立ち食いそばの価格高騰が止まりません!ちょっとでも節約して美味しいそばを食べ続けましょう!
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- 場所はあの戸越銀座駅から徒歩10秒!気付けばもう2024年も終わりますが、11月になって思わぬ出会いがありましたので、ご紹介します!
- 戸越銀座のもつ焼き一強!それが、あの玉さんも愛する「でん」!
- 「あご30%、かつお30%、さば20%、煮干し20%」の超本格出汁!もつ焼き屋が立ち食いそば業界に本気で殴り込みを賭けてきた!
- ホルモン屋が始めた立ち食いそばの神髄!「でん」の牛もつ煮込みを知っていれば、絶対に気に入る!?これがお姉さんオススメの「丸チョウそば」だ!
- 新潟のご当地メニューもあり!謎の「ながも天そば」とは、なんぞや??
- 大盛りを頼めば2種類の天ぷらそばを頼んだのと同じ気分!なんと、つゆが少なくなったら足してもらえるという立ち食いそばにはあり得ないサービスぶり!!
- 勇気がある人は朝から「にんにく油そば」をぜひ行ってほしい!そして、これだけでは物足りないので、ぜひ「とり天」か「とりの唐揚げ」をトッピングすることをオススメする!
- 追記① 開店2カ月を待たずにすっかり「立ち喰いそば でん」は戸越銀座の顔に!
- この店のために戸越銀座に通う日が増えそうです!随時、更新していきます!
場所はあの戸越銀座駅から徒歩10秒!気付けばもう2024年も終わりますが、11月になって思わぬ出会いがありましたので、ご紹介します!
みなさん、こんばんは。本稿を買いているのが12月2日。もう2024年も終わろうとしています。個人的には無難といえば無難に終わりそうな一年。2023年は入院生活や長い通院があったりして、どん底でしたが、現在は煙草を完全に止め、酒も外で月に4、5日飲むだけという健康的な生活を送っています。ただ、麺類がすっかり生きる楽しみになってしまい、体重が10㎏以上もリバウンドしてしまいました。とにかく、そばとラーメン。街を歩けば目が新しい店を探しています。
そういえば、先日、久しぶりに東急池上線に乗りました。池上線というのは3両編成の地味な各駅停車のみのローカル線ではありますが、蒲田と五反田を結んでおり、昭和大学のある旗の台や、東京一長い商店街を擁する戸越銀座などにも留まります。こういった利便性から、何かにつけて利用することが多く、朝の通勤時間帯を過ぎたその日もドアのガラスに肩を預け、音楽をぼんやり聴いていた訳です。すると、進行方向と反対側になる戸越銀座駅の改札付近に見慣れた看板の文字が目に飛び込んできました。
今から15年ほど前からでしょうか。私は都内に何店舗かある「もつ焼き でん」にはまっており、特に戸越銀座店にはお世話になっていたのであります。漫才師の玉袋筋太郎さんがYouTubeで取り上げていたのはここの水道橋店ですね。ただ、私はコロナ禍に1度目の入院したのをきっかけに足が遠のいてしまい、カウンター越しに親しく喋らせてもらっていた店長さんともすっかりご無沙汰です。
戸越銀座のもつ焼き一強!それが、あの玉さんも愛する「でん」!
