。「ゲイリー・ミーヤ」の異名を取る天才ギタリストは幼少の頃からピアノの英才教育を受けてきた偉大なピアニストでもあります。今回のミニアルバムには6曲入っていますが、鉄板中の鉄板が過去にも披露されたTheLonerです。まあ、私が褒めたところで、なんの説得力もありませんし、サブスクにも上がっているようなので、ぜひ聴き比べてみてください。いわゆる、すれ違ったら涙腺を斬られるというやつです。
MYKはクラシカルでブリティッシュ!そのメロディはあふれんばかりの清涼感で聴く者を中毒にさせる魔力がある!
ぱいせんは過去のインタビューで「黙っていればこういう方向へ行く」というようなことを言っていたはずです。これは伊藤政則氏のラジオでのことなので、活字にはなっていないと思います。あと、小さい頃からお母様の影響で「ブリティッシュロックを聴いて育ってきた」とも答えていたと記憶しています。例えば、名前が出た中で印象に残っているのが、グレン・ヒューズです。DeepPurpleとも言っていたはずですが、あえて「グレン・ヒューズ」とするところが、ぱいせんらしいと思いました。
以前も書きましたが、私はLOVEBITESをブリティッシュだと思うんですよ。それは、ぱいせんの曲とセンスが好きだからかもしれません。私はクラッシックはおろか、楽器のことは何もわからないので、極めて感覚的な表現しかできません。でも、ぱいせんの作る音楽とプレイは一聴して脳に来るから言葉にできるのだと思います。言ってみれば、フルーツとビターなチョコレートを同時に口に放り込み、スパークリングワインで飲み干しているような感覚。爽やかであると同時に、一度はまったら抜け出せないほど、極めて中毒性が高い。そして、あのBurnがこうなる訳です。グレン・ヒューズのカヴァーデイル食いのコーラスもリッチー・ブラックモアのあのソロも聴けます。
あまりに有名な曲がドレッシーに変身し、あの白鳥のように舞う!天才メロディメイカーはサブスク時代に聴かせる術を熟知している!
現在はサブスク時代です。ツカミで失敗すると飛ばされてしまう可能性が極めて高い。このピアノソロに限らず、LOVEBITESの楽曲でも、ぱいせんはこういう時代のファン心理をよく理解している。本作の場合、どうしたら流さずに聴いてもらえるのかを構想段階から練りに練ったと想像します。まずは選曲。誰もが知っている曲でイントロから度肝を抜く。自分らしさを魅せるのはそれから。これは収録順を土壇場で入れ替えたという発言が物語っています。1曲目はメタリカのあのBatteryです。間違いなくこのインパクトなら、誰もが立ち止まって聴くでしょ。
補足しておくと、ぱいせんは72Seasonsが全曲解禁になる前にLux Æternaをインスタで披露し、カーク・ハメットからイイネをもらっていたように、 かなりメタリカを好きだと思います。マニアックな曲を掘るならいくらでもできたはず。また「長尺で変拍子の曲ばかり入ったプログレのアルバムを作れ」と言われれば、軽くやってしまうと思うんですよ。でも、そういうことはやらない。これは「ファンを置き去りにすることは絶対にしない」創作スタイルのためだと思います。
ちなみに、ピアニストという職業は握手をガッツリしていいんですかね?かなり昔、嬉しびっくりした自慢です。ピアノという楽器はそういう人柄が出るのだとも思いました。
私は最後まで黙っていられない性格なのでごめんなさい。『覚醒のエチュード』を聴いていて思い出したことを書いてみようと思います
ところで、素晴らし過ぎるメランコリックで懐かしさに満ちたピアノに浸っていて、あることを思い出しました。ぱいせんにはブログをやっていることをTwitterでそれとなく伝えてしまったので、この本音を書くのは勇気が要ります。でもまあ、いつか文字にしたいと思っていたので書いてみようと思います。ぱいせん、怒らないでください<(_ _)>
ご存知の通り、LOVEBITESはリーダーのベーシストが抜け、メンバーチェンジがありました。これについて色々なファンの声を聴きました。気持ちは多様でいいと思います。ただ、個人的には「LOVEBITESが成立しない」という言葉だけには絶対に同意できなかった。これはベースの良しあしがわからない私の拙い耳の告白であると同時に「なぜLOVEBITESという沼にはまってしまったのか?」という理由そのものでもあります。
初期から振り返れば、例えばこの曲なんだと思います。稀代のメロディメイカーが書いた曲をasamiさんというヴォーカリストが歌っていること。これがLOVEBITESを好きになった理由であり、ブレない根っこでもあります。逆に言うなら、ふたりが船から降りるのであれば、私もファンを辞めます。個々の魅力を最大限に引き出すことを考え、全員が映えるような俯瞰の視点が生みだした曲。これ以上は言うのは野暮でしょ。私が一生のファンであろうと腹を決めたのはLiarであり、EmptyDaydreamであり、またEpilogueでもあります。『EtudeOp23』のしらべは私がLOVEBITESを好きであり続ける理由を再確認させてくれました。
天才、かく語りき!「普通のジャパメタみたいな曲をやるバンドなら、LOVEBITESには入らなかった」
