🤖📻LOVEBITESのみなさま7周年、おめでとうございます!七十歳以上のみなさま、ますますのご健勝をお祈り申し上げます。このほか「Memorial For The Warrior Souls」の由来となったWarrior Soul、Cactus、Praying Mantis、スウェーデンのNight、松崎しげる氏のことなどです。頑張れ、西武ライオンズ!~しながわロックラジオ

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しながわロックラジオ
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七十代の皆様、ますますご健勝!カーマイン・アピス、なんと77歳!Cactusの新作で魅せた往年の名曲では、70年代と変わらない「デカくて上手い音」が炸裂!

みなさん、こんばんは。本稿を書いている2024年5月28日夜、セ・パ交流戦が始まった途端、窓の外は季節外れの嵐。ラジオからは文化放送ライオンズナイターで西武VS中日戦が流れています。

ご存知の通り、西武ライオンズは5月26日に松井稼頭央監督(48歳)が成績不振に伴い、休養(解任)となるなど、深刻なチーム状況になっています。球団OBが集結した3月16日「西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」で熱唱した松崎しげる氏も、球団創設45周年という節目にこんなことが起こるとは思っていなかったでしょう。しかし、ここではライオンズのことはさておきます。改めて聴き直して思いました。「愛のメモリー」「噂の刑事トミーとマツ」だけではないのです。この74歳……すごっ。

それにしても、昨今の七十代は凄まじいパワーがあります。BURRN!誌をすべて処分してしまったので、1990年代の記事から具体的に引用できないのですが、当時、今も現役の何人かは四十代で「ロックはスポーツと同じで、若さが必要だからそろそろ身を引く時かもしれない」というようなことを言っていたと記憶しています。それがいつの間にか、50歳、60歳と延び、結局、天寿を全うするまでということになったのかもしれません。

Cactusのカーマイン・アピスはなんと77歳らしいです。私が高校生の時、御大はCactus、Beck, Bogert & Appice、King Cobraなどの活動はずっと前に終えており、トニー・フランクリンと一緒にジョン・サイクスのBlue Murderを手伝っていました。当時、BURRN!ばかり読んでいた小僧は、単なる大御所を超えた「逆らえない感」に圧倒されたように思います。これはCactusが「アメリカからのレッドツェッペリンに対する回答」という言葉で形容されていたからでしょう。また、遠い昔にこの世を去っていた「ジョン・ボーナムに影響を与えた」というエピソードからして生きる伝説であり、あのRushのニール・パートまでもが敬愛していると知れば、神様の上の神様扱いになるのも当然なのだと思います。

しかしまあ、この人望の厚さは半端じゃないですね。ニューアルバムの参加ミュージシャンはビリー・シーン、テッド・ニュージェント、パット・トラヴァース、トニー・フランクリン、スティーヴ・スティーヴンス、ダグ・アルドリッチ…そして、なぜか、ティム・リッパー・オーウェンズ(KK’s Priest)まで。彼らへのギャラはこのアルバムに参加した名誉ということで許されるのでしょう。「おまえらどうせ暇だよな。そうか、なら手伝え」でどうにかなってしまいそうな感じが素敵です。

ちなみに、77歳という年齢がいかに凄いかは、年下のアーティストを挙げれば一目瞭然です。Judas Priestのロブ・ハルフォードが72歳、イアン・ヒルが73歳、グレン・ティンプトンが76歳。御大はオジー・オズボーン・バンドをヘルプしたこともあるので、オリジナルBlack Sabathの面々と比較しますと、トニー・アイオミとビル・ワードが76歳、オジーが75歳、ギーザー・バトラーは74歳でした。負かすには、やはり、リッチー・ブラックモア79歳を出さなければならないようです。

皆様、益々のご健勝を願っております。※2024年5月28日現在

※追記 まさしくタイムリーな記事が翌日にamassから流れてきたのでどうぞ。


















止まらない来日ラッシュ…でも、このハイパー円安で客は本当に入っているの?どうやら、先行予約が取れなくて慌てたPraying Mantisはチケットがまだ余っているようです…

ところで、ロックシーンは相変わらず来日のニュースが絶えないようです。不思議でならないのは、この歴史的な円安にも関わらず、興行主様の強気な姿勢です。バカ高いチケット代はアーテイストへのギャンランティだと考えますと、いま来日させる理由がまったくわからない方がかなり含まれており、どうやって成功の青写真を導き出しているのか、私には採算が合う計算式を理解できません。

ところが、調べてみて、なんとなく腑に落ちました。根拠が不明のバンドをいくつか当たっていたら、要するに主要メンバーの年齢ですね。コロナ禍で公演が中止になっていたケースも多いようですが、次があるかどうか怪しいという理由のほうが勝っているような気がします。それなら、早めに来日してもらったほうが日本人のため…ということなのかもしれません。実際、私が6月5日に会いに行くPraying Mantisなど、知らぬ人にとってみれば、どうでもいいはず。でも、彼らはやはり本気で引退するらしいのです。

