みなさん、こんばんは。なんと本稿を書いている2月19日は雨が降ったものの、日中は汗ばむほどの気温。翌日にはさらに上がって、その翌日から真冬へ戻るという地球の終わりのような毎日です。れみばいつ(Motörhead)もクリビツテンギョウですね。
ところで、なんだよ、この曲☝、LAメタルのダメな奴みたいだなあ。曲が軽くて、心をひとつも打たない。「にくばいつ」ときっちり発音しろよ。ひょっとして「にくびーすつ」と「にくばいつ」がかかってるのか?
こっち☝はアフター・グランジ的なモダンさが強調されました。なんか、軟弱な感じがして、昭和生まれの感性では、かなりダサいな。いい加減にしないと、れみばいつが怒るぞ。
動きやがった……
こんなものを「作品」なんて呼んではいけません。やはり人間の汗は尊いのです。AIに「おじばいつのおもいで」を描かせて思ったこと
なんで、突然、こんなことを始めたのかと言いますと、Chat GPTを提供しているOpenAI社が動画生成AI「Sora」をリリースすることを発表し、YouTubeとTwitterがえらい騒ぎになっていたからです。TicTokが一番すごいことになっているのではないでしょうか。私はTicTokそのものを見たことがなく、よく知らないのですが、そういうことのようです……おじさん、悲しい(^^;
それはさておき、AIが1分程度の動画まで作るとなると、商品説明やちょっとしたイメージビデオの制作なども人の手から離れていくのでしょう。試しにまだ準備段階の「Sora 」にラフ段階のイラストを描かせ、「おじばいつのおもいで」「#LOVEBITES」とだけ打って、Twitterに流してみました。すると、何人かにご覧いただだけたようです。ありがとうございます。ただし、こういうものを絶対に「作品」と呼んではいけません。AIが15秒くらいで描いただけです。そして、これを私は怖いことだと思っています。
「Sora」のリリース発表の日、いくつかのアーティスト名で、Twitterをパトロールしてきましたが、相変わらず写真を加工ソフトでいじったようなイラストがあふれ返っていました。中には得意げな人もいて驚かされますが、私はAIに絵を描かせることを、どちらかというと恥ずかしく感じます。と言いますのも、イラストを実際にイラストを描く人に発注したことがあり、いかに時間がかかって、いかに待たされるかを知っているからです。人間が流す汗は尊いと思います。
怖いと同じくらいに、悔しさが込み上げるのは、出来上がったものに、それなりに「人の心」らしきものが表現されているからでしょうか。これは昭和の昔から大量生産の玩具に抱いてきた感情と根っこは大して変わらないように思います。ここが人間がもともと抱えている大きな矛盾であり、「心」「絆」「気持ち」「友情」「愛」などを言葉にした時のウソ寒さにも気付いてしまう訳です。
私はチラシのような仕事からパターンで書ける日刊スポーツ紙の記事まで、平面媒体の編集にいろいろ携わり、自分で文章を書くという作業も担当してきました。そして、日に日にそれがなくなっていき、近い将来、AIが代わりを務めることを理解しています。似たようなことをイラストに携わっている方も感じているのではないでしょうか。今回これがアニメーション動画などを制作している方に訪れたのだと思います。
人間のイメージとAIの仕事の溝がさらに埋まった時、恐ろしいことが起こるような気がしています
ここでクイズです。みなさんは、この図を見て、AIが要求に応えられなかった部分をいくつ発見できるでしょうか。指示は「LOVEBITESの文字と狼がプリントされたレザーを着たロブ・ハルフォード(Vo)。今日も声が出ていることを確認するスコット・トラヴィス(Ds)の目線で描いてくれ※」です。現在はこのズレが冗談のようで面白かったりする訳ですが、化け物は使えば使うほど学習していきます。
これは何度かやりとりを繰り返した後に導き出された結果です。こうしてAIは知識を蓄え、人間のイメージとの溝を埋めていきます。中長期スパンで考えた場合、どのようなことが起こるかだけは想像もしたくないですね。正直、生きてきたのが、昭和、平成でよかったと思います。そう遠くない将来、学生時代にやってみたいと思ったことも、実際にやってきた仕事もすべてなくなっているでしょうから。
※わかりやすくするために、文中では固有名詞を用いていますが、Chat GPTに指示を出す際、固有名詞を用いたり「写真を模写せよ」という命令は受け付けてもらえません。
ちなみに、逆に普段使っている言葉は足りず、人同士でも意思疎通が難しいことにも気付かされます。こちらは「IronMaidenのSomewhere In TimeとLOVEBITESのコラボ?」と指示を出したはずです。しかし、エディの顔を言葉ではどうしても伝え切れない訳です。これが人間とAIとの間にある厳然とした壁です。ただ、もう既に、指示を書く「Prompt Writer」なる職業まであるということに驚かされました。「的確な指示を見付けたら“発明”というようなノリ」になっているようです。なんか違うと思うんだけどなあ……尊敬できないというか、声高に威張れる仕事ではないと思います。
