※例のラー油です☟
※例のヨーグルトです☟
※本稿はこちらの感想です。
※毎度のことなんですが、LOVEBITESの皆様のお写真をTwitterから拝借しました<(_ _)>
- 前代未聞のドリームボールが聴き手の心臓にズバッ!過去最高のインパクトと破壊力とはまさにこのこと!LOVEBITESだけが投げられる魔球がうなった!
- もしLOVEBITESのことをまったく知らなかったら?観たたまま、聴いたまま、素直に思ったことを書いてみようと思います!
- 原点回帰は近年の陳腐なトレンド、しかし、この原点回帰はプロレス的な茶番ではなく、過去へ叩きつけた挑戦状であり、迫真のセメント勝負だ!
- 勝負は瞬殺のKOで決まった!asami節が始まる前にあっけなく試合終了!瑞々しく薫る最強ツインリードが、麗しの音色一発で過去をあっさり葬った!
- 22歳は自分のイベントやら何やらで忙しいと思うから、余計なこと考えている暇なんてないんだろうけど、ヘヴィメタルを知らないというのだけは嘘だろ…笑
- どうだ、見たか!!弾ける笑顔に「罪な女」の神髄を感じた!これが7年も前に誕生していたメタル史における大発明なのだ!
- 追記
前代未聞のドリームボールが聴き手の心臓にズバッ!過去最高のインパクトと破壊力とはまさにこのこと!LOVEBITESだけが投げられる魔球がうなった!
みなさん、こんばんは。待望のLOVEBITESの新曲「Unchained」はチェックされましたか?この「LOVEBITES EPⅡ」からのリードトラック、シンプルに表現するなら「不朽のメタルロックンロール誕生!」ではないでしょうか。素直に度肝を抜かれたという感想に同意です。衝撃と破壊力では、これまでの先行配信の中でナンバーワンどころか、メタル史に名を刻む瞬間だったと個人的には思っています。野球で例えるなら、前代未聞の球速170㎞はある驚異のドリームボール。しかも、古くからのファンは後にも先にもこの魔球を投げられるのはLOVEBITESだけであることを昔から知っていたのです。それにしても、このような大仕掛けが施されていたとは……いったい誰が描いた絵図なのか。びっくり仰天という言葉がこれほど似合う楽曲はないでしょう。
ただ、素直に本当の気持ちを述べてしまって大丈夫なのか?下手なことを言って間違っていたらどうしよう?聴き手にこのような思いを抱かせる二重構造を孕んでいることに、我々はすぐ気付いたはずです。私もこの点はいささか気にはなりました。しかし、メンバーがミュージックビデオで思い切りタネを明かしている訳ですし、聴いた人の率直な思いがすべてではないでしょうか。屁理屈をこねる人も、直情径行タイプの人も同じような感想というのは、それだけ普遍性を有する音楽だという証拠。そして、この音楽を負かすことができるのは、現体制のLOVEBITESだけということです。私の年間ベストチューンはぶっちぎりで決定しました(仮)
※突然の解禁で急きょ書き直した前回です☟
もしLOVEBITESのことをまったく知らなかったら?観たたまま、聴いたまま、素直に思ったことを書いてみようと思います!
まずバンドのことを何も知らないという体で感想を書いてみたいと思います。これはこれで素直に思った気持ちであって、嘘ではありません。2000年頃からロックを聴くことを止めていたのに、偶然、YouTubeで「Unchained」を聴いたとしたら……恐らく私はこんなことを言うと思います。
なんだ、この透明感のある2本のギターの音色?ふたりの個性がくっきりわかるし、まるでNWOBHMじゃん。これってヘヴィメタルはカッコいいだけじゃなく、胸に染みる音楽だっていうことを伝える音でしょ。普通の人が真っ先に挙げるのはIron Maidenの1STだと思う。でも、ソロでハモる時とか、サビの後、合いの手のように入る泣きのフレーズなんか、Praying Mantisのような雰囲気もあるし、マイケル・シェンカー在籍時のUFOのような切ないムードも随所に感じられる。キラキラしていて現代的なんだけど、とにかく懐かしい!
で、なに、このキョンキョンみたいな抜群に上手いヴォーカル笑!宇多田ヒカルみたいなフィールドで歌っている、知る人ぞ知る人物とか?メンバーに友達がいて、遊びにきたついでにメタルを歌ってみたら、野生の勘だけで最高のロックンロールができちゃったような雰囲気。とんでもないケメストリーが起きたというか、彼女の存在自体が発明だと思うんだけど、実際のところどうなんだろ?
