これからの時代は「セックス・ドラッグ・ロックンロール」ではなく「ヘルス・ドラッグストア・ホスピタル」だ!五十代のヘヴィメタルを愛する人に贈る玄米食と日本茶と健康診断!~しながわロックラジオ

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おっさんの飯
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情報共有として私が患った「肺化膿症」の症状を記しておきますね。もし、喫煙者で「最近、痰が多く、まったく切れないな…」と思ったら、念のため、呼吸器外来で診てもらうことをお勧めします

近い内容は1度アップしたのですが、やはり治療していた病気が完治してからと思い、本稿は大幅改稿しました。この3月で病院送りとなった原因である「肺化膿症」の治療が終わりまして「通院しなくてもよい」という医師のお墨付きをもらいましたので、情報共有の意味を兼ねましてアップしておきますね。

このブログを読んでくださっているみなさまは、ロック好きの五十代以上とお見受けしておりますので、お酒はもちろん、煙草がお好きな方が多いと思います。これについてはまったく否定しません。私自身、五十になる寸前まで昼から浴びるように飲み、煙草も1日30本という生活を続けていました。ただし、鼻水と痰が口からあふれ出るようなことがありましたら、私と同じ病名を疑ったほうがいいかもしれません。胸からゲッソリ痩せ、顔が土気色になってからでは遅いことも記しておきます。





健康診断の血液検査で引っ掛かっていたら、再検査を受けておいたほうがよいと思います。すべてに無知だったおバカさんの反省点です

それにしても、私はすべてにおいて無知でした。医師にいわれるまで、かなりお恥ずかしいことに「痰=膿」という認識すら持っていなかったのです。

「(レントゲンの結果を聞いている時)さっきから仰っている膿ってなんですか?」

「肺全体を覆っている白い影のことです。この炎症部分にたまっている濃いものがわかりやすいですね。喉からあふれる痰がそうです。管を刺して抜く方法もあるのですが、肺に刺さって穴が空く可能性の同意書を書いてもらったようにリスクがあるのは事実です。今回はこれを抗生物質投与で時間をかけて叩いていきます」

痰というのは、鼻水なのだと勘違いしたまま生きてきました…バカ、バカ…レントゲン写真で肺部分は真っ白になっており、血液検査の結果、白血球の値が5倍以上、CRP(体内で炎症が起きたり組織細胞に障害が起こると増加する数値)が驚異の80倍以上になっていました。

特に愛煙家の方は健康診断で、血液検査で引っ掛かるようでしたら、念のため再検査を受けておくことをお勧めします。白血球は気にしておいたほうがよいと思いますよ。私の場合、4年前の結果が偶然、出てきたので、見てみましたら、しっかり「要再検査」と書いてありました。いくら会社のいい加減なものであっても、このように結果を見ないというのは論外。兆候はそれなりにあるものです。





めちゃくちゃな生活にかけておいた保険は自宅での食生活。特に玄米食は医師からも「継続しましょう」と言われております

なお、私はまあまあ重症だったようで、検査結果が出た瞬間、家にも帰らせてもらえず、その場で即入院となりました。医師はかなり驚いた様子で「よく平気で歩いてこられましたね」と言っていたほどです。その後、点滴で抗生物質投与を約1カ月続け、退院となりましたが、1度外出許可が下りたことも含め、この回復はかなり早かったと思います。ちなみに、途中、院内でコロナにも感染し、地獄をみたことも補足しておきます。

医師も驚くほどの早期回復には要因がいくつか考えられます。ひとつは酒と煙草が止められなかったため、二十代から食生活で保険をかけておいたことでしょうか。一族が癌家系であることに加え、父は七十を前に酒が原因で亡くなったため、家での食生活は野菜中心、楽に20年以上は玄米食を継続していた訳です。特に玄米はもともと祖父母や親戚が農家だったので、小さい頃から週に3日は食卓に出ており、炊くことが苦痛でもなければ、白米でないとダメというこだわりもありませんでした。

