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- 最強寒波の影響に負けない仙台の活気!2025年は元気に出掛け、元気に観戦し、元気に帰ってきました!
- 「Glory, Glory,To The World」好きにはたまらないショーの構成!これから先はネタバレになります!ご注意ください!
- ネタバレ①厳しすぎるドSの鞭に容赦はなし!低いとこウネウネなLOVEBITES最凶の曲がついにベールを脱いだ!
- ネタバレ②「試験に出る英単語3級」レベルの言葉を叫ぶ快感!最強のパワーワードはやっぱり「ヒーロー!」でしょう!
- ネタバレ③ほとんどすべてを書いてしまっているような気がしますが、待望のあの曲もド定番のあの曲もプレイされます!そして、ザ・ドラマティックは本編ラスト2曲!また仙台に戻ってきます!
最強寒波の影響に負けない仙台の活気!2025年は元気に出掛け、元気に観戦し、元気に帰ってきました!
みなさん、こんばんは。本稿を書き始めた2025年2月23日、東京は底冷えがきつく、芯から冷える感じです。最強寒波の影響が懸念されていた仙台のほうが、体感は温かかったように感じられたのは気のせいでしょうか。写真をご覧ください。月曜日が振替休日となる3連休初日だったのはあるにせよ、人気の牛タン店が醸し出す若々しい活気を前に、おっさんが入り込む余地いっさいなし…恐るべし、杜の都……
実際、悲しいかな、五十を過ぎると、若い人の元気に気圧される以前に、街を歩いているだけで、老いを具体的に感じる瞬間があります。例えば、仙台に到着したこの日、バスを降り、目的地へ向かってのんびり歩きだしたところ、雑居ビルから煙草の灰が降ってきました。「ひょっとして、喫煙者時代、俺も似たようなことをしていたかもしれない。せっかくの旅の始まりに怒るのも良くないしな…」などと思いながら、微かに舞い散るものがあまりに長く続くので、カッと目を見開き、振り向きざまに非常階段3Fあたりを睨みつけたところ…そこには誰もおらず、風花が寒空を美しく舞っていました。かすみ目、ちーん…
しかし、何はともあれ、国分町に無事に帰ってきました。せんだーい! ドトールコーヒーの椅子に力なく背中を預け、仙台Rensaの開演を待っていたあの日とは違います。何度もこの日記で書いていますが、2023年のJUDGEMENT DAY TOURの帰途、私は入院するほどみっともなく倒れかけたこともあって、この地には浅からぬ因縁を感じており、どうしてもプロレスのような物語を描いてしまうのです。でも、今は煙草をすっぱり止め、医師のお墨付きまでもらったので、ライブ後にそのまま“セルフ病院送り”になる心配もないでしょう。今回は失われたあの夜の借りを返してもらいに来たのです。今夜はセリ鍋でも食らい、明日に備えて会場の下見を済ませてから、のんびりサウナで十分に整ってですねえ……
……会場のSENDAI GIGSがある荒井駅というのは、国分町から地下鉄で数分ではなかったのですか? 思い切り、そのへんを勘違いしたまま当日の朝を迎えるという大ポカをやらかすなど、今回も色々ありましたが、何とか無事にLOVEBITESのETERNAL PHENOMENON TOUR 仙台公演を最後まで観ることができました。再びこの地にやってこられただけで感無量ですが、終演まで立っていられたことを思いますと、込み上げるものがあります(モットー:ハードルは低く) そして、こう話し始めると気付いたら止まらくなっているほど、クールでいられなれない自分に気付いたりするのです。