曲の雰囲気からして、リーダーはスティーヴ・ハリスみたいなギャロップを入れてきたり、Panteraふうのヘヴィネスを刻むベース?でも、やっぱりドラムなのかなぁ?スティックでタクトを振るうようなシーンもあるし、隙間隙間にオカズを放り込んできたり、空間を支配しているのは彼女であることに間違いない。Rushのニール・パートのことを好きなのかも。あと、現在、W.A.S.Pで叩いているのは、ツーバスのアキレス・プリースターであることを確実に知っている。ギターソロに入る前のドラムソロに「
I Wanna Be Somebody」へのリスペクトがあったのを見逃さなかったぞ。
多分、リーダーは自由で楽しそうな小柄な彼女なんだと思う。だから、この面白いヴォーカリストを連れてきて、冗談ぽく乗せて、騙しうちで歌わせようと考えた。それにしても、五十を過ぎてこのバンドに本気で惚れてしまったんですが……これって恥ずかしいのかな?ライブを絶対に観てみたい。でも、日本のバンドなんて観に行ったことがないし、どうしよう笑
かなりわざとらしいですが、感じたであろうことをつらつら書いてみました。現LOVEBITESのメンバーはルーツを声高に語るようなことをしませんので、実際にはもっと色々な音楽からの影響があるでしょうし、このキラーチューンはもっともっと奥深いと思います。しかも、4分19秒の中に起承転結では片付けられない物語が織り込まれていて、要素が物凄く詰まっている。ロックンロールでありながら、芳醇なブリティッシュに薫る様式美が感じられるのも、LOVEBITESたる証です。そして「気付いている?」的な問いかけもあります。ビジュアルに引っ張られているのかもしれませんが「Glory To The World」を彷彿させるドラミングや、どこか「Signs Of Deliverance」を彷彿させるスリリングなツインの応酬など、これまでのバンド史のハイライトを集めて、ギュッと凝縮したような風情もミソなのではないでしょうか。
原点回帰は近年の陳腐なトレンド、しかし、この原点回帰はプロレス的な茶番ではなく、過去へ叩きつけた挑戦状であり、迫真のセメント勝負だ!
新曲Unchained!産み出すまでに本当に苦労しました!みんなの大切な1曲になりますように!!https://t.co/zMMPrEfHSV#LOVEBITES #Unchained pic.twitter.com/RSr1qOPsqs
— Miyako LOVEBITES (@miyako_0405) July 30, 2024
さて、ここからがLOVEBITESという存在を知っている「現在の私」のもうひとつの感想です。なるべく言葉を選んで、礼節を持って書くことを心掛けたいと思います。まず、近年の傾向を見ていると、Judas Priest然り、Dream Theater然り、プログレと呼ばれる大御所バンドたちの一連の作品然り。マイケル・シェンカーのUFO時代のセルフカバーなども含めますと、どうやら、原点回帰といいますか「過去を焼き直す」というトレンドがあるようです。ただし、彼らは40年、50年選手ばかりで、どの曲に寄せて作ったのか、もはや当てることが興味であるクイズの様相を呈しているのも事実です。
しかし、LOVEBITESの場合、結成わずか7年。しかも、ネタ元はデビューEPからのリードトラック「Don’t Bite The Dust」であり、それは過ぎ去った遠い過去であると、自ら堂々とバラしています。この前代未聞のアイデアはプロレス的と呼ぶには、あまりに真に迫っており、過去とのセメント勝負の様相すら感じられます。ここまではバンドの術中。もちろん、新曲を楽しむ上で「Don’t Bite The Dust」を誰が書いたのかなんて知っている必要はまったくありません。だだし、昔からのファンは否が応でも比べてしまう。そしてさらに、過去への挑戦状のような構図を勝手に脳内に描き出し、曲をリピートする度、MVに挿入された映画のような回想シーンに釘付けになっている訳です。
初期衝動は聴き手の中にあり?初めて #LOVEBITES を聴く人はリズム隊をキレッキレに研いだIronMaidenの1stと言うはず。しかし、それはLOVEBITESファンがあの日に思ったことで、バンドの歴史がギューッと詰まっている。郷愁のギターの音色一発!asami節が始まる前に蹴りをつけた!MYK無双!#Unchained pic.twitter.com/6wsnrD5TRZ
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) July 30, 2024
勝負は瞬殺のKOで決まった!asami節が始まる前にあっけなく試合終了!瑞々しく薫る最強ツインリードが、麗しの音色一発で過去をあっさり葬った!