以上は動画生成AI「Sora」の準備段階に描かせたラフスケッチです。私のレベルだと、どうやって指示を出したらいいのかわからず、一から勉強を始めている時点でAIに使われていますが、いずれスマホのように、誰もが当たり前のようにに使いこなすのでしょう。再度、リンクを貼付させてください。BlueÖysterCultのAI使用楽曲 So Supernaturalのところで記した「不可逆的な何か」に日々脳みそが蝕まれていき、やがて支配される自分が目に浮かぶ今日この頃です。
一応、子供のような夢は見させてくれるツールではあるようです
かなり暗い話になったので、ポジティブというか、夢のような世界についても少し書いておきますね。「カマキリ(PrayingMantis)とイギリスのパブで、ツインリードの魅力とLOVEBITESの凄さについて語り合いたい」と頼んだら簡単に叶えてくれました。少し仮面ライダーが入っていますが、悪くない仕上がりです。
「asami先生がにくばいつしているところを見てみたい」もそれふうの答えを返してくれました。
でも、向かい合うのは、大大大……∞緊張することはわかっているので「バーのカウンターでドリンクを飲んでいる姿を偶然見かけるくらいがちょうどいい」と頼んだら、こんな感じで返ってきました。
My Orionを聴きながら、東京の部屋から北欧の綺麗な星空が見たいと言ったら、首の骨を軽くへし折られました。
ベルギーに行った結果、ワッフルとムール貝を一緒に盛り付けられました。カネ返せ。以上です。
そういえば、コロナ禍にLINEでAIに絵を描かせて、あまりのデキの悪さを笑って遊んでいたことを思い出しました。あれから3年も経っていないと思うのですが……テクノロジーを舐め過ぎていました
本稿はこれにてEpilogueとなります。でも、オチがつかないな…と思ったら、あっ、先生<(_ _)>
ごきげんよう〜🙋♀️雨ですね〜☔
そんな今日は先日Ayasaちゃんとご一緒したアフタヌーンティーのお写真を🫖多忙スケジュールの中、やっとゆっくり会えたのでした🥰たのしかた🫶
今週末はまた寒くなるみたいだから、皆さま体調には十分お気をつけてね!!雪かな〜☃️ pic.twitter.com/HhbqwvhmJC— 𝐚 𝐬 𝐚 𝐦 𝐢 @ LOVEBITES (@asamiLB) February 19, 2024
Chat GPTの野郎が上手に描けなくてすみません。もう少し似ているように描くように言っておきます。それにしても、この冬の寒暖差は激しすぎますね。お身体ご自愛ください(Ayasa様お久しぶり…)。
最後に私がAIにイラストを作らせる時は、題材を思いついたり、少なくとも必要性・必然性に迫られた時です。そして、気の利いた言葉や音声を添えることができて、少しでも笑ってもらえたら嬉しいです。ただし、これはAIの所業であって、あくまで人間のやっている作業はアイデア出し。恐らく私はどんなに凝ったものができても、作品だと実感する日はこないと思います。
付け加えるなら、AIが生み出すビジュアルには、人間が絵画に筆で入れるサインのようなものを記して、人間がAIにやらせたという意味を持たせ、「これは〇〇さんがやった作業」と記号のように気付かせたほうがよいと思います。これこそが人間がAIを使っているという証拠。AIがAIを動かす時代には、このサインすらなくなる訳です。いずれにせよ、巨大な敵に蚊が刺す程度の逆襲を試みるため、私は色々考える日々です。
今回の最後はやっぱこの曲とこの曲かな。なにか考え事をしていると、先生が本当に出てくるから不思議です。今日もマジで驚きました。じゃ、次回まで、にくばいつでごきげんよう、ばいちゃです。
追記 にくばいつの歌
閑話休題 くろいもつあー
追記 ブログについて
最近、読んでくださっている方が急に増えてきたのは理解しています。誠にありがとうございます。
また、私と同じようなことを始めたいと考えている五十代から六十代の方が多いことにも気付いております。恐らく、同じプラットホームでの決まった応援に飽きてしまったのではないでしょうか。心の中では違うアイデアを持っていても、仕方なしに同調している人が多いような気がします。中身がなくてつまらないのは、他人のことを言えませんが、LOVEBITES inc.が占いやスロットを提供している以上、それに近い企画を提供するというのは、いかがなものかとも思います。
その点、ブログは自由度が高く、便利だと思います。隠しておく必要はないので、少しだけ記しておきますね。レンタルサーバーというインターネット上の土地のようなものを借り、ドメインという住所のようなものを取得し、WordPressというソフトで個人ブログという家を建てただけです。簡単に色々なことができますよ。
ちなみに、ブログに引っ越した理由は次のリンクの記事で書いたような気持ちが大半ですが、それ以前にTwitterの「アカウント停止」がまわりに増えてきたことが大きかったように思います。明日は我が身です。その場合、同じIDを再取得できるかどうかはわからないため、自分の場所を確保しておきたいと考えた訳です。
