立ち食いそばはハイパーインフレに悩む我々を救う!人形町→小伝馬町→宝町→西新橋の麺ロードを歩いてきました!「おらの立ち食いそば」、略して「おらそば」交通費節約編です

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立ち食いそばは安い!どれだけ安いかと言えば、隣駅にある店までの交通費で天ぷらが食えてしまうほどである!

突然ですが、立ち食いそばって安いと思いませんか?数軒はしごをしても、高めの居酒屋に入り、1杯だけ飲んでつきだしで帰る時より安いことがあります。ただし、あまりに安いが故に少々の無駄が気になる。例えば、東京メトロ・都営線です。交通費の割合がかなりを占めてしまうのが、立ち食いそば巡りあるある。500円のそばを食べるために徒歩で10分程度の隣駅を往復すると360円かかる訳です。また、道中の尿意と便意も敵です。いつだったか、ベローチェでアイスコーヒー280円を頼んでトイレを借りるという失態。私は性根がケチですが、それでも、まだまだケチが足りないような気がしています。






人形町の「福そば」は紅生姜天はマストが故に天ぷらは2枚乗せ!店主である中国人のユンさんの腕と丁寧な仕事が味を保証します!

さて、先日は朝一番に人形町の「福そば」を皮切りに一日中食べ歩いてきました。こちら、天ぷらそば580円+天ぷら180円+大盛り120円=880円。まず、ここの紅生姜天はマスト。さらに、今夏、市場から消え、ありがたみを増した春菊天も追加。ようやく春菊の価格が落ち着き、どこでも普通に食べられるようになってきました。なお、店での浪費は惜しまないためにあるのがケチ道です。

それにしても、福そばは変わらず美味いですねえ。2年物の本枯本節が薫るつゆはひたすら上品で、細めの麺は腰があって、のど越しが超一流のソレです。ちなみに、この店は昔からのお気に入りで、私にとって美味い立ち食いそばの手本のような存在です。結局、すべては店主である中国人のユンさんの腕と丁寧な仕事の為せる業なのでしょうな。まったく隙がなく、この値段は圧倒的に安いと思いますよ。

【福そば】

中央区日本橋人形町1-16-3

月~金: 6:15~20:30  土・祝 :6:15~16:00

定休日:日 

※2023年10月21日土曜日は閉まっていました。コロナ禍を経て、定休日、営業時間が変わっている可能性があります。土曜・祝日に足を運ぶ場合はお店にご確認ください。






小伝馬町の「おか田」で季節限定の肉そばを食べてきました!遠くまで行かなくても、大人気の豚バラが丼を埋め尽くす豪快な一杯は食べられますよ!

続いて小伝馬町の「そば処 おか田」の朝時間(7時~9時)に出撃。この時間に訪れた理由は冬限定の肉そば900円が売り切れて泣かないためです。10月後半から日中は連続して25℃超えの夏日。それでも冬?立ち食いそば愛好家の朝は早いのです。

豚バラをつゆで煮込んだものが丼を埋め尽くすタイプは、椎名町の「南天」や江古田の「のじろう」などが有名ですが、探せばいろいろな店で食べられますよ。おか田のコレはおか田自体が何を食べても美味いので、このシンプルさで外す訳ありません。少し食べたら、肉を半分くらい麺の下に沈めてしまうと、より味わい深くなります。紅生姜天とも合いそうなので、いずれ試してみたいと思います。何度も言いますが、立ち食いそばのトッピングは決して無駄遣いではなく、味を深く追求するための美技なのです。

【そば処 おか田】

中央区日本橋小伝馬町13-6 1F

月~金:7:00~9:00、11:00~14:00

定休日:土・日・祝






宝町の「そばのスエヒロ」は天ぷらハーフがうれしい!どうしてもベースの太そば+ゲソ天に追加したくなってしまうのです!