こちら、当時としては、一番お値段のした「ハラミ刺し」。見たまんま、美味いです。レバー、ハツなど、刺身メニューはどれも口の中でとろけるほどです(すべて低温調理済み)。
もちろん、串メニューも稀少部位が多くて充実。人気メニューはすぐに売り切れてしまいます。遅くいくとメニューの札がすべて裏返しになって赤文字になっていることも。ご入店はお早めに。
ちなみに、こちらがすぐなくなるメニューの筆頭「だんご」。ピーマンは別料金です。
豚の脳みそ「ブレンズ」(脳みそ=BRAINに由来)なんていうメニューもあります。
そして、でんといえば、牛もつ煮込み。臭みなどゼロ。五十過ぎの胃袋に一人前は少し重くなりましたが、とにかく美味いです。この写真で確認できるのは、丸チョウ、ハチノス、ギアラ…あたりでしょうか。すべての部位が柔らかく、これ一品だけ頼んでおけば、何杯も飲めてしまいます。
しかし、このメニューの怖いところは、冷めても美味なままで、どうしても飲み過ぎてしまうところ。ホッピーの外1で中4くらい楽勝でしょうか。くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。
ちなみに煮込みメニューには豆腐、玉子、こんにゃくなどがありまして、
玉子とじゃがいもを頼んで“たまたま”なんていうインスタ映えもできます。
とまあ、私は「もつ焼き でん」のことが大好き。数年前の戸越銀座店のメニューはほぼ全制覇しており、店長から裏メニューを教えてもらえるほど通っていたのであります。
「あご30%、かつお30%、さば20%、煮干し20%」の超本格出汁!もつ焼き屋が立ち食いそば業界に本気で殴り込みを賭けてきた!
そして、車窓から見えた件の店です。改札を出てすぐの場所ということは、帰り道に軽く引っ掛ける立ち飲みなのでしょうか。ひょっとしたら、立地的にランチタイムに「煮込みライス」でも食べられるかもしれないと思い、用件を済ませた帰り道に久しぶりに外国人観光客に大人気のこの駅で降りてみました。
ん????
なんと、いい意味で期待を裏切られました。まさかの「立ち喰いそば でん」とあります。とにかく、ハイパー円安に伴う原材料高、異常な水道光熱費の高騰に伴い、東急沿線の立ち食いそば屋や路麺店は潰れまくっており、ほぼチェーン店しか残っていないのが現状です。恐ろしいことに、なんと、五反田の某有名店まで閉店。この界隈ですと、徒歩30分ほど要する東急大井町線の中延駅にある「大和屋」と「六文そば」が残っている程度です。それにしても、久しく顔を出していなかった焼きとんと煮込みの店が、立ち食いそば屋を出店してくれるとは。この僥倖はきつい酒を医師から禁じられている私のためとしか思えません。年末、御礼を言いに飲みに行こうと思いました笑
店内ですが……マジですか? その日は昼飯時は過ぎているのにかなり混んでいました。改札を出て10秒ほどという好立地もあるのでしょうが、券売機の写真を撮って、のんきにメニューを選んでいましたら、アッと言う間に後ろに2人も待っています。「丸チョウそば」「にんにく油そば」ほか、字面だけでそそられるメニューだらけでしたが、とりあえず初回はオーソドックスなところを頼んでおきました。
「ゲソ天そば」大盛り+「紅しょうが天」です。気さくそうなお姉さんに聞いたところ、2024年11月11日にできたばかりだそうです。麺は「むらめん」の茹で麺ですが、つゆは貼り紙に偽りなし。丼を持って飲もうとすると「あご30%、かつお30%、さば20%、煮干し20%」が鼻にフワっときます。いわゆる東京ブラックとは違って、上品な感じです。天ぷらは衣でがっちり固めたタイプではなく、あまり重くない感じ。ゲソも柔らかく、個人的には好きなタイプです。
このほか、いろいろリサーチしましたら「もつ焼き でん」のファンなら、まずは「丸チョウそば」は食べておいたほうがよいとのこと。あと「天ぷらは注文をもらえればすぐ揚げます」というサービスの良さ。ほかのお客さんを見ていましたら、食べながら待っていて、揚げたてをそのまま丼に入れてもらうという荒業も可能なようです。ちなみに、こんなふうに揚げ置きするガラスケースはあります。この様子は近隣企業の昼休みに合わせて混雑に備えている時間帯です。数回通った感じですと、13時過ぎにはこの天ぷらはほとんどなくなっています。日替わりメニューや限定メニューにも注目しておいてほしいとのことでした。
ホルモン屋が始めた立ち食いそばの神髄!「でん」の牛もつ煮込みを知っていれば、絶対に気に入る!?これがお姉さんオススメの「丸チョウそば」だ!