そういえば、ぱいせんは「普通のジャパメタみたいな曲をやるバンドなら、LOVEBITESには入らなかった」というようなことを言っていたように記憶しています。私は泣きのメロディが美しい80年代の様式美ロックのファンで、かなり長く音楽鑑賞から離れていた後、LOVEBITESで再びメタルを聴くようになった程度です。でもというか、だからというか、ぱいせんがやろうとしていることはよく理解できる。洋楽かぶれのオッサンの懐古趣味を確実なターゲットとしていることは、この曲が示すところではないでしょうか。何より、asamiさんのでっかい太陽のような歌、MIDORIさんの狂暴なギター、はるぴーのテクニカルな側面を最大限に生かすことを踏まえつつ、ご自身の音楽ルーツとらしさを全開に披露するという離れ業です。これはマイ・アンセムのひとつ。11月のソロ・コンサートでは絶対にやってほしいという願いを込めましてリンクを貼っておきました。
今日発売したEP以外にも曲にもたくさん弾きますよー🙌
是非お越しください! https://t.co/kPN8ueJrWV— MIYAKO@LOVEBITES (@miyako_0405) June 21, 2023
すべてが素晴らしい。それでもゲイリーもリッチーも、私の中ではAddictedには敵わなかった!LOVEBITESは最後から1番目の恋です
さて、今週もEpilogueのお時間となりました。『EtudeOp23』に話を戻しますと、全6曲、ゲイリー・ムーアもリッチー・ブラックモアもすべてがよかった。でも、このラストを飾るAddictedには敵わなかった。「asami Birthday LIVE」でRisingが披露されたことはありますが、ピアノバージョンのこのAddictedは泣き泣きのアレンジが可能なことを示すと同時に、「あさみやこ」での再現に夢を膨らませるものです。できれば、アルバムでBurnからの流れで聴くことをオススメします。
じゃねん(TheLonerに込み上げるのはわかっていたんすが、想像を遥かに凌駕したのがオーラス!😭こういう感情が正しいのかはわかりません。でも、明日から「あーでーくてっ」と叫びづらくなったのは事実。Burnからの流れでリピっているとグッときて極まります。会いに行きます)#MIYAKO #LOVEBITES pic.twitter.com/1UxrgpQ52Y
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) June 21, 2023
MIYAKOぱいせん、本当に素晴らしいアルバムを届けてくださり、ありがとうございました。皆様、よろしかったら、 CLOCKWORK IMMORTALITYのAddictedと聴き比べてみてください。この曲は私の恋の理由のひとつです。では、また来週。ごきげんよう。じゃねん。
LOVEBITES公式HP https://lovebites.jp/
追記
最近、読んでくださっている方が急に増えてきたのは理解しています。誠にありがとうございます。
また、私と同じようなことを始めたいと考えている五十代から六十代の方が多いことにも気付いております。なので、隠しておく必要はないので、少しだけ記しておきますね。レンタルサーバーというインターネット上の土地のようなものを借り、ドメインという住所のようなものを取得し、WordPressというソフトで個人ブログという家を建てただけです。誰でもできます。
ブログに引っ越した理由は次のリンクの記事で書いたような気持ちが大半ですが、それ以前にTwitterの「アカウント停止」がまわりに増えてきたことが大きかったように思います。明日は我が身です。その場合、同じIDを再取得できるかどうかはわからないため、自分の場所を確保しておきたいと考えた訳です。
なお、黙っているのに、第三者の悪意などによって、Twitterのアカウントは簡単に停止処分となることは数々の事例が示す通りです。SNSでの付き合いとはいえ、突然、言葉を交わしていた人と音信普通になることは寂しいものですよ。このようなリスクを回避する手段としても、個人ブログは最適であると考えています。
サーバーは「ConoHa WING」と契約しております。インターネット上には広告がたくさんありますが、私はすべてを害悪と考えるのは間違いだと思っており、興味のあるものは積極的にクリックします。その結果、GMOグループのこの会社に辿り着きました。もともとFXをやっていて、GMO証券で取引したこともあり、そういう縁がありました。どこのレンタルサーバーも似たようなものだと思いますが「ConoHa WING」は契約と同時にドメインが2つ無料で取得でき、電話でのサポートも充実しています。あと、後日聴いたところ、とにかく安いらしいです。
(※料金比較については「ブログ 始め方」でGoogleで検索をかけてみてください)
ブログの作り方の手順ほか詳細は、プロの方がYouTubeなどで説明しています。私はそれをなんとなく真似しただけですので、そちらをご参照ください。あと、2023年は「ConoHa WING」のオペレーターの方に、かなり教えてもらったので、この場を借りて御礼申し上げます<(_ _)>
2024年2月3日記
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