「Glory, Glory,To The World」好きにはたまらないショーの構成!これから先はネタバレになります!ご注意ください!
それにしても、これは依怙贔屓でもなんでもなく、仙台に集まった東北のファンは本当に素晴らしかった。やはり、2023年、意識朦朧とした中、身体に残っていた前へ前へ出ようとする背中に感じた圧は本物でした。毎回、熱量が半端ではない名古屋が狂気乱舞なら、こちらは我を忘れて見入ってしまうほどの有頂天外。何より、これは圧倒的にパワーアップしている現体制の底力と今回のツアーのセットリストが生み出したマジックでしょう。畳みかけるところは畳みかけ、意外性でアッと言わせるところは徹底的に意表を突いてくる。とにかく、いまが最も旬の選手と久々に選出されたベテランプレイヤーが相まみえるような、プロ野球のオールスター戦を思わせる絢爛たる構成だけで感動が込み上げてきます。
前回綴らせてもらった名古屋の感想より、もっと具体的に書いちゃいますと、今回のツアーのセトリは「Glory, Glory,To The World」好きにとって、特にたまらない構成になっているのではないでしょうか。オープニングを荘厳かつ叙情的に飾るバンドの代名詞「Glory To The World」からして、個人的には過去最高。甘く切なく、冬をも溶かすような温もりが優しい。幾多のバンドが幾多の名曲を演出した幻想的なスモークがこれほど似合うナンバーは珍しいように思います。
そして、私の永遠の憧れであり、恋焦がれ続けてきた「Dystopia Symphony」にもう言葉は不要です。この超難解でテクニカルな楽曲が伝えるのは「人として人を思いやる心」!ヘヴィメタル/ハードロックの歴史的名曲に通底する精神性を確実に見いだせます。この曲を語ると、どうしてもセンチメンタルになってしまうオッサンから言えるのは、これだけのためにチケットを取っても損はないということです。ほかの曲との兼ね合いもあると思うので、毎回は無理なのでしょうが、我々の心理の一番の上のほうにいつも顕在意識としてあり続けるよう、これからも定期的にプレイしてほしいと願っています。
以上、ここまでは名古屋公演を観た後に綴らせてもらった感想とほぼ同じことしか書いてありません。改めてですが、まだライブをご覧になっていない方は、ここから先はご覧にならないほうがよいと思います。以下にはネタばらししか書かれていません。もうtwitterなどでは、当たり前のようにプレイされた曲の情報が共有されていますが、もし私がライブ前なら、びっくり箱の中身は絶対に知らないまま当日を迎えたいと思います。読者様が十数人という事実に甘えて、いつも気楽に書かせていただいていますが、念のため、この点だけはもう一度、確認させてください。



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ネタバレ①厳しすぎるドSの鞭に容赦はなし!低いとこウネウネなLOVEBITES最凶の曲がついにベールを脱いだ!
さて、ツアーも後半戦。本稿では前回触れなかった部分について、なるべく被らないように書いてしまいますね。LOVEBITESに限らず、そもそもライブを観に行って「具体的な曲名に触れるな」というのは無理がありますし、プロの専門記者さんがツアーの真っただ中に曲名を伏せて執筆したネット記事を拝見しても、ネタバレを防ごうとするあまり、抽象的な表現に終始して、スカスカの印象を持たざるを得ません。しかも、私にとって、このETERNAL PHENOMENON TOURは「競馬で単勝の馬券を買うように、特別な感情を抱くいくつかの曲に狙いを定めてチケットを取った」レアケースでもあります。ですから、その曲に触れなくては、どうにもこうにも気が済まなかったりするのです。
ところで、みなさんはLOVEBITESのどういう部分がお好みなのでしょうか。私には「米」のような絶対があります。それがカリスマ MIYAKOチューンをAsami先生が哀愁全開にせつなく歌っている、それこそ「Dystopia Symphony」のような楽曲です。この部分こそがLOVEBITESという沼にはまったきっかけであり、好きであり続けるブレない理由。これだけで丼めしを何杯も行ける自信があります。
とは言っても、揚げ物を挟んだパンなどは週に2日くらい食べたくなりますし、何なら、大好物の蕎麦は毎日でもいい。そんなメニューこそが、敬愛するお方が生み出した北欧メロディックデスのようなリフの上に華麗に躍る歌メロを乗せてしまうというメタル史における大革命だったりします。稀代のヴォーカリストが発明した至高の世界観は、私にとって牛丼にカレーをかけた“カレギュウ”を初めて食べた時くらい斬新でありながら、ゲイリー・ムーア真っ青の「Epilogue」と同じく、心の故郷へ帰ってきたような親和性が感じられるものでした。そして、それが「Winds Of Transylvania」であり、長らく待ち続け、今回ようやく日の目を見ることになった「Paranoia」です。
ついにベールを脱いだLOVEBITES史上最凶チューンを2回観た印象はそのものズバリ「どうしてこれまで演らなかったの?」です。Judas Priestの「The Hellion」~「Electric Eye」以来の様式を感じさせる冒頭からして昭和オジサンのど真ん中。しかも「低いところウネウネ」が醸し出すヒールっぽい雰囲気が最高にカッコ良く、切れ味鋭いリフと凶暴な歌は爽やかなLOVEBITESのイメージと対をなす“陰”で“影”の部分を担っています。
もし、今回のツアーでメンバーが「反応がいまひとつ良くない」と感じたのなら、目の前で観ていた私がきっぱり否定します。要するに目まぐるしい展開に加え、圧倒してくる強烈な要素が多すぎるため、こちらはお口をあんぐり開け、呆気にとられているだけになってしまうのです。私はヘドバンなどもう絶対に無理ですが、下を向いたまま首を振っているというのは、かなりもったいない気がしますし、場面場面で起こる印象の変化が多く、かなりノリが良い人でもリアクションを探っているように感じられました。
さらに、語弊を恐れずに言うなら、名古屋よりも仙台のほうがギターの荒々しさやリズム隊の音の密度をそのままに「Angel Or Demon Good OrBloody Devil……Comfusion-Disorder」のシアトリカルなサビの部分などは妖艶で不気味さを増していた印象。こんなふうにワンステージごとに伸び代を感じさせるフレッシュさもミソでしょう。何より、今回のツアーでは「期待していたイントロのあの部分が今後のお楽しみ」とされたことが、次があることの証明だと理解しました。ドSの鞭のように唸る歌は本当にドSでした。はっきり言って、このAsami先生は可愛らしさも、日本むかし話のような“丼マンガ盛り”のようなワンパクさもありません。そして、ここがこの曲の魅力! 邪悪な女王が降臨するこの日を待っていて本当によかったです。
※「S」についての公式コメント☟


