ライブならではの醍醐味が凝縮!闇の組織 Evraak VS プログレスター 曇ヶ原のセメント勝負に、台湾からの刺客 CrecentLamentが乱入!流血上等のデスマッチが繰り広げられたFushigiRockFestival #2 AsianDarkNightに行ってきたよ!~しながわロックラジオ

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今年もガソリンを撒いて火炎放射!メタルばりの音圧でゴリゴリ押す大迫力!やっぱトップ引きはEvraakしかいなかった!

皆さん、こんばんは。11月10日、FushigiRockFestival #2 AsianDarkNightに行ってきました。楽しかったというか、想像を楽に超えてきました。台湾のCrecentLamentを次に観られるのはいつかわかりませんが、Evraakと曇ヶ原はますます深追いしたくなる内容。昨年以上どころか、張り詰めたテンション、何が起こるかわからないスリル…ライブの醍醐味だけを煮詰めたような一夜だったと思います。

なお、私は配信を観ておらず、演奏曲や曲順が間違っておりましたら、たいへん申し訳ございません。メモも取っておらず、以下は記憶と印象だけで綴った駄文であることをご了承ください。

まず、切り込み隊長は昨年と同じくEvraak。本番前にリーダーでギターのハヤヲさんと談笑していた時「今回のラインナップに限らず、日本のプログレ系のフェスで、ほかにトップが似合うバンドはいないのではないか?」というようなお話をさせてもらったのですが、これはあながち間違っていなかったように思います。いわゆるヘヴィメタルのアルバムのA面1曲目のようなインパクト!とにかく、FataMorganaはサックスが入ったMotörheadのような音圧でグイグイ迫ってきて、過去最高に良かったです!

前回お会いした時、同じくリーダーであるベースの川嶋さんとお話させてもらって「次回のアルバムには入らないかもしれない」と仰っていましたが、今回のようにしっかり持ち時間さえあれば、イントロから中盤のインストパートも強く印象に残ります。今川天国さんのSAXがグイグイ引っ張り、暴力的に突っ走るアンサンブルはそのままでも、伝統的な様式美が感じられた。何より、暗黒歌姫・瀬尾マリナさんのこの歌は初見の人にもどういう世界観を持ったバンドなのかを一瞬で理解させてしまう説明力です。もうライブでやらない訳にはいかないと思うんですよねえ。

2曲目のCureとオーラス前のAsylumPeaceは安定の叙情。この闇の集団だけが醸す不思議な物語性を存分に感じ取れたと思います。あと、この日の安定したまとまりはミキティ(長谷川さん)のキーボードに依るところが大きいと思います。初っ端からメンバーの激しい技の応酬が続く訳ですが、ドンパチも格闘シーンもどこかで終わらせる必要がある訳で、見事に銀の旋律で場面場面を締めてしまうところが素晴らしかった。その姿は、星一徹と飛雄馬の修羅場シーンを柱の陰から見守っていて、最後はひっくり返ったちゃぶ台を片付けながら、光るものを流している明子姉ちゃんのよう。恐らく映画のような場面転換を想起させる印象は、ミキティのマジックがもたらした業だと思いますよ。






Evraakの新曲2曲は安易な感想を言わせないほど強烈!叙情性とソリッドさが同居する極上の完成度!

気になる新曲は2曲。1回聴いただけなので、印象の話に過ぎませんが、Twitterでハヤヲさんが先行公開した映像はまったく要約になっていないことだけは確かです。まさかの泣きのギターソロから入って、トニー・アイオミのようなリフに展開して行ったり、バキバキに唸るベースをバックに暗黒歌姫が歌う場面など「安直な感想は言わせない」キテレツバンド・Evraakの本領が炸裂!研ぎ澄まされたソリッドさと音色の美しさの対比だけは覚えています。また、初期のBlackSabathのように「間の美学」を生かしつつ、濃密にスティックを叩き込むところはビシバシ行くのがカッコいい!凄いぞ、カモンベイベー。筋肉ハンサム・ヨシダタケシはますます凄みを増しています。

そして、やっぱ私は瀬尾さんの歌が好きですね。どうしても、結び付けて考えたくなるのは昭和歌謡。それも昭和40~50年代前半あたりの雰囲気で、中島みゆきの曲を歌う研ナオコとか、宇多田の母ちゃんとか、妖艶で退廃的な雰囲気が実にいい。あと、瀬尾さんはTwitterで韓国映画の「哭声(コクソン)」を見たと言っていたと思うのですが、拒絶の壊れてしまった叫びのような歌は、まさにあの映画の少女のイメージ。向こう側に逝ってしまった?唱法は、國村隼、真っ青の発明です。






闇の組織、これから再び地下に潜って曲作り!現時点で4曲できているそうですが、新譜リリースの予定は「とりあえず白紙」とのことです

この後、暗黒集団は再び地下に潜って、曲作りに励むとのこと。しばらくライブの予定はないそうです。気になる進行具合についてですが、ハヤヲさんから少しだけお話を伺えました。