今さらですが、東京砂漠は無駄に駅が多くて戸惑います。なので、片道2キロを自転車通学していた埼玉育ちは、とりあえず、習性として目的地を目指して歩きだす訳です。実質的に小伝馬町はJR神田駅?なので東京駅や京橋駅はすぐそば。よって都営浅草線の宝町駅から近い「そばのスエヒロ」は楽勝なのであります。

こちら太そば360円+ゲソ190円+紅しょうがハーフ70円+春菊天ハーフ70円=690円。なぜか、私はスエヒロでは太そばを食べることが当たり前になっていて、ゲソ天のほかに、天ぷらハーフを添えないと損をした気分になります。ケチにとってハーフは色々な種類を食べられるから、非常にありがたい計らい。なお、最近、YouTubeで取り上げられることが多く、好みの天ぷらが売り切れていることが多いですが「待ちます」と言えば、すぐに揚げてくれますし、奥に揚げたてがあることが多いので、遠慮なく聞いてみましょう。

【そばのスエヒロ】

東京都中央区八丁堀4-2-1

月:5:30~14:00 火~土:3:00~14:00

定休日:日






十割そばが美味い「かんだ冨そば」の鶏天は立ち食いそば界でもトップクラス!出汁香るつゆとの相性も抜群で高級そば屋気分を味わえます!

有楽町の三省堂に用事があったため、宝町から銀座のど真ん中を通過して交通会館へ。年末の新刊発売ラッシュは眺めるだけで我慢し、新橋西口の新しい店を確認しながら歩いていたら、すぐにもつ焼きの秋田屋のある交差点の手前です。ちなみに、本を我慢したのは歩くのに邪魔だからです。立ち食いそばに限らず、食べ歩きの日にカッコつけて本を持ち歩くのは止めました。また、読みたくなると喫茶店に入ってしまうため、買うなら家に帰る途中にある、なるべく近所の本屋で。Amazon全盛のこの時代に何を言っているのか?と思われる人が多いのでしょうが、私は断固としてリアルな店舗を持つ本屋を守りたい派なのです。

目当ては「かんだ冨そば」のきのこ鶏天そば870円。田舎太麺に変更50円+大盛り120円によって、なんと1,000円超えてしまいましたが、この店は十割そば。頼んでから、麺を茹で、天ぷらを揚げ…と恐ろしく手が込んでおり、ボリュームまで考慮すれば、このドケチも安すぎると思う訳です。また、きのこがいい出汁を出しており、いつも食べるかき揚げそばとは違った風情。鶏天を置いている店は結構あるので、いつか頂上決戦をやってみたいところです。つゆとの相性があって難しいんですよね。ここは鶏のうま味が出汁香る上品つゆと相乗効果を生んでいることを補足しておきます。

【かんだ 冨そば】

東京都港区新橋6丁目5-5 新生ビル1F

月~金:11:30〜21:00

定休日:土・日・祝






歩くのが好きで歩いている訳でなく、物価高にゲンナリしているだけなんですよ…できることなら、翌日、筋肉痛になるので電車に乗って回ることをオススメします

以上、都営浅草線で回るとしたら2回は途中下車するので360円の節約。天ぷらと大盛り代くらいにはなるはずです。なお、繰り返しますが、私はドケチです。これだけ歩くと、翌日に膝や股関節が言うことを聞かなくなりますので、できれば無理せず、なるべく電車に乗り、喉が渇いたら喫茶店くらい入ることをオススメします。それにしても、ハイパー円安に伴う輸入物価高と水道光熱費の高騰はなんとかなりませんかねえ。この大酒飲みが面白そうな昼飲みを見付けてもスルーしてしまうほど、現在、外食マインドがげんなりしています。今回歩いていて思ったのは、日本は令和ディストピア真っただ中だということ。具体例は避けますが、さすがに、このままケーザイを放っておいてはダメだと思いますよ。











 

 

 

 

 

 

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