フェアではないので、比較対象として「Don’t Bite The Dust」を貼っておきます。このデビュー曲は初めて聴いたLOVEBITESであり、asamiさんというヴォーカリストに魅了され、十数年ぶりにロックを再び聴き始めるようになったきっかけでもあるので、私にとっても、思い出がたくさん詰まっています。ただし、結論から言ってしまえば、歌が始まる前にケリがついていました。さすがに相手が悪すぎるでしょ。確かに「Don’t Bite The Dust」はライブでは拍手喝采で迎えられる安心感もあるし、バンドが大切に育て上げ、格段の進化を遂げているのも事実です。しかし、珍しく私はチャットを見ていたのですよ。積み重ねられた歴史を加味しても、2024年7月31日0時10分頃、その存在意義は多くの人の心の中で「Unchained」に取って代わられたように感じられました。
メタル史を遡ると、全米ナンバーワンに輝きながら、その次作で二番を狙ってしくじったQuiet Riotというバンドがいます。この事例が物語るのは、成功の焼き直しという企画は極めて高いリスクを伴うということです。しかし「Unchained」にこの手の懸念だけは必要なかったということでしょう。制作にあたり「似たような雰囲気を持たせつつ、“過去をはるか高く超えている”ことを“一発でわからせる”」という普通では到底あり得ないコンセンサスがあったと想像します。これは「天才ならそれが可能である」とメンバーから絶対的な信頼を寄せられていると感じたからです。インスタで公開されたHellfst直前のバックステージの様子など、昨年にも増してアットホームでフランクな雰囲気がこのように思った根拠なのですが、いかがでしょう。
お待ちかねの!!!新曲!!!!
気に入ってくれると嬉しいな、、、!!!! https://t.co/1fbQcjt2Hc— Miyako LOVEBITES (@miyako_0405) July 30, 2024
それにしても、この珍しく一番遅れて届いた「気に入ってくれると嬉しいな、、、」の女の子っぽい公開告知には驚くと同時に、「、、、」に現体制で一から作り上げた代表曲を求められる重圧を察しました。なんか、最強の女はたいへんそうっす。連絡がこないから本気でドキドキしちゃいました。でもですね、基本的にファンに対しては「速報!新曲!聴いてな!」だけで大丈夫なんじゃないですかね。別に音楽は勝ち負けではないと思いますが、MIYAKOチューンは黙っていていつもハイライトなんですよ。前に曲があれば飲み込んじゃうし、後に続く曲は余韻が邪魔になる。
じゃねん(目を閉じて聴いてみるとLOVEBITESと出会うはるか前、80年代にタイムスリップです。嬉しいなぁ。こういうギターが好きでメタルを聴いてきたんです。なんか先日引退した好きなバンドのことを思い出してポロポロ涙がこぼれてきちゃいました。本当にありがとうございました)#MIYAKO #LOVEBITES pic.twitter.com/wbHyFy5dNs
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) July 30, 2024
もう一個言わせてください。この曲で涙というのは違うとは思いつつ、気付いたらボロボロこぼれていました。つい先日、引退してしまったPraying Mantisのギターとシンクロするような部分がいくつもあったからです。ツインリードの彼らは、音楽を聴くことを止めていた私をヘヴィメタルにつなぎ留めておいてくれ、偶然、LOVEBITESまでつれてきてくれた恩人です。ただですね、悲しいくらいヴォーカルに恵まれなかったんですよ。中には優れた人もいたのですが、フロントパーソンとしては弱い。実は「Unchained」のイントロで真っ先に思ったのは彼らです。そして、asami節が始まった時、最後まで埋まらなかったピースのことを考えました。LOVEBITESを最強であると考えるのにはこのような理由があります。この曲をIron Maiden的という人はたくさんいると思いますが、私は「Praying Mantisの完成形」だと感じました。そして、聴けば聴くほどそのような印象を深めています。なんかですね、LOVEBITESは武器ばっかり持っていてズルいです……涙
22歳は自分のイベントやら何やらで忙しいと思うから、余計なこと考えている暇なんてないんだろうけど、ヘヴィメタルを知らないというのだけは嘘だろ…笑
さて「Unchained」がこういう曲だったので、あえて前任者様について少し。普通なら気付かないような会話の流れの話ですが、伊藤政則氏のラジオ番組に出演時、政則氏がメンバーの発言を否定した際、仲間の側につかなかったことを覚えています。評論家の顔色を見て音楽を作っているのか…と残念なため息が漏れた瞬間でした。以上です笑
