📻「Ⅰ」から観る必要はなく、むしろ後世に語り継がれるのはターミネーターⅡやあしたのジョー2のようにこちらかもしれない!?LOVEBITESの「KnockinAtHeaven’sGatePart II」へ思いを寄せて、3月12日の六本木を振り返ってみました~しながわロックラジオ【LOVEBITES ライブ感想】

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みなさん、こんばんは。夏日続出のまま深まりゆく秋、いかがお過ごしでしょうか。私は10月初旬に退院後、順調にもとの体調を取り戻しつつあり、快適なTシャツライフを過ごしております。ところで、毎週土曜日にアップする予定で始めたこの企画ですが、諸事情により気が向いた時に書くことにしました。というのも、必ずしも週末に書くことがあるとは限らず、性根が不真面目なので動機がないと行動に移すことがない訳です。でも、今回こうして始めたのには理由があるということ。とりあえず、聴いてください。はるぴーも大好き、ふんどしジョニーのRIOTでRoadRacin’です。






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今のLOVEBITESのライブはお客さんも和気あいあいとしていて、開演前から本当に楽しいですよ。開場BGMも肩肘はってなくて素敵です

いまのLOVEBITESの開場BGMは以前よりもオーディエンス全体の反応が良いと思いませんか。ニール・ケイ(NWOBHM時代の伝説のDJ)のバンドワゴンをイメージしたような以前の選曲も良かったのですが、ロックってそんなにマニアックで難しくなくてもいいような気がします。たまにいる知ったかオジサンの蘊蓄がうるさかったりもしますし、気合を入れるのは、DiamondsAndRustからじゃないですかねえ。

その点、間口が広いスタンダードというのは、ウェルカムな雰囲気があって、初めて来た人はホッとできるように思います。RainbowのAllNightLongを選んだのは誰なんだろ?客をあっためるためには、ある程度、ポピュラーであることが必要だと考えます。どストレートな選曲に反応している人が多かったようですよ。せいぜいTANKのHonorAndBloodくらいに留めてもらったほうが、思い出を会場のみなで共有しているようなムードが演出されて良いなあと今年の一連のライブで感じました。






KnockinAtHeaven’sGatePart IIが無事にリリースされることで、出る出ると騒いできた私の面目も保たれました。嬉しいので3枚買いました!

本題にいきましょう。やりました!ついに「KnockinAtHeaven’sGatePart II」がリリースされます。配信のあったJudgementDayTourの東京公演があまりに凄かったし、ひょっとして出ないかもしれない…と危惧していたのですが、無事に決まってよかったです。実は下のリンクでリリースを前提に「もっと遠い過去から張り巡らせてあった伏線をすべて回収し、この結末のために過去があったのではないか?と思わせるほど見事な団結で大団円を迎える」などと全力で書いてしまい、冷や冷やしていたのです。だから、面目を保っていただいた御礼に3種類頼んでおきました。あざす<(_ _)>






叙情派の女王、見参!泣きの嵐に息をのむ!まず注目はTheAwakeningを受け、高らかに幕開けを告げるHolyWarの壮麗なイントロなのだ!

さて、最近、物忘れが酷いので、ようやく出てきましたライブ直後のメモを頼りに、伝説の3月12日を振り返りたいと思います。現時点で確実に言えるのは、この日はターミネーターⅡやあしたのジョー2みたいなものだということ。観るにあたってⅠを知っている必要はなく、メタル史に語り継がれるのは、ひょっとして下巻のこちらかもしれないとも思ったりします。トレイラーを見ると3月11日の「PartⅠ」に入っていなかったのは5曲。それでも、曲順をガラリと入れ替えたことで、印象が一変したように感じられました。

特に予想を上回って美しかったのがHolyWar~Braveheated~GoldenDestinationの最強ツイン!「予感超えの叙情の嵐」と書いた理由はしっかり覚えています。これは手元に届いてから答え合わせしたいところです。なんと言ってもHolyWarの置きどころでしょう。本編ラストを張れる4番バッターをトップで起用するという本気、これは切り札を何枚も持っている王者の絶対的な証。そして、3曲目にJudgementDayのオーディション映像にも入っていたGoldenDestinationの火の玉バージョンが置かれたことによって、この日は垂涎のギターオリエンテッドなステージになると予告しているようにも感じられました。叙情派の女王、見参!これは多分当たっていると思います。






「あんなこともあった、こんなこともあった」と過去がシンクロ…LOVEBITESが生み出す驚異の物語性!そして、曲にスペシャルな意味を持たせながら育て、熟成させてきた匠の技を実感できます!

