※LOVEBITESの皆様からお写真をお借りしております<(_ _)>
※「ラブバイツ」ではなく「ラヴバイツ」が正しい表記であることは重々承知しておりますが、多くの方が「ラブバイツ」で検索していることを知り「ブ」をあえて採用しております。ご了承ください<(_ _)>
※この秋、旅行に行かれる方は必携ではないでしょうか? たとえ、近場の国内旅行でも何かと役に立つものばかりです☟
※夏バテした身体に、季節の変わり目に☟
※ゲーマー用の椅子はこんなに極楽なんですね。腰痛が多少マシになりました。
※DVD付きはまだ手に入るようですよ☟

- なんと初回の読者はわずか3人!インターネットの大宇宙において、ほぼ誰からも読まれない大不評のこの企画ですが、せっかく漕ぎ出した船。最後まで頑張らせてください!
- 現体制の最初の作品は個人的にも思い出がいっぱい詰まっており、特別な感情を抱いています!
- ヘヴィメタルとはあくまで型であって、重要なのはそこに落とし込む音楽家それぞれの心。悪しきルッキズムや固定観念を打破したという点で「Judgement Day」という作品は歴史的な大傑作ということです!
- 歴史に名を刻む叙情派の女王が見参!秒単位で聴き手を殺すカリスマMIYAKOにむせび泣け!そして「みんなの大好きなあの曲」がもたらした瑞々しいインパクトに度肝を抜かれる!
- SNSにおける反ワクチン的主張や陰謀論、そして、犯罪者集団を公然と支持する人物の真意とは? 今日、人と人との当たり前の会話さえ難しくなっているように思います……
- 小学生でもわかるフェイクニュースにまんまと引っ掛かった首相候補と、SNSを利用するつもりが、逆にSNSに弄ばれてしまった首相候補…あまりに低レベルな争いに感じる日本の落日……このような光景を遠く高みから見て、あの曲はどう思う?
- Asami先生が相当なこだわりがあって、お好きだと思われる曲とは?
なんと初回の読者はわずか3人!インターネットの大宇宙において、ほぼ誰からも読まれない大不評のこの企画ですが、せっかく漕ぎ出した船。最後まで頑張らせてください!
みなさん、こんばんは。最低気温が20℃を下回る日があるなど、関東地方でも昼夜の気温差が大きくなってきました。体調など崩されないよう、くれぐれもお気を付けください(つまり、私がぶっ倒れたということです)ところで、本稿は下に貼付したリンクの続きになります。どちらから先に読まれても辛うじて文意は通じるかと思いますが、かなりお暇でしたら先に目を通していただき、ご興味を持っていただけましたら、本稿へ進まれることをオススメします。そうでないと、とてつもなく退屈で、時間を無駄にさせてしまうかもしれません。書いておいてこんなことを言うのも変ですが、この点はくれぐれもご了承ください。
さて、突然始まりました【LOVEBITES この曲 頂上決戦2025】!これまでリリースされたオリジナルの全61曲から、私のその日の気分だけで頂点を決めようという無謀にして、大不評を買いそうなこの企画。なんと、前回のアクセスがわずか3人という残念な結果に終わってしまいました。しかし、初志貫徹、無駄になるのは私の時間だけです。頑張って続けることにしました、いや、何としても続けさせてください。読んでくださった3人の方、頑張りますので、ぜひよろしかったら、今回も最後までお付き合いいただけますと幸いです。
改めてまして、この企画のルールについてご説明しますと……
出場選手:既発のオリジナル全61曲(「The LOVEBITES EP」の5曲は「Awakening From Abyss」収録と考え除外。また「Bravehearted」の日本語バージョンと「Thunder Veangence」のオーケストラバージョン、「RE LOVEBITES EP」のセルフカバー5曲も除く)
第1ラウンド:「Awakening From Abyss」「Clockwork Immortality」「Electric Pentagram」「Judgement Day」「Battle Against Damnation」「Glory, Glory ToThe World」「LOVEBITES EPⅡ」から、勝者2曲が第2ラウンドへ進む。なお「Golden Destination」のシングルに収録された2曲とベスト盤に収録の「Nameless Warrior」は3曲で1枠を争う。