で、悪い、待たせたな、えげつない新で真のベーシストさん。おっさんはたまげたぞい。どこかのライブ会場に行って、黒いTシャツで気取ったジジイを捕まえてきて、音だけ聴かせてみてください。10人中8人はこのバンドをコントロールしているのはベーシストだと答えるはずだから。メンバーにとって掛け替えのない宝物なら、それはファンにとっても同じです。本当にありがとう。まるで眼中にないんだろうけど、今回で100%勝利って言う人がほとんどなんじゃないかな。やはり年齢は偽っているでしょ笑。あと、ヘヴィメタルを知らないというのも、実は謙遜であって、お父様の英才教育を受けているようにも感じられました。そして何より、お姉さんたちが「Unchained」を作ろうと思った根拠はこのぶっとい存在感にある。2024年9月1日の東京ガーデンシアターで一番待たれている「火の玉てやんでい」は、ある意味、バンドの看板になってしまったのではないでしょうか。
※この予想、当たり?☟
※「RE-LOVEBITES EP」の火の玉ベースついて☟
※スティーヴ・ハリスとの関係について☟
どうだ、見たか!!弾ける笑顔に「罪な女」の神髄を感じた!これが7年も前に誕生していたメタル史における大発明なのだ!
おやみん🐺(あの日の先生をでっかくしたような人が歌っていました。やはりLOVEBITESはメタルシーンを変える大発明です。でも音だけ聴いていたら何故か泣いてたんすよ。また魔法を使いました?端的に言いますとロックの素晴らしいところだけを煮詰めたような完成度に大感動です🙋♂️)#asami #LOVEBITES pic.twitter.com/q42SB8Cw0q
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) July 30, 2024
では「LOVEBITES EPⅡ」にはあと4曲も残されていますし、この曲について書き続けると、もっと大事故を起こしそうなので、本稿はこんなところでEpilogueとさせていただきます。実はアップしようか迷っていたのですが、たまに覗いてくださっているであろう真夜中の訪問者様に「本気で注意されてもいいや」という考えに至りまして、黙っていた本音までドサクサに紛れて書いちゃいました。ただですね、私に限らず、一部のファンはSNSで悔しい思いをしたのですよ。なので、圧倒的な力差で決着をつけてもらったことが本当にうれしい訳です。
怒られついでに、もうひとつ気付いたことを言っちゃいますね。私は現在のLOVEBITESのみなさんを美しいと思っていますが、特にうれしい気持ちがストレートにこぼれちゃった時の表情が最高に素敵です。ヘヴィメタルはどちらかと言うと、悲しいですし、暗いので、聴きながら、泣いたり、しみじみすることのほうが圧倒的に多くて、笑うことって意外なほど少ないんですよね。でも、聴いた感動がいつの間にか笑顔になっている曲がごく稀にあるんですよ。泣いて笑っての今回も本当にやられました。asami先生はまったく罪な女です。セーソク陛下とか、BURRN!の髭の人をはじめ、おっさんやお爺さんがまたコロリとやられて、絶賛の嵐となる様子が目に浮かびます。以上、こんなことを思いました。できれば次は不意打ちの公開は止めてくださいね。オジサンたちは心臓が弱くて、痛風の発作とか色々あるのです。では、こんなところで、ごきげんよう、ばいちゃです。
インタビュー!チェックしてね!!#激ロック #LOVEBITES https://t.co/85hxsEvv2s pic.twitter.com/eqZI3YRLEx
— Miyako LOVEBITES (@miyako_0405) August 22, 2024
※あさみやこの「LOVEBITES EPⅡ」についてのインタビューです。深い!☟
※LOVEBITES新章「ETERNAL PHENOMENON TOUR」☟
※ETERNAL PHENOMENON TOURの各会場について☟
※東京ガーデンシアターで「Unchained」はプレイされたのか?果たして……笑☟
※「A DAY WITH MIYAKO」で「Unchained」と「Someone’s Dream」が披露されました!☟
※リードトラック第2弾「Soul Defender」について☟
※asami節の権化!「The Bell In The Jail」について☟
評論家の評価☟
韓国の反応☟
罪な女について☟
閑話休題 これがユナイテッド
追記
先生の曲の解説です。お世辞でもなんでもなく、これはちょっと感動的です。
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