【週末営業店】立ち食いそば絶滅の危機にある東急沿線の最後の砦「大和屋」を守れ!食べ歩きユーチューバーや人気女性ブロガーからも大人気!美味さの秘密から食べるコツ、SNS映えするメニューまで30年近く通うオッサンがすべてを伝授します!「おらの立ち食いそば」、略して「おらそば」中延の「大和屋」編スタートです!

Google AdSense
Google AdSense
Google AdSense
おっさんの飯
Google AdSense
Google AdSense
Google AdSense
Google AdSense

普通、いつも出前を取るそば屋のそばを写真に撮らないでしょ。まさか、SNSでこんなに人気になっているとは、知りませんでした…

春菊天そば

私にとって灯台下暗しとは「大和屋」のことでした。ふだん出前を取るそば屋やファストフード店で食べた昼飯をいちいち写真に撮らないですよね。意外や意外、食べ歩きユーチューバーも、ブログやってるお姉さんも、Twitterでつながりたいオジサンも、わざわざ遠方から訪れるほどだったのですね。上京以来、最寄りの駅にあるという理由だけで利用してきたので、Twitterの「#立ち食いそば」を見るまで、まったく気付きませんでした。でも、本当にそこまで美味しいのかいな?何となく誇らしい気持ちになっていますが、勧めるほどのものなのか、そのへんについては保証の限りではありません笑。



私が社会人になって初めて食べた約30年前から、ほぼ味は変わらないような。麺は石臼挽き生麺の「むらめん」だということを今さら知りました

ごぼう天そばです

まず大和屋について、改めて説明しておきますと、東急大井町線の中延駅を出たところにある昭和53年創業の立ち食いそば屋。もともと惣菜屋から出発しているように、揚げ物に定評があって、何を頼んでも路麺店としては平均点以上で応えてくれます。また、春菊が消えた今夏も春菊天を食べられました。

本稿を書くにあたって番重を改めて見てきたら、麺は新橋の丹波屋や虎ノ門にあった峠そばほか、多くの名店と同じく、石臼挽き生麺の「むらめん」ですね。これは気にしたこともありませんでした。というか、むらめんが色々な店のオーダーに合わせて、麺を作っているので、わざわざ見ないと気付かないでしょ。大和屋の麺はこんな感じ。これを知って、最近、心の中でありがたみを増しています。



つゆはかえしがきつくないので、カレーそばにすると実に美味。カスタマイズは自由なので、どうせなら、いっぱい乗せちゃいましょう!

また、ここはつゆが美味いのですよ。さば節オンリーの出汁で、見た目の黒さほど、かえしもきつくない。なので、合わせる天ぷらや食べ方の自由度は高く、こんなこともできてしまいます。これはカレーそばに、ごぼう天を乗せたもの。カレーを並々と注いでくれるので、いったい何を食べているのか不明ですが、下はこんな感じです。なお、ごぼ天とカレーはよく合います。半ライスがあった方がよいですね。

普通の食べ方はこっちでしょうか。昼過ぎに行きますと、生姜天、五目天、げそかき天あたりから、天ぷらが売り切れてしまうのですが、コロッケだけは大丈夫です。さすがに、こんな組み合わせはダメだろ?という冗談みたいな食べ方が美味しく、慣れた常連さんを見ていると楽しいですよ。でも、わかめそばにカレーはかけないほうがよいと思います。カレーセットのかけそばに、わかめをトッピングすることをオススメします。



立ち食いそば全滅の東急沿線における最後の砦!土日祝もやっている便利さは特筆もので、近隣住民は絶対に生き残ってもらわないと困ります!

げそかき天+生姜天そば

さて、今でこそ、ステレオタイプのように東急ストアしかない東急沿線の駅周辺ですが、約20年くらい前までは、駅のすぐ横に立ち食いそば屋やおにぎり屋が漏れなくあったのです。しかし、中延から2駅先の旗の台の「だし家」を筆頭に、信じられない名店まで閉店してしまいました。この流れはコロナ禍を経て、まったく止まらず、ついに、この原材料価格と水道光熱費の暴騰で残っていた数店も閉店を余儀なくされました。恐らく、五反田の某店が最後ではないでしょうか。そして、現在、残っている駅の立ち食いそばといいますと、中延駅の大和屋と隣の六文そばだけ。こういう理由もあって、応援しているというか、近隣で生活する者としては、生き残ってもらわないと困る訳です。

大和屋のポイントは土・日・祝を営業している点です。私は年を取ってからも早起きですが、若い頃の土・日も朝方に寝て、昼過ぎに起きるような生活でした。なので、朝の中延駅とはたいへん縁が深く、モーニングとしても、〆としても、朝の大和屋はとにかく美味しく世話になっているのです。また、昔からボリュームの割に圧倒的に安く、常に財布に優しいというのも、こんな時世ですので助かります。



この日はアジ天がなかったですね

見てください、この天ぷらのデカさ。ふたつ乗せれば、確実に腹いっぱいになります。つい先日、何年ぶりかに土曜の開店前に行ってみたのですが、開店30分前の6時30分には、駅の改札を出たあたりに並ぶ場所を探すように、スマホを調整しながら開店を待つ人が現れ始めました。要はSNS映えするようです。ひょっとしたら、YouTubeに自分が映っているかもしれないと思うと、笑ってしまいました。ユーチューバーにオススメしたいのは、ちくわ天とあじ天。びっくりするくらい大きいですよ。あとはカレーそばにかけてもらえるカレーの量も立ち食いそばマニアの関心を集めると思います。

五目天&生姜天そば

このゾーンは確実に売り切れます

最近の傾向は生姜天、げそかき天、五目天が午前中でなくなることが多く、昼休みの時間に売り切れてしまうと、新しく揚げることはないようです。なので、YouTubeの撮影などをなさる際は10時あたりがよろしいかと。また、営業時間が変更になっていますので、夜にいらっしゃらないようくれぐれもご注意ください。今後も動きがありましたら、レポートしたいと思います。現在、大和屋の営業時間は以下のようになっています。メニューや営業時間が変更されましたら、本稿を更新しておきますので、お役立てください。

【大和屋】

東京都品川区中延4-5-4

火~金:6:15~14:30 

土・日:7:00~14:00 祝:6:15~14:00

定休日:月

 

 

 

 

 

※東急大井町線の中延駅を降りるとあります。



コメント

タイトルとURLをコピーしました