「EvraakⅠはアルバムを作るためにメンバーを集めるところから始まったんですよ。なので、俺と川嶋が考える世界を具現化するために指示で動いてもらった。でも、今回はメンバー全員からアイデアが上がってきたり、こっちが意見を出すとフィードバックがたくさんある。そこが過去の曲とは違うと思いますし、これまでのようにはならないと言っていたのは、こういうことですね」

なお、新譜のリリースについては「白紙」とのことです。

「前も言ったと思うのですが、ギターソロのような部分的なマテリアルはある程度の数が出来上がっています。ただし、現状で完成しているのは、プリプロダクションの段階の2曲を含めて4曲です。もちろん、これが最終形ではないですし、ブラッシュアップさせて、良い曲だけをアルバムに収録していく方針です。焦っても意味がないので、納得のいく作品が完成した時にリリースできればと思っています」

Evraakと暗黒歌姫について☟

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Evraak独占インタビュー☟

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FushigiRockFestival2023の戦前予想ほか☟

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Evraakのほかに、曇ヶ原についてもサラッと書いてます☟

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ひたむきな健気さと他人と向き合おうとする真摯な姿勢がオーディエンスを動かした!CrecentLamentの懐かしい世界観は想像以上でした!

さて、CrecentLamentに話を移しましょう。正直、Evraakが去年以上に時間をかけて暴れてしまったので、気の毒だなあと思いましたが、これは大健闘でしょう。もう少しギターオリエンテッドな雰囲気なのかな?と思っていましたが、絶対的な武器となる女性ヴォーカルと二胡を前面に出したのは正解。オッサンたちのハートをがっちりつかんだと思います。

あと、私を含め、いつも通り、かなり高めの年齢層で占められていた会場も、CrecentLamentには追い風だったのかもしれません。こう思うのは、私自身が五十を超えて、明らかに趣味嗜好が変化しているからです。老いは確実に始まっており、背伸びして難しい音楽を聴くのではなく、ロック以前に慣れ親しんだ歌謡曲や童謡が響くような年齢になったことを痛感しています。CrecentLamentの音楽にはアジア共通の郷愁に似た何かがあるのだと思います。また、サブスクを通じて、アジアの映画が身近になっていることも大きい。実際、作品を聴いていて、私は韓国ノワールの回想シーンや70年代を描いた作品と近い感覚を覚えることがよくあります。

何より、おっさんは「ひたむきな健気さ」であったり「他人と向き合おうとする真摯な姿勢」に圧倒的に弱いのですよ。そして、Evraakという化け物を倒す秘策は、なんてことはない、純朴な心にあったことに気付かされました。余計な心配をしてごめんね。本当に良かったし、楽しかったです。






プログレスター危うし…?という危惧は杞憂に終わる!1曲目のイントロで勝負あり!東の正横綱として、曇ヶ原は立ち合いですべてを決めてしまった!

そして、横綱・曇ヶ原です。個人的な戦前の予想としては、目潰しもキンテキも平気でやってくるEvraakが新曲という切り札を抜いてくる以上、どっしりと構えていてはヤバいと思っていたのですが、やはりプログレスターは違った。3472‐1が始まった瞬間の衝撃! UriahHeepのEasyLivingを彷彿させる破壊力とスリル。当然、目が行くのはa_kiraさんのキーボードの暴れっぷりですが、いつになくグイグイくるように感じられた原動力は、ぶっ叩くムチオさんの太鼓。速攻で気持ちをすべて持っていかれました。

曇ヶ原というバンドは吟遊詩人・ショウタさんが歌っているのだから、愚直なまでに誠実な訳ですが、ファンを飽きさせないサービス精神にも満ち満ちているのだと思います。正直、この日のヴァイオラ伊藤さんには参った。ウリ・ロートか、アンディ・ラティマーか、マリオ・ミーロ(セバスチャン・ハーディ)か、リッチー・ブラックモアか、ゲイリー・ムーアか…とりあえず、片っ端から泣きの巨匠の名前を挙げてみましたが、これらをすべて足して、割り算しないような哀愁の嵐!いわゆる弾き倒すという奴で、こんなプレイが浸透していけば、ますますメタルファンを獲得するのではないでしょうか。くじらの歌は聴こえないは過去最高でしょ。いわゆるギターヒーローの姿を久々に見た思いがしましたよ。






DeepPurple真っ青のインプロヴィゼーション!でも、曇ヶ原のリッチー・ブラックモアは激しく髪を振り乱すし、ジョン・ロードは鍵盤を激しく揺らし、最後には担ぎ上げるのです!