また、第三者の悪意などによって、Twitterのアカウントは簡単に停止処分となることは数々の事例が示す通りです。SNSでの付き合いとはいえ、突然、言葉を交わしていた人と音信普通になることは寂しいものですよ。このようなリスクを回避する手段としても、個人ブログは最適であると考えています。
サーバーは「ConoHa WING」と契約しております。インターネット上には広告がたくさんありますが、私はすべてを害悪と考えるのは間違いだと思っており、興味のあるものは積極的にクリックします。その結果、GMOグループのこの会社に辿り着きました。もともとFXをやっていて、GMO証券で取引したこともあり、そういう縁がありました。どこのレンタルサーバーも似たようなものだと思いますが「ConoHa WING」は契約と同時にドメインが2つ無料で取得でき、電話でのサポートも充実しています。あと、後日聴いたところ、とにかく安いらしいです。
(※料金比較については「ブログ 始め方」でGoogleで検索をかけてみてください)
ブログの作り方の手順などの詳細は、プロの方がYouTubeなどで説明しています。私はそれをなんとなく真似しただけですので、そちらをご参照ください。あと、2023年は「ConoHa WING」のオペレーターの方に、かなり教えてもらったので、この場を借りて御礼申し上げます<(_ _)>
追記2 AIツールについて
2024年入ってからChat GPTをはじめとするAIツールについて勉強を始めました。実は2023年は体調を壊してしまい、8月以降、仕事とYouTubeの視聴以外、ほとんどパソコンを触っていなかったのです。いったい何が起こっていたのか、知れば知るほど驚かされました。そして、そんな矢先のことです。
膨大なPDFを瞬時に要約してしまうなど、Googleが生み出した最強のAI「Gemini1.5」が発表になった直後でした。Chat GPTを手掛けるOPEN AI社から動画生成AI「Sora」のリリースがアナウンスされるという異常事態が起こったのです。どちらも人知を超えたサービス内容に驚きを隠せないと同時に、アナログな五十代には、時代のスピードに付いていけないという率直な感想を抱きました。気持ちは次のリンクに記した通りです。
ただ、このまま指をくわえていては、マズいという思いも大きく、急遽、いろいろ調べまして、とりあえず、Chat GPTの有料版に登録を済ませました。といいますのも、私がこれまでのキャリアでやってきた編集やライターの仕事がなくなる時代が、もう足元まで来ていることに気付いてしまったからです。また、Chat GPT以外にもいくつかの有料ツールを仕事に導入することを検討しています。
といいますのも、遊びをかねて、いろいろなサービスに触れて気付いたのですが、完成度に高いレベルを求めた場合、当たり前ですが、無料はそれなりの仕事しかしてもらえないようにできています。また、最初は無料体験できても利用回数の上限に達しますと、ほとんどのツールが有料となるのが特徴です。これは文章整理のようなテキストベースの仕事にせよ、イラスト生成のようなビジュアル関係の仕事にせよ、ごく一部を除けば一目瞭然です。
ちなみに、私は紙媒体の編集とライティングでやってきましたので、AIの特徴をすぐ理解したのは、そちら方面の仕事です。
まず、いくつかのインターネット上のフォーマットを知っていると、長文を箇条書きにまとめているビジュアルを見ただけで、同じツール、同じプロンプト(指示文)を使っていることに気付かされます。このほか、センテンスのつなぎに注目しますと「……です。……です。……です。」のような単調さにはこだわりがないようです。ただし、このあたりの問題を解消し、人間の手を加えてしまえば、AIの仕事か人間の仕事かわからない文章が出来上がることは事実です。
私の文章はかなり癖が強いので、このブログをAIが書いていると思う人は少ないでしょうが、Chat GPTの有料版を手に入れたということは、このようにイラストの生成に用いることは可能です。また、この2カ月でいろいろなツールに詳しくなってしまったため、複数のツールを用いるなどして、文章作成に用いることも可能です。ご興味のある方は以下に興味深いツールをいくつか貼付しましたので、覗いてみてください。ブログやTwitterのツイート程度のことは簡単に書いてくれるようですので、かなり驚かれると思います。
何度も申し上げていますが、私はAIに人間の仕事をさせることに強い抵抗はあります。しかし、スマホを手にしてしまったあの時より、はるかに怖い「戻れない何か」を実感しているのは確かです。読んでくださっている方は五十代以降の方だと考えております。「仕事がなくなってしまうなあ…」と考えている同世代から「一緒に頑張りましょう」というメッセージを込めて、追記させていただきました。
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