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ただし、この「来日してもらうことが第一義」で考えますと、成功するかどうかは別問題となってしまいます。Praying Mantisの場合、最初に危惧していた嫌な予感が的中してしまいました。5月26日のBay FMのPower Rock Todayで曲がかかったようなので、チェックしましたら、案の定、こんな時世だけにチケットが余っているようです。かつてならソールドアウトにできるファンの数はいたのでしょう。しかし、もうロックから離れて別の趣味に行ってしまったり、ライブを立って観るにはきつい年齢だったりなど、複数の要因が絡み合っていると想像されます。そして、円安に歯止めがかかる目途はどこにもなく、ファン人口の高齢化はさらに深刻になると…逆に今はビジネスとして成立させるギリギリのタイミングなのかもしれません。ティノ&クリス、平日はやはり厳しいようだ。すまん。Best Yearsだけはやってください。一生懸命歌います。

追記 いよいよお別れですねえ。6月2日のPower Rock Todayをチェックしていたら、やはりBest Yearsがかかったようです。完全再現とはいかないんでしょうが、絶対にやってほしいなあ。よろしかったらどうぞ。

6月2日記








amassでリリース情報を見てばかりいた結果、すごい普通の趣味になっていました。これはちょっと危険な傾向です。もっと色々なアーティストが作品を発表しているので、広く目を配りたいと思います!

あと最近は月並みにこんなところです。素直にカッコいい。ただ、amassばかり読んでいて、サブスクで音源を漁っていると、他人と同じ方向へ行き過ぎて、ちょっとダサいんだよなあとも思います。別にこの年になって尖りたくはありませんが、これって、いわゆる国内盤が出るメジャー中のメジャーですよね。日陰バンドを応援していたい判官贔屓らしくないなあとも思うわけです。

ちなみに、本来の趣味はこんな感じです。こちら、スウェーデンのNIGHTというバンドで、輸入盤オンリー。とんと音沙汰がありませんし、そのことについて、日本では誰も触れようともしません。私はLOVEBITESをきっかけにロックに帰ってきたので、2017年から再びいろいろ聴くようになった訳ですが、昔と違うなあと思ったのは、このへんの若手中堅バンドの扱いですね。どうやら名盤を作っても、輸入盤オンリーでは、BURRN!誌で取り上げられない世の中になったようです。

これはネームヴァリューのあるバンドも例外ではありません。もうかれこれ5年前のことになりますか。Power Rock Todayに「Warrior Soulのニューアルバムが凄くいいから、かけてくれ」とリクエストしたら、伊藤政則氏に驚かれたことがあります。これにはこちらが逆に驚きました。といいますのも、Warrior Soulを教えてくださったご本人が存在を忘れていたらしく「嘘だろ?と思って聴いたら本当によかった」と言っていたからです。BURRN!のレビューに載ったのは、それから数カ月後。LOVEBITES目当てに買ったら、Warrior Soul 84点(伊藤)という数字を偶然目にしました。低すぎるだろ…笑。

こんな感じですので、SNS全盛でも、我々は大多数の方向を向いてしまっていて「こんなのがあるんだぜ」というようなノリで会話するケースが減ったように思います。さらに言いますと、マイナーバンドの方々とは、国内外を問わず、直接会話できてしまいます。先のNIGHTには新譜を作っているのかインスタで聞いてみよ。結局、こういうファンのネット上の気安さが大きな問題なのかもしれません。








閑話休題 7年くらい前の











天才asamiがヘヴィメタルバンドで歌うということは、リッチー・ブラックモアがRainbowでグラハム・ボネットやジョー・リン・ターナーに歌わせた以上に革命的!やはり私の近年最大のカルチャーショックはLOVEBITESです!

本稿はこれにてEpilogueとなります。話を冒頭に戻しますと、現在、5月28日21時過ぎ、雨粒がガラスを叩く音が大きくなり、神宮球場、横浜スタジアムともに雨天コールドゲームになったそうです。まさか、この時季に台風発生とは想像もしていませんでした。1ドル160円の為替相場だったり、ひと玉1000円のキャベツだったり、あの強かった西武ライオンズがビリになったり、この年になっても、初めて経験することばかりです。

そういえば、LOVEBITESという存在こそが、私にとって、初めての体験、最大のカルチャーショックでした。いま考えても、この歌だけはヘヴィメタル史を振り返っても、あり得ないでしょ。LOVEBITES EPを手に入れて、Awakening From Abyssがリリースされるのをまだかまだかと待ちわび、リリース日には入手した訳ですから、少し出遅れてしまった私も小学校は卒業していたようです(ライブに行ったのは、これからだいぶ先のことになります)。

メンバーを代表しましてasami先生の当時の思い出を喋らせてもらいますと「メタルの曲は聴いたことがありませんでした。ペインキラーを聴いた時はナニコレ?と思いました。たくさんの方に聴いていただけて嬉しいです。ありがとうございます」 という折り目正しい丁寧語が強く印象に残っており、達筆だということも存じ上げております。このイメージは「低いところウネウネ」「ライス大盛り」「にくばいつ」となった現在も変わりません。

ということで、遅くなりましたが、LOVEBITESのみなさま、7周年おめでとうございます。いよいよワールドツアーですね。ダラス、LA、シスコとアメリカ公演の決定、おめでとうございます。もう世界中を飲み込んじゃいましょう!じゃ、Inspireをかけまーす。では、ごきげんよう、ばいちゃです。











追記

曲を聴く前からさすがと思ってしまいました。初めてDon’t Bite The DustのPVを見た時のような感覚が込み上げています。破壊力のあるSomething is happening #9が流れてきました笑

「#1~」は☟


















 

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