LOVEBITESファンは必読!「PowerRockTodayの春に夏に秋に冬に聴きたい曲リクエスト」の宝庫が激情系ディーヴァを擁する鍵盤プログレMizuki da Fantasiaだ!~しながわロックラジオ

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あちぃですね。重苦しい気圧も抜けたので、亜熱帯東京も梅雨は明けたと見なします。いよいよ夏です。私にとって、夏といえば、この曲が思い出されます。灼熱の川崎の路上に座って聴いたあの日がついこの間のようです。Mizuki da Fantasiaで冬のバラッドです。夏にこそ、冬の曲を聴く。なぜかコタツで食うかき氷は美味いのと同じ理屈です。






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ミズキさん、どこへ行ったんだよぉぉぉ…これが世界に誇るジャパニーズ・プログレのスーパーユニットMizuki da Fantasiaの凄さだ!

最近でこそ、私はジャパニーズ・プログレのライブに行って、普通に座っていますが、Mizuki da Fantasiaなくして、日本のバンドをいろいろ聴いてみようとは思わなかったのですよ。ミズキさんという沖縄出身のヴォーカリストが、魔性の鍵盤奏者アンナ・アルディさんと組んだユニットは、カケハシレコードさんに教えてもらいました。

※「ワールドクラスの実力派揃い!日本が誇る新鋭プログレ特集!」に全3作品がノミネート!これがMizuki da Fantasiaの実力であり、実績です!

https://kakereco.com/magazine/?p=34581

これぞ、静かなピアノと切なく枯れたギターに熱唱が映えるワールドワイド級の音楽だと思います。でも、残念ながら2020年1月6日の下北沢ガーデンでのライブでふたりは友好的に別れ、別々の道を歩み出しました。アンナさんはプログレシーンでも有名な存在で、ソロプロジェクトでご活躍中。大ファンだったミズキさんはTwitterのアカウントを消してしまい、最近の活動を追えていません。その存在はほかのバンドが目を付けていたと思うのですが、プログレどころか、ロックシーンから消えちゃいました。ミズキさーん、寂しいので、お願いですから、早く連絡くださーい。






人柄と感情をむき出しに歌うミズキ!ストリートで叩き上げた歌とパフォーマンスは和製ジャニスともいえる凄みがあるのだ!

1STで聴けるミズキさんの歌はどこかキュートですが、ライブではかなりジャニス・ジョップリン。そして、この夕暮れタンゴのライブはかなりレア。私は1回だけ聴けました。時に泣きながら歌うように、ロックスタイルは人柄と感情を剥き出し。ストリートで叩き上げたのが丸わかりで、私のようなオジサンがグイグイ行っても「ちーっす」のノリで挨拶を返してくれます。

この写真は最初の頃のミズキさんです。まだかわいい感じを気取っているので、ちょっと笑ってしまいます。実際、かわいいのですが。

なんと歌いながら泣くという歌詞への思い入れ!Mizuki da Fantasiaは中島みゆきのカバーもやっていた!

2NDからは夏に似合うプログレということで、Fly to the future:Round & Round。これぞ、ザ・ミズキダファンタジア!スリリングでラストまで飽きさせない展開、SEの使い方も効果的。アンナさんの鍵盤がやさぐれストリートの歌をカッコよく盛り立てます。ライブでも完璧でした。スタジオバージョンの歌はおとなしく聴こえますが、生はこんなものではないですね。私がよく川崎のストリートに観に行っていたのは2NDがリリースされた後です。.tokyo

写真でご理解いただけるように、ふたりを観た時はほぼこんな感じ。これに慣れると別にほかの楽器はどうでもよくなります。この日は中島みゆきのカバーを動画で録ったはずなのに、どこかへ行っちゃいました。ぎゃふん。確かヘッドライト・テールライトをやっていたと記憶しています。いつか歌姫を聴かせてほしいと言ったら、アンナさんから「みゆきさんの曲は歌っていると泣いちゃって、あとがたいへんになる」といわれました。それくらい、ミズキさんが中島みゆきの歌に込める情感は半端じゃないです。でも、もう聴くことはできない。なので、少しみゆきさんっぽいこの曲をどうぞ。






肝心かなめの超名盤というか、これを引っ提げ、世界へ行ってほしかった。やさぐれストリートが髪を切り、本領が炸裂した3枚目!

そして、最後となってしまった3RD。ある意味、私は最高傑作だと思っているのですが、なんとサブスクに音源が上がっていません。グレるぞ…。

ちなみに、このアルバムを機にミズキさんは髪の毛をばっさり切り、かつての吉川晃司ばりに染めたように、かなりの決意を感じたんですけどねえ。ミズキさんとアンナさんは今でもたいへん仲が良いようで、アンナさんのTwitterにたまに写真が出ています。なんでコンビを解消したのか、わけわかめ。いつだったか「ステッカー全部持って行っていいですよ」と言われたのですが、返しますから、お願いですので、Mizuki da Fantasiaを復活してもらっていいですかね。.tokyo

3RDで必聴は「オン・ザ・ホリデイ/エンド・オブ・ザ・ワールド」「仮想空間の恋人たち」「悲しみとさよならのシンフォニー」ほかすべて。買って聴いてください…などと思いながら、YouTubeを漁っていましたら…






ミズキさん見付け!いつか会いに行きまーす!

なんと、ミズキさん、改めシュリさんが簡単に見付かりました。なーんだ、むっちゃ元気そうじゃん。というか、この感じだとMizuki da Fantasiaの復活はなさそうですね。嬉しいような、残念なような。頑張ってください。いつか会いに行きますわ。






実はMizuki da Fantasiaへ連れてきてくれたのはこの方なのです。ミズキさん、ごめんね。やっぱ私は先生について行きまーす!

Mizuki da Fantasiaを聴くようになったのは、カケレコさんに教えてもらったからだと先述しましたが、当時の私はLOVEBITESのasami先生の相手になりそうな存在を探していたように思います。ミズキさんには、R&Bが根っこにある先生に通じるものを少し感じ、自然と惹かれていったように思います。軍配?…それだけは言わせないでください。音楽は勝ち負けではないというか、私の中では横綱が強過ぎます。

大体、歌っていて鼻血が出てしまったというお方をほかで知りません。血管が切れるとか、マジ漫画です。それに未だにあの小柄な体型のどこから、地面が揺れるほどの声が出るのかわかんねえのです。ミズキさん、ごめん。オジサンはやっぱ先生に付いて行くわ。という訳で今週はEpilogueとさせていただきます。本格的に暑さでぶっ倒れる季節になりました。皆様、お身体ご自愛ください。では、ごきげんよう、ばいちゃです。.tokyo











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