これが後日訪れた時に食べた「丸チョウそば」。まさに、でんの「牛もつ煮込み」に入っているあれです。この一杯はホルモン屋が始めた立ち食いそばの神髄でしょう。臭みもなく、魚介薫る出汁との相性も抜群。ちなみに、この日は知らぬおっさん同士が肩寄せ合うほどごった返しており、私は大盛りを頼んだのに通っていなかったようです。この混雑ではさすがに無理なので、作り直そうとするお姉さんを必死に止めました笑
恐らくホルモンが好きな人なら、これを嫌いな人はいないでしょう。丸チョウはかなりの量が入っており、麺が入っていなくても、いわゆる上品な牛もつ煮込みとしても通用するほどです。ライスとも合いそうな感じです。なんと、朝からこれを食べて出勤する若い人もいるとのこと。酒飲みはアルコールなしでホルモンを食べられるかどうか。ちょっと我慢する部分はありますが、個人的にはリピート決定!でんの牛もつ煮込みを知っている人ならわかると思います。これで880円なら安いと思いました。
新潟のご当地メニューもあり!謎の「ながも天そば」とは、なんぞや??
こちらは「ながも天そば」となります。いわゆる「アカモク」という粘りのある海藻として、ご存知の方も多いと思います。新潟県の佐渡では「ナガモ」という呼称で親しまれているらしく、この天ぷらはご当地メニューなのだとか。私はモズクなどの海藻類が大好きでして、当然、粘り気の強いアカモクも大好物。もちろん、この天ぷらもひと口で気に入りました。
断面はこんな感じ。アカモクがぎっしり詰まっていますので、かなり食べ応えがありますが、ヘルシーですし、つゆとの相性抜群ですので、ボリューミーでも軽く食べられてしまいます。3分の1くらいつゆで溶かして、そばと一緒に啜っても美味しいかもしれません。海藻好きなら、このメニューは1回通っておいたほうがよいでしょう。バリバリ、ワシワシ食べたい人にはオススメです。
大盛りを頼めば2種類の天ぷらそばを頼んだのと同じ気分!なんと、つゆが少なくなったら足してもらえるという立ち食いそばにはあり得ないサービスぶり!!
ちなみに、この日はかなり腹が減っておりまして、
バカでかく、しかも2枚も付いている春菊天を追加しましたところ「天ぷらの衣がつゆを吸い過ぎて少なくなったら言ってくださいね。いくらでも足しますので」という立ち食いそば屋ではあり得ない言葉をいただきました。もつ焼き でんのほうもサービス満点ですが、本当にお願いしちゃっていいんですかね?
じゃーん、春菊天そばができました。大盛りを頼めば2種類の天ぷらそばの並盛りを頼むのとほぼ同じです。もちろん、ネギもプラスして乗せてもらえます。今日日、ネギも有料という店が増えていることを考えると、何から何まであり得ない感じです。
春菊天は味・ボリュームともに都内屈指と言ってもいいでしょう!
勇気がある人は朝から「にんにく油そば」をぜひ行ってほしい!そして、これだけでは物足りないので、ぜひ「とり天」か「とりの唐揚げ」をトッピングすることをオススメする!
そして、これが直近に食べたものとなります。ついに朝っぱらから手を出してしまいました。「にんにく油そば」です。焦がしにんにくというより、ふっくら炊いたようなにんにくが油に漬けてあって、それをつゆの表面にサッとかける感じです。にんにくを残す人が多いので、最初は4個を勧められましたが、私は迷わずマックスの6個をチョイス。
よく居酒屋に「にんにくの丸揚げ」というメニューがありますが、あのホクホクした食感が好きなら文句なしに推せます。そして、この油をかけると、アラ、不思議。上品な魚介出汁にコクと香ばしい風味が出ます。かなり食欲をそそり、これだけだと、普通の天ぷらそばに慣れた人は足りません。
この日は「とり天」を急ぎで揚げてもらいました。確か1枚が90円でしたから、2枚150円を頼んだほうが絶対にお得です。これまで「とり天そば」や「唐揚げそば」を出す店にかなり通ってきましたが、この味でこのお値段はあり得ないほど安い! どことはいいませんが、ちょっと気取っていて、お高くとまった座って食べるお店よりは断然美味いと思います。
もちろん「にんにく油そば」との相性は抜群。
ほかでは「とりのから揚げ」との組み合わせも美味。ちょっと横道にそれますが……
こちらは「のり天そば」からの……
「とりのから揚げそば」です。この一杯は「そば屋のとりから」をよく理解した美味さです。
お姉さんは「にんにく油そば」には「カリカリポテト」が合うと勧めてくれたので、近く試してみたいと思います。いずれにせよ、唐揚げ系との組み合わせは覚えておきたい絶品の味です。
唐揚げそばや肉そばを食べ歩いたまとめです☟
追記① 開店2カ月を待たずにすっかり「立ち喰いそば でん」は戸越銀座の顔に!