※勝者2曲の基準:なるべく多くの人が納得できる「A枠」から1曲と、個人的に思い入れが極端に強い「B枠」から1曲ずつを選出。こうする理由はあまりに独善的で盲目的な選者の趣味嗜好を考慮したため。
第2ラウンド:第1ラウンドを勝ち抜いた15曲のバトルロイヤルで覇を争い、3曲が決勝の第3ラウンドに進むことになる。
第3ラウンド:第2ラウンドを勝ち抜いたファイナリスト3曲で完全決着をつける。授与されるのは金メダルだけ。
となります。
そして、第1ラウンド第2試合は予告通り「Judgement Day」となります。もともとこの企画は、かなり前に書いた駄文が【LOVEBITES Judgement Day 曲 オススメ】というキーワードで検索されていたことが着想となっています。なぜ【LOVEBITES Clockwork Immortality 曲 オススメ】ではないのか、【LOVEBITES Electric Pentagram この曲】ではないのか、そこが定かではありませんが、詰まるところ「Judgement Day」の人気はそれほど高いのでしょう。私もCD3枚に加え、アナログ盤も2枚買ってしまったほどですし、何より、FAMIちゃんが加入して現体制で走り出した記念すべき第1作目ということ。特別な思いを抱いている方が他のアルバムに比べて多いのだと想像します。
しかし、この試合はあまりに過酷な組み合わせとなってしまいました。曲数だけでも、第1試合「LOVEBITES EPⅡ」が5分の2の椅子取りゲームだったのに対して、10分の2と一気に不公平さが増しています。とはいえ、逆にこの大名盤の頂点を極めるということは、総合優勝に近付くこととも言い換えられます。実際「Judgement Day」「Stand And Deliver (Shoot ‘em Down)」「Soldier Stands Solitarily」という現体制の顔とも言うべき曲が3曲も含まれる訳ですから、この試合の勝者は第2ラウンド以降の戦いでぶざまな勝負は見せられないということでしょう。では、レディー・ファイト!となります。


現体制の最初の作品は個人的にも思い出がいっぱい詰まっており、特別な感情を抱いています!
Judgement Day | ||
---|---|---|
No. | 曲名 | Music & Lyrics |
01 | We Are The Resurrection | Music / Midori & Asami Lyrics / Asami |
02 | Judgement Day | Music / Asami & Mao Lyrics / Asami |
03 | The Spirit Lives On | Music / Mao Lyrics / Asami |
04 | Wicked Witch | Music / MIYAKO Lyrics / Asami |
05 | Stand And Deliver (Shoot ‘em Down) | Music / MIYAKO & Asami Lyrics / Asami |
06 | Victim Of Time | Music / Mao Lyrics / Asami |
07 | My Orion | Music / Mao Lyrics / Asami |
08 | Lost In The Garden | Music / MIYAKO Lyrics / Asami |
09 | Dissonance | Music / Asami & Mao Lyrics / Asami |
10 | Soldier Stands Solitarily | Music / MIYAKO Lyrics / Asami |
それにしても、凄まじいメンツです。ちなみに、私がこのような日記を付け始めたのは「Judgement Day」がリリースされ「knockin’ At The Heaven’s GateⅠ&Ⅱ」として作品化された六本木EXシアターでのライブの直後です。また、この年は人生で2度目の入院を経験したこともあって、このアルバムには人並み以上に深い思い入れを抱いており、そういう心のバイアスが闘いを激しいものとするかもしれません。
ちょい待て…もう数回ビジュアルを消して聴くが、これはツインのGatesOfBabylonじゃねえか。しかもRainbow超え。あえてダーク&ヘヴィで来る発想力、そして5弦の若き火の玉を選んだ理由が伝わってくる。どこから生まれる?このエジソンぶり。完璧も完璧。これが #LOVEBITES!https://t.co/qHvsq188ZH pic.twitter.com/BrZ6XQZOBn
