
※LOVEBITESの皆様からお写真をお借りしております<(_ _)>
※「ラブバイツ」ではなく「ラヴバイツ」が正しい表記であることは重々承知しておりますが、多くの方が「ラブバイツ」で検索していることを知り「ブ」をあえて採用しております。ご了承ください<(_ _)>
※世界情勢の不安定化と日本の政情不安によって純金価格が異常なハイペースで高値を更新中です。銀座の田中貴金属には連日行列ができており、安全資産「金」が手に入らなくなる可能性が指摘されています。ご検討の方はお急ぎください(2025年10月18日記)☟
※もしお手元に壊れたアクセサリーや腕時計のバックル、万年筆のペン先などがあったら、金が含まれているかご確認の上、このような測りで重さを測ってみてください。信じられないほど高価値になっています。
※せつなすぎて抱きしめたい…☟
※季節の変わり目に☟

※隠れた最強の精力食材で自信回復!☟
※「Battle Against Damnation」の収録曲は「Daughters Of The Dawns」を購入すればすべてライブバージョンで聴けますよ!☟
- いきなり不気味なご挨拶でごめんなさい。でも、日本はいよいよヤバイのではないでしょうか……
- 「B枠」は決めていました。どす黒い闇が覆う2025年の優勝候補筆頭、まずは一抜けです!
- 絶頂期のJudas Priestが感じられる正義!多くの人と同様、私が稀代のヴォーカリストの歌に震えた楽曲!
- もはやtwitterの悪意が炙り出したブラックユーモア・コンテンツ!今週のサナエさんとメ〇ラーさんです笑
- 80年代からヘヴィメタルがテーマにしてきた題材!「常に最新が最高」な名曲は気高く薫る日本刀のように斬れる超正統派へと進化を遂げています!
- LOVEBITESとこの曲と時代をともにしていることに感謝!「ちゅきちゅき」だけでは良からぬ連中に付け込まれる時代…知性に満ちた哀しき戦争の歌が神々しく輝く!
- いつの間にか11月に突入していました。LOVEBITESのみなさまはアメリカツアーへ出発するギリギリまで大忙しのようです!
いきなり不気味なご挨拶でごめんなさい。でも、日本はいよいよヤバイのではないでしょうか……

みなさん、こんばんは。日本のプロ野球は終わってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。本稿を書き始めたのは、実は2025年10月28日のこと。ちょうどこの日はMLBワールドシリーズ第3戦で延長18回6時間39分の激闘を制して、ドジャースがサヨナラ勝ち。日本中が大谷翔平選手の4打数4安打2本塁打4申告敬遠1四球の大活躍に熱狂していたようです。もし、ワールドシリーズで延長19回に突入していたら史上初だったとのこと。YouTubeのダイジェストも物凄い再生数です。いやはや、こんな壮絶な試合なら録画しておくべきでした。そして、野球などでサボりつつ、ようやく書き上がったと思ったら、LOVEBITESのみなさんがアメリカに旅立つ11月になっていました。
さて、チョー不人気企画【LOVEBITES この曲 頂上決戦2025】へ話を移しましょう。まず、誰からも注目されていないアクセス数の推移です。第1試合の「LOVEBITES EPⅡ」編の訪問者様が3人、第2試合の「Judgement Day」編が7人、第3試合の「『Nameless Warrior』VS『Spellbound』VS『Puppet On Strings』」編が2人、第4試合の「Glory, Glory, To The World」編は5人、第5試合の「Electric Pentagram」編が2人、そして、前回の「Clockwork Immortality」編が……

じゃーん、なんと3人です。やりました1人増加です!ありがとうございます。10月末ともなりますと、野球で盛り上がっており、何より、政治がコメディのようにぐっちゃぐちゃ。高市早苗の恥辱外交によってテレビの視聴率のみならず、YouTubeの再生回数にまで異変が起こっていたらしく、ゼロもあると思っていたので、ちょっぴり驚かされました。
ちなみに私のほぼ皆無に等しい英語力でも理解できる海外の面白ニュースショーでは「オーマイガー!パ〇〇ンガール?」「ゲイシャですか?」「私は『禿げ頭が可愛い』と夜のお店で褒められたことがあります。日本人のみなさんは国のリーダーがあのような振る舞いでトランプを接待することをなんとも思わないのですか?(意訳)」といった指摘が飛び交っています。もはや、いかなる芸人さんも、世界中の笑い者こと、高市には敵いません。こんな最強のお笑いコンテンツが存在する中、わざわざ拙文を読んでくださった3人の方には感謝申し上げます。