12月中旬を過ぎて、この「納豆包み揚げそば」が大人気なようです。古来、そばと納豆の組み合わせは鉄板ですが、この納豆の包み揚げは温そばと特によく合います。ただ、サクっと食べられてしまう超ヘルシーメニューなので、がっつり食べたい方は天ぷらがもう一品ほしくなる感じでしょうか。納豆の包み揚げの断面はこんな感じです。
2024年12月中旬の時点では、券売機にまだ名前はなく、注文したい場合は現金払いで支払わなければなりませんが、特別メニューとして名前を見掛ける日が少なくありません。ちなみに、この日訪れたのが、12月21日土曜のこと。なんと店内に入ったのはいいのですが、食べるスペースを確保するのに苦労するほどの大混雑でした。「立ち食いそば屋になんで?」とも思いますが、この界隈でそば屋が激減しているだけでなく、それだけ、この店が楽しいのだからだと思います。この日の日替わりメニューはこんな感じでした。
「牛レバーからあげそば」? 呑み助にはおなじみのメニューなので、想像はつきますが、果たしてそばに合うのでしょうか。もちろん「もつ焼き でん」を愛する者としては、全幅の信頼を置いてチャレンジです。
とにかく柔らかくて、このままでも十二分に美味いです。これで180円は絶対にあり得ない! 恐らく、ごくたまに巡り合える日替わりメニューなのだと想像しますが、あった日は絶対にオススメです。
もちろん、温そばとの相性も抜群! それにしても、牛レバーの唐揚げとそばという組み合わせを食べたのは初めてです。もともと「でん」はもつ焼きの店なので、これからも、ホルモンと日本そばのハイブリッドであり得ないメニューを実現してくれると想像します。案の定、このメニューは飛ぶように売れており、私が別皿でもらっていましたら、隣りのご夫婦もすかさず真似して注文していました。こんなふうに立ち食いそばでは、あり得ない変わり種のトッピングが楽しいところが、口コミで広まって、開店から2カ月も経たずにもう戸越銀座駅の名所となってしまったようです。
この店のために戸越銀座に通う日が増えそうです!随時、更新していきます!
以上、12月20日時点までに食べたメニューの一部を記しておきました。あの「もつ焼き でん」が戸越銀座駅の改札を出たすぐそばに出した店とあって、味は文句なし。天ぷらの種類も豊富でとにかく飽きがきません。開店して1カ月しか経っていないのに、もう終わってしまったメニューもあるくらいで、限定メニューも多く、ファンにはたまらないのではないでしょうか。
ちなみに「もつ焼き でん」戸越銀座店の店長はかなりのロック好きで、立ち食いそばのほうにもこんな写真が飾ってありました。もともと通い慣れた街ですし、これから、この店のために再び訪れる機会が増えそうです。また、面白いメニューがありましたら、本稿に書き足していきますので、よろしかったら覗いてみてください。もつ焼きのほうのトイレに飾ってあるジャケット写真をこの稿のおしまいの目印としますね。では、次回までごきげんよう、ばいちゃです。
2024年12月2日記
現在、品川・大田区の東急沿線では立ち食いそば屋の閉店ラッシュです。再開したお店もあるようですが、ハイパー円安に伴う原材料高と水道光熱費の高騰により、依然、厳しい状況にあることは間違いありません。このブログでは苦境にある立ち食いそば業界を応援しています!
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