※パラノイア☟

ネタバレ②「試験に出る英単語3級」レベルの言葉を叫ぶ快感!最強のパワーワードはやっぱり「ヒーロー!」でしょう!
また、素晴らしかったのが「Paranoia」が前後の曲にもたらした相乗効果でしょう。私のような趣味をお持ちの場合、お好みプレイリストに「Soul Defender」や「Judgement Day」ほか、Asamiチューンを並べて配置して悦に入っている方も少なくないと想像します。オーディエンスの99%から絶対にプレイされると確信されていたこの2曲は、なんと狂気の「Paranoia」を挟む形で置かれており、叙情風味を倍増させて炸裂しました。
特に「LOVEBITES EPⅡ」収録の「Soul Defender」は曲順だけでも大きな興味でしたが、絶対にライブのほうが映えることが証明されたように思います。そして、詰め込み教育で育った昭和世代は、会場で初めて「Justice」「Crisis」「Remember」「Defender」「Master」「Monster」…など、極めてわかりやすい英単語が散りばめられた歌詞の破壊力を実感するのです。イントロのツインリードが醸すひんやりした独特の世界観とか、戦車のようなリズム隊の重厚感とか、この曲の魅力はいくつも挙げられます。しかし、それより、何より、筆記試験は得意でもヒアリングがからっきしダメなオッサンどもに「出る単3級」くらいの英単語を全力で叫ばせる歌の力でしょう。この発想はまさしくコロンブスの卵。私にとって最強のパワーワードはやはり「ヒーロー!」であります笑
感覚としては、Acceptの「Metal Heart」やDioの「We Rock」のコーラス部分を皆で叫ぶのに近いものがありますが、それとも少し違います。それこそ、コンダクター Asamiの歌と振る舞いは、英語に触れたばかりの生徒の前でタクトを振るう“先生”のようです。スタジオバージョンでは、これまで、どちらかと言うと、壮大で叙情的な聴かせるナンバーだという印象を持っていましたが、ライブではこうなってしまう訳ですか。そういえば、名古屋ですぐ後ろにいた外国の方が「あさみさんはロニー・ジェイムス・ディオみたいですねえ」と言っていました。いやはや、これはもう蘇る80年代でしょう。実際にご覧いただけばわかります。ただただ“Surrender”です。
※先生①☟