「度肝を抜かれた伝家の宝刀の連発」は人それぞれでしょう。個人的な好みで言うなら、絶対にひれ伏してしまう激情のアカペラから続くEmptyDaydream、そして、Etude Op.10 No.12を聴いた瞬間、ドレスが跳ね上げられたあの日あの時がシンクロしてしまうSwanSong。とにかく、この流れは「あさみやこ」が神がかっていた!あとは本編ラストのUnderTheRedSky!ここに置かれたということは終演を告げるというより、アンコールのあの曲でさらに弾ける予告のように感じられました。

LOVEBITESは曲順ひとつでセットリストに物語性を持たせるだけでなく、キャリアの中で曲を育てながら特別な意味を込めていくことが実に巧みなのだと思います。その仕掛けはこちらが予期せぬところで炸裂する!意外な位置に意外な曲を配置することによって、次への期待を膨らませたり、このEmptyDaydreamやPartⅠのLiarのように、あえて封印されていた刀が抜かれた瞬間などは、デジャヴを伴った破壊力で心に迫ってきます。六本木の2日間には「あんなこともあった、こんなこともあった」と過去がシンクロする瞬間がいくつもありました。紆余曲折があった人生を自然と投影している自分に気付かされ、思わず感極まりましたよ(いつも)。

詩人、EmptyDaydreamの女のコっぽさについて語る☟






この結末は描かれていた青写真?連続ホームランで終盤一気に畳みかけ、WeTheUnitedですべてにケリをつける勝負強さ!稀代のヴォーカリストが魅せたキャプテンシーにWBC日本代表のような団結を感じたぜ!

「本編終盤から畳み掛けるように迎える大感動のフィナーレ!」は文字通りです。LOVEBITESのライブでは曲が前の曲を飲み込んでいくように感じられる瞬間が多々あります。UnderTheRedSkyの切ない歌詞はGloryToTheWorldという世界に飲まれ、壮絶過ぎたWeTheUnitedの感動の向こうに消えていくイメージです。

それにしても、この団結は究極でした!「あしたのジョー2」を引き合いに出したのは、矢吹丈VSホセ・メンドーサのあの試合は絶対に「あしたのジョー」を超えているから。そして、詩人asamiは歴史に残るクライマックスを描いていたように思えてならないのです。あふれんばかりの気持ちが爆発したようなMCは情熱的な歌詞。オーディエンスをグイグイ引っ張っていくアティチュードにはキャプテンシーを感じるはずです。現時点では史上最高レベルのドラマティックが待っているに留めさせてください。

GloryToTheWorldについての解説☟






キャプテンasami☟






付け加えると、はるぴーのツーバスが唸るM.D.Oはまったく別物に進化を遂げています。オモシロ注目は火の玉(FAMIさん)の跳ねるようなベース。これってパンテラのREXみたいじゃん。火の玉がREXを知っているのかどうかは不明ですが、恐らく天然でしょう。だからこそ凄い。「PartⅠ」をよくよく聴いてみて、LOVEBITESはとんでもない飛び道具を得たんだなあと思いました。

※追記 ライブ2日目にして、すげえぞ、火の玉!マジでベースで天下獲ってくれ!

 






冷静になってみるとLOVEBITESがこんなに早く帰ってきてくれただけでも嬉しいのに、最高のライブを収めた映像作品を届けてもらえるなんて感無量っす!