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) December 23, 2022
改めて、アルバム全体をレビュー的な観点を持って聴き直しますと、4人のお姉さんたちは「ヘヴィメタル然」としたガッツを伝えることを強く意図していたことは明らかでしょう。実際、第1弾リードトラックにあえてダーク&ヘヴィな「Judgement Day」を持ってくるという超ド級のインパクトを狙った剛球勝負。第3弾として不協和音スラッシュ「Dissonance」を解禁した攻めの姿勢も印象的でした。そして、トドメはYouTubeで行われたリリースイベントの後に公開された「Stand And Deliver」のミュージックビデオでしょう。Motörheadを彷彿させるサウンドとビジュアルの大きなギャップの鮮烈さが昨日のことのように思い出されます。
当時、私はSNSをよく見ていたので、この意図は物凄くわかります。あえてバンドの歴史とファンの反応に触れさせていただきますね。「メタルに詳しい」ことを自負する前任のベーシスト様の脱退を受けて、かなりエキセントリックで、いつも物販の行列で先頭を陣取るような一部のファンが心無い言葉を述べていたことは嫌な記憶として残っています。
「メタルバンドとして成立しない」
評論家にでもなったつもりなのでしょうか。はっきり言ってしまうと、音楽のプロに対してミュージシャンシップやバンドが生み出す音楽の未来を語ってしまうところが無知蒙昧。だからこそ、こういうアンチを黙らせる必要性が少なからずあったのだと想像します。
ヘヴィメタルとはあくまで型であって、重要なのはそこに落とし込む音楽家それぞれの心。悪しきルッキズムや固定観念を打破したという点で「Judgement Day」という作品は歴史的な大傑作ということです!
しかし、すべて杞憂に終わったことは結果が示す通り。そして、お姉さんたちが用意したベース映えする楽曲の中で、“5弦の若き火の玉”が俄然、輝きを増す訳です。あまりに若い彼女はヘヴィメタルのことを知らないなどと謙虚な言葉を述べつつ、想像を絶して上手く、また、ゴリゴリのメタルにすんなり適応してしまったあたりが実に痛快。もちろん、ステージのアクションなどは超新星らしく躍動的で眩しすぎた。要するに表情から伝わってくる明るい人柄がおっさんたちの心をつかんだのでしょう。もうこれ以上語るのは野暮ですね。
これは個人的な見解ですが、ハードロック/ヘヴィメタルと呼ばれている音楽はあくまで類型的な形に過ぎないと思います。大切なのは、落とし込む自分の気持ち。もっと言うなら、どんなに内省的な楽曲であっても、聴き手に楽しんでもらおうというサービス精神がプレイになければ意味はない。そうでなければ、近所の酒場で仲間内で演奏を楽しんでおけばいいだけの話です。もちろん、ロックにファッションなど関係ない。「ヘヴィメタルは黒のTシャツにデニム&レザー」「髪の毛は長く、下に垂れていないとならない」「髪の毛が薄いならカツラを被れ」…80年代の音楽雑誌にあった評論家や編集者の言葉が未だにはびこっており、ハードロック/ヘヴィメタルは悪しきルッキズムに縛られていることに気付かされた人は多いのではないでしょうか。
また、リリース後のインタビューで、作品のオーラスにしてハイライトである「Soldier Stands Solitarily」がコロナ禍の「Glory,Glory To The World」の時点で存在していたことが明かされました。この曲の圧巻の完成度が物語るのは「ヘヴィメタルの硬派な側面を魅せる」ために、マッチョを気取る必要などなかったということ。このJudas Priestばりに硬派で美しい大名曲を聴いて、なぜ5弦の火の玉ベーシストが選ばれたのか、聴いた瞬間に理解できた人は多いと想像します。まとめますと、伝統的な型を持つヘヴィメタルにおいて、保守的な音楽ルーツや固定観念に縛られたルッキズムには意味がない。そして、これを呆気なく証明したのが「Judgement Day」というアルバムだったと考えます。
歴史に名を刻む叙情派の女王が見参!秒単位で聴き手を殺すカリスマMIYAKOにむせび泣け!そして「みんなの大好きなあの曲」がもたらした瑞々しいインパクトに度肝を抜かれる!