それにしても、これには参りました。和製ジョン・ロードが何を始めるのかと思っていたら、鍵盤を担いで出てきました。このDeepPurple真っ青のインプロ、何分続いたのかは当然計っていない訳ですが、まったく長いとは感じなかった。個人的によぎったのは、UFOのRockBottomのライブバージョンでのマイケル・シェンカーとポール・レイモンドの応酬!観る人によってあれもあった、これもあったとなるのではないでしょうか。いつだったか、戦場のメリークリスマスが出てきた時もよかったですが、ことスリルという点では、間違いなく今回のほうがグッときました(おじさん、メタル好き)。

お約束の通り、アンコールの河津桜はショウタさんのMCでじーん。しかし、曲が始まってみると、激し過ぎたインプロの流れを汲むように、タイトでハードロッキン。「春がきた」はイケメン的にビシッと決まりました。なんか、曇ヶ原は新しいステージに突入したんですかね。いま、アルバムバージョンを流しながら書いているのですが、ライブだとそれぞれの個性がもっと立っているし、メタルファンとしては喜ばしい方向に進んでくれていると勝手に喜んでいます。なんでも、来年は単独ライブとニューアルバム制作も決まっているみたいだし、すごいことになりそうですよ。とにかく、今回はEvraakが新曲という真剣二本できたので、やりづらかったと思います。お疲れさまでしたと言わせてください。






私が選んだとは思えない意外な人物が受賞!いらなくても貰ってください!気になるFushigiRockFestival 2023 MVPの発表です!

さて、昨年はぶっちぎりで、暗黒歌姫こと瀬尾マリナさんにMVPは決まりましたが、今年はちょっと難しい。2年続けて暗黒歌姫にしようと思いましたが、後半も強烈でインパクトが強かった。悩んだ挙句、私のCDコレクションから飛び出したような美旋律で魅了してくださったこの方に決定しました。ぱんぱかぱーん!ヴァイオラ伊藤さん、おめでとうございます。私も、ラッシュもVDGGもウイッシュボーンアッシュも大好きです。いらなくても、もらってください。本稿は以上となります。では、また来年、お会いしましょう!ごきげんよう、ばいちゃです。

その世界観は水彩画のような淡いブルー!完全に突き抜けた令和のプログレ横綱 曇ヶ原!狭いジャンルを飛び越えて、ついに海外を目指すような存在にまで上り詰めたぞ!~しながわロックラジオ
最近、音楽で良い出会いが多く、少しびっくりしています。なぜびっくりなのか?これは単純な話、もうお年のかつての英雄に全盛期...
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※Clubグッドマンのそばにあるお蕎麦屋さんを紹介しています。よかったら来年どうそ☟

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※海外アーティストのライブが見づらい時代になりそうです。ロックが金持ちの音楽になるのは悔しい限りですが、それなら国内アーティストのライブを観ればいいだけの話です。多くのアナリストが予測する一般的な為替相場の展望について触れています☟

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追記

最近、ジャパニーズプログレのファンの方がたくさん読んでくださっているのは理解しています。恐らく、シルバーエレファント界隈以外の方が増えたのではないでしょうか。誠にありがとうございます。

また、かつてのファンジンのように、私と同じようなことを始めたいと考えている50代以上の方が多いことにも気付いております。なので、隠しておく必要はないので、少しだけ記しておきますね。レンタルサーバーというインターネット上の土地のようなものを借り、ドメインという住所のようなものを取得し、WordPressというソフトで個人ブログという家を建てただけです。誰でもできます。

ブログに引っ越した理由は次のリンクの記事で書いたような気持ちが大半ですが、それ以前にTwitterの「アカウント停止」がまわりで異様に増えてきたことが大きかったように思います。明日は我が身。その場合、同じIDを再取得できるかどうかはわからないため、自分の場所を確保しておきたいと考えた訳です。なお、黙っているのに、第三者の悪意などによって、Twitterのアカウントは簡単に停止処分となることは数々の事例が示す通りです。

なお、サーバーは「ConoHa WING」と契約しております。インターネット上には広告がたくさんありますが、私はすべてを害悪と考えるのは間違いだと思っており、興味のあるものは積極的にクリックします。その結果、GMOグループのこの会社に辿り着きました。もともとFXをやっていて、GMO証券で取引したこともあり、そういう縁がありました。どこのレンタルサーバーも似たようなものだと思いますが「ConoHa WING」は契約と同時にドメインが2つ無料で取得でき、電話でのサポートも充実しています。あと、後日聴いたところ、とにかく安いらしいです。

(※料金比較については「ブログ 始め方」でGoogleで検索をかけてみてください)

ブログの作り方の手順などの詳細は、プロの方がYouTubeなどで説明しています。私はそれをなんとなく真似しただけですので、そちらをご参照ください。あと、2023年は「ConoHa WING」のオペレーターの方に、かなり教えてもらったので、この場を借りて御礼申し上げます<(_ _)>

2024年2月3日記



 













 

 

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