JudgementDayTourが強烈だったし、私は個人的に色々あったので、遠い遠い昔のようですが、まだ2023年3月のことなんですね。冷静に昨年から振り返ってみれば、LOVEBITESが100点満点の新譜を携え、こんなに早く帰ってきてくれるなんて思っていなかったです。六本木の2日間はドキドキしながら、両日ともにおにぎりを持って午前中に家を出ました(EXシアター付近はチェーン店のうどんくらいで飯が高い)。私事はさておき「KnockinAtHeaven’sGatePart II」はメタル界の重鎮の超名盤ライブ作品を引き合いにアレコレ語りたくなるような内容だと思います。今のLOVEBITESは若々しくて風格がある。私たち五十代にとって、80年代中後期のIronMaidenのような一番熱い時期に差し掛かったのではないでしょうか。だからこそ、惹かれるのでしょうし、その理由を「Ⅱ」にきっと見付けられると思いますよ。






ちなみに、私の考えですが、LOVEBITESはライブアルバムをどんどん出してもいいんじゃないですかね。DreamTheaterのオフィシャルブートレグ・シリーズのように遠い昔のステージを、数十年経って連続リリースされても、あまり熱心に聴くことがない訳です。加えて、あえて現実的な話をさせていただくと、私という虚弱体質は心身ともに元気でいられる時間は、あと15年くらいなのかなあと思ったりします。なので、そのうちにたくさんの作品を聴きたいと考えているのですよ。

これだけ作品がたまってきたことですし、ベスト盤だけでなく、ボックスセットも大いに喜ばれると思います。それくらい、過去のバンドにないほど、LOVEBITESは曲やステージはもちろん、フィジカル作品のすべてに手作り感があって楽しいのです!個人的にはなんでも手元に置きたいと考えています。近くお爺さんになってしまうオジサンたちは、とにかくボックスセットが好きなことは覚えておいてください。私は2022年にヴァンダー・グラフ・ジェネレーターというバンドの箱を1年間でふたつも買わされてしまいました。ヘルです。でも、スパンさえ空けてもらえれば、ボックスは大歓迎です。






先生は普通に仕事をしているだけなのに、オジサンたちを泣かせてしまうのだからすげえです。オジサンたち、悲喜こもごも、青春!

さて、本稿はこのへんでEpilogueとさせていただきます。先日から私のTwitterのタイムラインは「AsamiChristmasLive2023」の話題で賑やかなようです。日本シリーズ第3戦の合間にトレンドを見たら、野球の話題を押しのけて「asamiさん」が最上位に来ていました。事情を探ってみますと……世のオジサンたちを本当に泣かせてしまう先生はガチですごいです。お疲れさまでございます<(_ _)>

私ですか?11月には別のライブとリサイタルの予定があるので、帰ってきたらレポートをまとめますので読んでくださいね。では、皆様、ごきげんよう、ばいちゃです。

Asami birthday Liveの感動と緊張について☟

📻ハイパー円安時代に、JudasPriestの新曲にして大名曲PanicAttackを聴いて想ったこと。そして、LOVEBITESを想うということ。ほか、IronMaidenごめんよ…~しながわロックラジオ
PanicAttackはPriest史上に燦然と輝く金字塔!これはファンに何を求められているかを客観視できるリッチー・フ...

Asami Christmas Liveで私がした過去の恥ずかしいリクエストついて☟

📻BURRN!誌のライブレポートを読んでみたら……日本の至宝にメロメロじゃん。もう皆さん、素直になったほうがいいって笑。そして、あまりデキの良くない生徒はLOVEBITESのasami先生に提出するAsami Christmas Live 2023のリクエストを真剣に考えていたのでした~しながわロックラジオ
編集部4人体制となったBURRN!2023年12月号を買いました。あちこちに驚きがあって色々考えさせられました…1,00...

ほか重大発表、および関連項目

もう2023年も終わり!FushigiRockFestivalウイークだ!ヘヴィメタルファンも必聴、Evraakの新曲は触りだけでもブルっとくるほどいいぞ!このほかDreamTheater、曇ヶ原、CrescentLament、shuriさん(EX.Mizuki da Fantasia)、そして、LOVEBITESのasami先生についてだよ!!~しながわロックラジオ
MAJESTY時代のブートを持っているくらい昔が好きなので、マイク・ポートノイのDreamTheater電撃復帰のニュー...





















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