その一方、このアルバムでは、LOVEBITESらしい華麗で女性らしい側面が妖艶なまでに匂い立ちます。ハードロック/ヘヴィメタルは型であると記しましたが、Judas PriestやIron Maidenは泣きに満ちあふれたギターソロで魅了しますし、Scorpionsなどは全編を通じて哀愁の塊です。そして、私はヘヴィメタルの叙情的な側面をより強く愛します。だからこそ、日本が世界に誇る天才コンポーザーMIYAKO様の神髄が詰まった「Lost In The Garden」は歴史に名を刻む大名曲だと考えます。個人的に真っ先に連想したのは、NWOBHMの叙情派の帝王として名高いPraying Mantis。イントロ一発、ひと目惚れとはこのことでしょうか。もし、この曲が25年前にあったなら、私は2000年頃にロックから離れてしまうことはなかったとさえ思っています。
そして、郷愁の世界に迷い込んだような感覚を覚え、胸のときめきを隠せなかったのが「My Orion」です。スリリングなイントロとキャッチーな歌メロは、やはり思い出のPraying Mantisを彷彿させます。次に並べて貼付した「Time Slipping Away」と聴き比べてみてください。
どこか雰囲気が似てませんか?私は高校時代から40年近くPraying Mantisのファンでして、彼らのこと、もっと言ってしまえば、この曲のことを、LOVEBITESまで導いてくれた恩人のように思っています。しかし、このバンドは悲しいまでにヴォーカリストに恵まれなかった。そして、このパーフェクトな「Time Slipping Away」に与えられた永遠の宿題が解決されないまま、2024年「謎の引退」を発表してしまったのです。
稀代のヴォーカリストが歌う「My Orion」を初めて聴き終えた時は、長年のマイベストである応援歌があっさり追い抜かれた瞬間でもありました。ブリティッシュロックのような湿り気があって、なおかつ陽のイメージを抱ける抜群の歌唱。この曲を書いた第6のメンバー MaoさんがPraying Mantisを知っているのかどうかはわかりません。ただ、キャプテンのイメージが色濃くなったAsami先生が持っていた「もともとのイメージ」は意識されていると思うのですが、実際はどうなのでしょう。いずれにせよ「それではみんなの大好きなこの曲から☟」ということ。多くの人にとって不世出の大名曲なのだと想像します。
このほかでは「The Spirit Lives On」のAsami節はとにかくお気に入り。この曲は元気がない時によく流しています。Judas Priestの「The Hellion~Electric Eye」のような伝統美を感じさせる「We Are The Resurrection」はまさしくA面1曲目の美学。「Wicked Witch」はザ・ヘヴィメタルと叙情派のどちらに入れたらよいのでしょうか。大好きだった時代のIron Maidenが感じられ、軽快なギャロップに得も言われぬ郷愁と親しみを覚えます。
なお、ライブではまだ披露されていない「Victim Of Time」はNWOBHMの薫りが漂う佳曲だと思いますよ。私はこの曲はあえて温存されていると考えます。この曲をお手製のプレイリストに混ぜて流すことは本当に多いですし、有名曲と有名曲のつなぎ役を果たす良い仕事ができる曲だと感じているのですが、いかがでしょう。
SNSにおける反ワクチン的主張や陰謀論、そして、犯罪者集団を公然と支持する人物の真意とは? 今日、人と人との当たり前の会話さえ難しくなっているように思います……
さて、この第2試合は本当に難しい。パーフェクトな楽曲群の中から2曲しか選べないという縛りがあります。選考基準は以下のような線引きをしていました。
なるべく多くの人が納得できる「A枠」から1曲と、個人的に思い入れが極端に強い「B枠」から1曲ずつを選出。
ここで私の現在の心持ちが重要と考え、まずB枠から考えることにしました。といいますのも、どうにもこうにも、世の中は暗く、人と人との会話まで困難になっているように思えてならないからです。
例えば、先日、あるアーティストが放った発言についての苦情と決別宣言がtwitterに流れてきました。とてもお伝えできる内容ではないので、ここでは慎みますが、反ワクチン主義者や陰謀論者というのは、どこまでデマゴギーを本気で信じているのでしょう。科学や医学を否定し、歴史だけでなく現在進行形の現実まで歪めて伝える。また、反社会的集団に平気で賛辞を贈る神経などは信じがたい。こういった裏切りによってファンを傷つけるのは重罪以外の何物でもないように思います。外見だけ取り繕った見せかけの満足を与えておいて、あとになって何万倍も落胆させるというのは、嫌がらせか、宗教か何かの勧誘ですか?