※先生②☟



ネタバレ③ほとんどすべてを書いてしまっているような気がしますが、待望のあの曲もド定番のあの曲もプレイされます!そして、ザ・ドラマティックは本編ラスト2曲!また仙台に戻ってきます!
さて、今回のツアーは「競馬で単勝の馬券を買うように、特別な感情を抱くいくつかの曲に狙いを定めてチケットを取った」と書きましたが、私は「LOVEBITES EPⅡ」からの5曲のほかに3曲に願いを込めて買ったつもりです。残念ながら外れてしまった曲が1曲だけありますが、この名曲がプレイされるようなことがあったら、超大穴だと思っていたので、こればかりは仕方ないでしょうか。曲名ですか? それは秘密。いつかお披露目されることを祈っています。
でも、私も含め、渋谷タワーレコードののCut Up Studioに入れなかった人が目撃することを切に願っていたある曲も飛び出しますし、ひょっとしたら、メキシコ遠征を挟んで、新潟から始まる後半戦は驚きの曲が投入されるかもしれません。そういえば、静岡公演はゲイリー・ミーヤの日(3月8日)です。いつもより長めに尺を取ってさらに泣き倒すには、ベストともいえる順番にあの曲が配置されているんですよね。この構成でこの曲を置くならここしかない。何か新しい大仕掛けが起こらないのかな? こんなことを考えてしまうのも、サプライズ度がいつにも増して強いETERNAL PHENOMENON TOURの魅力ではないでしょうか。


それでは、ツアーは続きますし、まだほかの公演も観に行きますので、本稿はこんなところでEpilogueです。正直、今回の仙台は「元気に立っていられた」という喜びが勝ってしまって、冷静になれない部分が大きく、要を得ない内容で申し訳ございません。でも、これはLOVEBITESという鏡に映し出された素直な気持ちなので、そのまま残しておこうと思います。素人の私にとって、音楽というものは、その日の気分で生まれた特別な意味や偏った嗜好の表れのような気がしています。
前回の名古屋の感想では具体的に書きませんでしたが、本稿ではあえて。本編ラスト2曲は、なんと「Holy War」からの「Someone’s Dream」です。このフィナーレは図らずもジーンときてしまうほど感動的ですよ。私は「もう終わっちゃうのかあ」としょんぼりしながらも「仙台という土地は本当に気持ちが温かいし、一生忘れられない因縁があるから、またLOVEBITESに連れてきてもらおう」などと先走っている気持ちに気付きました。いくつもの会場を揺らしてきた「Holy War」にはもう既にたくさん思い出がありますが、個人的には今回の来仙で「Someone’s Dream」が東北と脳内で強く結び付けられ、ますます大きな夢を託せるスペシャルな曲になったように感じています。
ちなみに、行列で待っている時の青空は東京では見られないくらいこんなに澄んでいて、きれいでしたよ。ひんやりとした空気が本当に美味い! こう思ったのは私だけなのかなあ。再確認のために来年あたりにぜひ連れてきてください<(_ _)> では、間を開けずにまた何か書きますね。次回までごきげんよう、ばいちゃです。


※「Holy War」☟

※おまけ(アレ)
SENDAI GIGS – February 22, 2025
※記憶を頼りに作ってみました。間違いがありましたらご容赦ください<(_ _)>
番号 | 曲名 | 備考 |
---|---|---|
1 | Glory to the World | |
2 | Unchained | |
3 | Scream for Me | |
4 | Soul Defender | ライブ初披露 |
5 | Paranoia | ライブ初披露 |
6 | Judgement Day | |
7 | Break the Wall | |
8 | The Bell in the Jail | ライブ初披露 |
9 | The Unbroken | |
10 | Piano solo~Dystopia Symphony | ライブ初披露 |
11 | Soldier Stands Solitarily | |
12 | Where’s Identity | ライブ初披露 |
13 | Don’t Bite the Dust | |
14 | Holy War | |
15 | Someone’s Dream | ライブ初披露・本編ラスト |
Encore | ||
16 | Bravehearted | |
17 | We the United |
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