これが最後の砦となったかは定かではありません。ただし、抗生物質治療の過程で以下のような効果があったことは確かであり、医師からも必ず継続するように言われました。

①腸が他人より丈夫:抗生物質の点滴投与は過剰に大腸菌を殺してしまうため、ひどい下痢になることが多いが、食物繊維が白米の6倍もある玄米を食べ続けていたせいでツルッとバナナ便のままだった

②血糖値抑制・糖尿病リスク低下:血液検査は最悪だったのに、なぜか血糖値だけが正常。

③美肌効果・肌荒れ防止:玄米を食べていなかった入院期間、高校以来、顔に吹き出物が出た





ヤバいモデルや石ころ系のタレントが食っているのは、玄米にとっていい迷惑!しかし、玄米食のそれなりの効果は、質素倹約の徳川家康が長命で、贅沢三昧の家光が早逝だった史実が物語っています!

玄米食と言いますと、パワーストーン系の石ころタレントが食べていて、ネガティブなイメージが一部ありますが、江戸時代までの農民が食べていた米は精米していない玄米です。昭和の農家の孫は、質素倹約を掲げた徳川家康が74歳まで生きたにも関わらず、銀シャリばかり食べていた某将軍は贅沢病で脚気になり、最期は50歳前に死ぬという話を聞かされたことを、今でも覚えています。死んだ爺さん・婆さんの言っていたことは、少なくとも小学校の教師の説教より染みついているものです。膝に乗せられ、なぜか水戸黄門を見ながら婆さんがよく話していたことをたまに思い出します。

なお、都内の米屋では玄米が売っていないところが多いようですが、最近ではブランド米まで産直品が安く手に入るようです。また、最近、私の近所では、コロナで米屋がいくつかなくなり、家まで届けてくれない米屋が残りました。米もいわゆる通販の時代ですね。10㎏単位で頼んでしまえば、送料無料なんていうところもあって、かえって安くつく場合があるようですよ。最初は☟あたりで試してみるとよいかもしれません。硬めの米が好きという人には、特にオススメします。私がいま食べているのは埼玉産のコシヒカリです。












ロックンローラーもヘルシー志向の時代!当たり前ですが、病気になってから健康のありがたさがわかると実感しています!

さて、なんで急にこんなことを書き始めたのかと言いますと、完治したにも関わらず、体力が戻り切っていない感覚が否めないのです。これが戻れない老いの進行というやつですかね。入院して思ったのは、五十も半ばが見えてきますと、即入院ほどの病気を相手にすると、体力を一気に持っていかれ、歩行困難になるほど、ダメージを食らいます。なんと75㎏あった体重が入院時には15㎏減です。正直、次に入院したら、これほど早く帰って来られる自信がないという気持ちが、酒と煙草にストップをかけているのは否めません。

実際、ロックシーンは妙にヘルシー志向で、くわえ煙草でギターを弾いていた人も、ジャックダニエルを水代わりに飲んでいた人も「去勢されてしまったのではないか?」と思うほど真面目。我々よりちょっと上の先輩ミュージシャンたちも入院歴があるせいか、紅茶を愛するロブ・ハルフォードの言っていることをようやく理解したように、ヘルシー志向を強調します。私も完全に感化されており、煙草を止めたせいか、すっかり甘党になって、昼は和菓子に緑茶が習慣化し、晩飯は焼き魚と味噌汁があればいい。胃袋が精進料理をありがたがる坊さんになっています。

以前も書きましたが「セックス、ドラッグ、ロックンロール」はもう古い!これからの時代は「ヘルス、ドラッグストア、ホスピタル」です。これについて賛同を得られるかわかりませんが、とりあえず、紆余曲折を経て、私の肺化膿症は完治しました。小うるさい主治医様、永遠にさようなら。そして、みなさま、次回までごきげんよう。これはポジティブな報告で、玄米はバリカタ、ジューダス・プリーストです。次は真面目に書きますね。では、ばいちゃです。





 

 

 

 

 

 

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