正直、問題のツイートにあった内容にはずっと前から気付いていました。だから、こうして黙っていることを歯がゆく思います。では、なぜ黙るのか? それは日本は恐ろしいほど訴訟社会になってしまったからです。私には裁判をする金銭的余裕もノウハウもありません。だから、いつも奥歯に何かが挟まったような物言いになってしまう。もちろん、エビデンスのない一方的な発言は良くない。しかし、複数の人間がこうやって目撃している訳です。このような意味においても、今という時代は人と人との会話が難しくなっているのではないでしょうか。
なお、件の人物は過去の発言をすべて消し、多くの有識者から糾弾される陰謀論者のフォローを外したようです。私はSNSでスクリーンショットを残しておいて、保身を考えるようなことは一切していませんでした。そのため、書けるのはこのへんまでが限界です。正直、生きづらい世の中になってしまいました。
だから、やっぱり、まずこの曲を選びます。
…前略…
Must care, love, and stand by one’s side to save their souls(誰かの心や魂を救うには人を想い、慈しみ、寄り添わなければならない)
We are all complicated, delicate, adorable(私たちはみな複雑で、繊細で、愛おしい)
Can’t get close, can’t even touch your fragile heart(あなたの壊れそうな心に触れることさえできない)
Finally we have met but you disappear(ようやく見つけたのにあなたは私の前から姿を消した)
I’m chasing pieces of things you left behind(あなたが残したカケラを私は追いかけている)
Somewhere inside of me still believe that you are here(まだあなたはどこかにいると信じている)
There is a new world that’s beyond the sea(この海の向こうには新しい世界がある)
And searching for the meaning of your last words(私は今でもあなたの最後の言葉の意味を探している)
…後略…


小学生でもわかるフェイクニュースにまんまと引っ掛かった首相候補と、SNSを利用するつもりが、逆にSNSに弄ばれてしまった首相候補…あまりに低レベルな争いに感じる日本の落日……このような光景を遠く高みから見て、あの曲はどう思う?
私は過去のこの日記で本音をかなり隠していたように思います。といいますのも、ほとんど読まれていないとはいえ、やはり自分が死んでも残るものですし、先述したように、露骨なまでの訴訟社会というのが引っ掛かっていたのは包み隠さぬ事実です。また、青臭くて安い正義を語ることに照れも感じていました。しかし、2025年7月の参院選は良い契機だったのかもしれません。もともとじっと本を読んでいることが好きでしたし、高校時代からテレビの討論番組に見入るようなタイプだったことを思い出しました。実際、テレビを観なくなった今も、コロナ禍に知った好きな作家さんやジャーナリスト氏が時事問題を語るYouTubeチャンネルを欠かさず見続けています。
ゼレンスキー氏「ロシアは戦争を拡大しようとしている」と警告https://t.co/PsRMCjhLv5
ゼレンスキー氏は国連総会で「ロシアの作戦は欧州各国に拡大している」と警告。「ロシアがこの戦争を引き延ばし続ける間、沈黙しないでほしい。どうか声を上げてほしい」と述べました。
— 毎日新聞 (@mainichi) September 24, 2025
【石破総理 国連総会で“安保理改革”など訴える】
石破総理
「安全保障理事会は今なお十分に機能を発揮できていない。その最たる例がロシアによるウクライナ侵略」石破総理は安保理改革に常任理事国と非常任理事国の拡大が必要だと指摘。また、イスラエルによる侵攻を強く非難した
石破総理… pic.twitter.com/lQCUTG65Ei
— 報道ステーション+サタステ (@hst_tvasahi) September 24, 2025
現在、海外では残虐な戦争が起こっています。また、世界中で人々の内面が右傾化しており、排外主義を唱える者が増えていることは否定できない事実です。このような潮流にあって、自分のアイデンティティと言いますか、人として最低限の常識が試されているような気がします。そして、あらゆる問題解決のために最前線で戦っている政治家がいて、それが誰なのかだけでも正しく認識しておく必要もある。これが社会生活において、他人と言葉を交わす際のドレスコードのような気がしています。
「外国人がシカ蹴った」の根拠は…高市早苗氏「自分なりに確認」、具体的には示さず「こういったものが流布」https://t.co/AkD7uwoe6U
— 東京新聞デジタル (@tokyo_shimbun) September 24, 2025
小泉陣営、配信動画に「やらせコメント」要請 週刊誌報道に事実認める https://t.co/gG2CiEFnU9
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) September 25, 2025
しかし一方で、日本の首相に最も近いとされる四世議員が、権力欲しさにSNSを弄ぼうとして、逆に弄ばれてしまうバカさ加減です。このへんに沈みゆく日本を感じずにはいられません。こういうカラッポが圧倒的多数で選ばれてしまう日本に明るい未来を見いだせるほど、私は楽観的ではないようです。まして、迷惑系ユーチューバーのデマゴギーを信じ、「鹿を利用して排外主義」を唱えるウルトラ極右など論外でしょう。この人物について諸外国は怒るどころか、呆れて笑っているという話を海外のニュースサイトで読みました。旭日旗を振って応援する応援団などは、さぞや滑稽に映っているに違いありません。もちろん、私の考え方はあくまで一面的だという戒めは持っています。しかし、レベルの低い次元で起こった現実をそのまま伝えているというのも事実です。
さて、以上を踏まえた上でA枠の勝者の発表となります。
狩りの達人であるオリオンは自分の傲慢さもあって、女神アルテミスとの仲をその兄であるアポロンに引き裂かれ、海に落とされます。そして、アポロンは荒波に翻弄されるオリオンを黄金の岩と偽って「あれを射抜けるか?」とアルテミスを挑発するのです。何も知らないアルテミスは弓の弦を引きます。放たれた矢は見事に……悲しい話であると思うと同時に、何かのメタファーのように感じられませんか? もともと、この神話は「愛する者を失うことの悲しみ」「永遠に和解できない対立関係」などの隠喩に用いられてきた歴史があるようです。しかし、現代社会に置き換えた場合、どうでしょう。フェイクニュース(アポロンの偽り)が無知で無垢な愚者(アルテミスの弓)を悪戯に弄び、悲劇の結末(オリオンの死)を招いたと言い換えられないでしょうか。
「My Orion」の歌詞には「What went wrong?(なぜこうなったのだ)」と歌われています。物凄く前向きになれる歌メロなので、私は聴きながら歌詞を追う必要などないと思ってきました。しかし、そこは詩人 Asamiの詞です。改めて読み直してみると、かなりエスプリが利いていると感じたのは私だけではないでしょう。いつだって、でっかい太陽のように眩しいAsami節の権化ともいえる大名曲です。しかし、たまには歌詞の中で哀しきオリオンの運命に思いを馳せ、こんなふうに想像力を逞しくするのもよいかもしれません。
Everything was whited out the morning I woke up(目が覚めると視界が真っ白だった)
What went wrong?(なぜこうなったのだ)
The only thing I can see is nothing but piercing light(唯一見えるのは突き刺すような光だけ)
What went wrong?(なぜこうなったのだ)
We meet again above the sky after being apart from the wheel of fate(運命の歯車によって引き裂かれた私たちはまた空の上で再会する)
Orion(我はオリオン)
Drawing slowly closer to the moon(ゆっくりと月に近く)
Orion(我はオリオン)
Goddess of the Maiden meeting again(純潔の女神とまた会うために)
Now reaching for rays of sun with only the sound of mallet(槌の音だけを頼りに太陽の光を目指す)
What have I done?(私が何をしたというのだ)
Will the day ever come to wander free on the sea(また自由に海の上を歩ける日がくるのか)
What have I done?(私が何をしたというのだ)
Displeasing jealousy pushing the gods to the edge(神々の醜い嫉妬心が矢を放つ)
Leading to shoot the arrows(神々の醜い嫉妬心が矢を放つ)
Orion(我はオリオン)
Drawing slowly closer to the moon(ゆっくりと月に近く)
Orion(我はオリオン)
Goddess of the Maiden meeting again(純潔の女神とまた会うために)
Asami先生が相当なこだわりがあって、お好きだと思われる曲とは?
改めまして、最強のデスマッチとなった第1ラウンド第2試合「Judgement Day」を勝ち上がったのは「Lost In The Garden」と「My Orion」となります。おめでとうございます。素直にひと目惚れした楽曲を選ぶ結果となりましたが「My Orion」のライバルとしてかなり悩んだ楽曲があるのも事実です。もちろん、それは「Judgement Day」と「Soldier Stands Solitarily」。ただ、こうも落胆するような話題やニュースが多いせいか、私のようなネガティブ思考の人間は勇ましく立ち向かっていくよりも、どうしても音楽に癒しを求めてしまうようです。何もかもが鬱屈した暗い時世のせいということでしょう。音楽と向き合う時の心は本当に正直だということを実感しました。
なお、次回の第1ラウンド第3試合は「Nameless Warrior」+「Golden Destination」のシングル盤に収録されている2曲の戦いをお届けする予定です。お楽しみに(このトーナメント戦、むちゃくちゃ不公平笑)
VO.REC.🎙️DAY①
ついに!!ボーカルRec.スタートしました❤️🔥
初日からとんでもない鬼曲で、なんと..このわてくしが..何も食べずに.. ぶっ通し歌い続けた😱これまた大変なレコーディングになるぞ〜!!🤘🔥あ〜痩せちゃう〜〜🥹おやみん🤍#LOVEBITES #明日絶対ラーメン食べる🍜 pic.twitter.com/dxgeENI7Pk
— Asami LOVEBITES (@asamiLB) September 26, 2025
本稿はEpilogueとさせていただきます。ところで、歌詞作業が終わったAsami先生はレコーディングに突入したとのことです。「おやみん」までいただきました。
おやみん🐺(この夏初めての風邪をひいたと思ったらもう秋でした。アルコールとからい物で内から消毒しておきました。なので、明日は大丈夫です。では、ごきげんようです🙋♂️)#Asami #LOVEBITEShttps://t.co/nh5TUoSn2I pic.twitter.com/L5eEb5VVjz
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) September 25, 2025
実は久しぶりに真夜中のtwitterパトロールをされていたことに気付いていたので「もしや…?」と思っておりましたら、どうやらビンゴだったようです。
でもですね、「おやみん」ということは……ちょっとヤバいかもしれません。このブログとtwitterで「ウルトラ右翼BBA」とか「カラッポ裏口入学」とか、政治家の悪口ばかり言っていることが、とっくの昔にバレている可能性大です笑 猫を被ってきたことはもうバレていますが、さらに一枚めくれてしまいました。これからは「鹿さんのフェイクニュースに騙されてしまった可哀想なビジネス右翼のおばさま」とか「親ガチャのせいで国民の税金で生きることを余儀なくされた少し足りないお坊ちゃま」といった具合にお上品な言葉遣いを心掛けたいと思います。これは嘘です。
ちなみにプチ情報なんですが、先生は「Wicked Witch」をたいへん愛されていることは有名です。これはリリース直後から一部のファンの間では囁かれていたことでして、私もtwitterに贅沢した時のマグロの刺身の写真を乗っけて「『Wicked Witch』のように伝統的な味わい」などと呟いたら、いいねをもらった記憶があります。また、ご存知の通り「No More Tragedy」に収録されているだけでなく、2023年の「Judgement Day Tour」の追加公演として行われたKT Zepp Yokohamaの「The Last Judgement」でも披露されたことも印象的な思い出です。この日のバージョンは若かりし日のIron Maidenも真っ青、強烈なまでに激しく、また、速かったアレンジが記憶に鮮明です。
※当日の模様はこちらに掲載されています☟
では【LOVEBITESオススメ曲 頂上決戦2025】はのんびり気長に続けていきますね。終わる頃にはニューアルバムがリリースされたりして。今回は最後にAsami先生のレコーディングが最高の形で終わることを願いまして、この曲で締めさせていただきます。よろしかったら、次回も覗いてみてください。ごきげんよう、ばいちゃです。



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