鹿のBBAのバカさ加減、想像を絶していた…狂気…
しかしまあ、バブル期の芝浦のディスコを忘れられないような、このウルトラ右翼BBA、どうにかなりませんか? 大統領専用ヘリに同乗して、視察の名目で原子力空母ジョージ・ワシントンの上でアメリカ海軍に向かって意味不明のことを喚いた後、トランプの横でピョンピョン飛び跳ねる姿はバター犬そのもの。日本にある治外法権の米軍基地ではしゃぐ我が国の最大の恥は、想像を絶していました。「トランプをノーベル平和賞に推薦」? キチガイ極まれりでしょう。私は右でも左でもありませんが、コイツだけは政治に携わらせてはならないと思います。自民党の常識ある衆議院議員のみなさま、とっとと30人くらい離党してくださればいいだけの話です。そうでないと、このウルトラ右翼BBAによって日本が壊されてしまいます。
高市首相がトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦へ 米報道官 https://t.co/vUR6H9gPJ1
ホワイトハウスのレビット報道官は日米首脳会談後、報道陣に対し、高市早苗首相がトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦すると明らかにしたと、語った。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) October 28, 2025
それにしても、よりによって、10月最終週に記し始めた第7試合が「Battle Against Damnation」編になるんだか。なんでも、神武景気に沸き立った1956年の経済白書には「もはや戦後ではない」と記されていたそうです。言い換えれば「“戦後は終わった”=“次は戦前”」ということ。そして、令和のいまごろ、国民の生活などそっちのけで、ついに日本は最悪の人間を神輿に担ぎ上げ、戦中真っ青のスタグフレーションまっしぐらであることは間違いないようです。詳しくは割愛しますが、こんなものがtwitterでは出回っています。

日本の聖域であった「国産米」までがこれまでの値段で食べられなくなる可能性がいよいよ現実になってきました……お先真っ暗っすね。2025年は普通に生活しているだけなのに愚痴がつきません。
では、キリがないので本題へ参りますね。念のため、これまでのルールのおさらいです。
出場選手:既発のオリジナル全61曲(「The LOVEBITES EP」の5曲は「Awakening From Abyss」収録と考え除外。また「Bravehearted」の日本語バージョンと「Thunder Veangence」のオーケストラバージョン、「RE LOVEBITES EP」のセルフカバー5曲も除く)
第1ラウンド:「Awakening From Abyss」「Clockwork Immortality」「Electric Pentagram」「Judgement Day」「Battle Against Damnation」「Glory, Glory ToThe World」「LOVEBITES EPⅡ」から、勝者2曲が第2ラウンドへ進む。なお「Golden Destination」のシングルに収録された2曲とベスト盤に収録の「Nameless Warrior」は3曲で1枠を争う。
※勝者の基準:なるべく多くの人が納得できる「A枠」から1曲と、個人的に思い入れが極端に強い「B枠」から1曲ずつを選出。こうする理由はあまりに独善的で盲目的な選者の趣味嗜好を考慮したため。
第2ラウンド:第1ラウンドを勝ち抜いた15曲のバトルロイヤルで覇を争い、3曲が決勝の第3ラウンドに進むことになる。
第3ラウンド:第2ラウンドを勝ち抜いたファイナリスト3曲で完全決着をつける。授与されるのは金メダルだけ。
「Battle Against Damnation」は4曲収録ですので、半分が勝ち上がり、半分が敗退することになります。ご存知、この4曲はいまだにプレイされ続ける大名曲ばかり。圧倒的に進化を遂げている曲もあり、当時もただのオッサンだった私が1stの「Awaekning From Abyss」より、ますますLOVEBITESに恋してしまった作品です。現在も心の拠り所のように思っている曲を素直に選びたいと思います。では、ゴングと参りましょう。カーン!レディ・ファイト!






「B枠」は決めていました。どす黒い闇が覆う2025年の優勝候補筆頭、まずは一抜けです!

| Battle Against Damnation | ||
|---|---|---|
| No. | 曲名 | Music & Lyrics |
| 01 | The Crusade | Music: Miyako / Lyrics: Miho |
| 02 | Break the Wall | Music: Miho, Miyako / Lyrics: Miho |
| 03 | Above the Black Sea | Music: Miyako / Lyrics: Asami |
| 04 | Under the Red Sky | Music: Mao / Lyrics: Asami |
まず、個人的に思い入れが極端に強い「B枠」は1曲と決めていました。私のtwitterの住所(赤い空の下)であり、もし、プロ野球選手になれるなら「自分の入場テーマ曲にしよう」?と思っている「Under The Red Sky」で即決です。おめでとうございます。一抜けです!
思い出を振り返らせていただきますと、初めてこの曲を聴いた時、私は限りなくブラックに近い会社でサラリーマンをやっていました。新入社員が入ってきても、3カ月弱で辞めていくような酷い企業でして「もう疲れました…」的な相談をされた回数だけは上場企業のエリートさんにも自慢できるほどです。そんな15年近くの「戦いの日々」の道中でLOVEBITESと出会った訳です。
解説文にこの曲についてAsami先生のこのような前向きな言葉を見付けられたのも偶然。深い共感を覚えると同時に、今でも初めて読んだ時のことをよく覚えており、機知に富んだ素晴らしい名文だと思いました。
(前略)
人は誰でも日々何かと戦っています。でも少し前は、その戦う相手も選べず、最も深刻な敵はその運命でした。作品の中では、そういった時代背景を表現しましたが、私が本当に伝えたかった事は、この時代に生まれた私たちには、自らが全てを選択する権利がある。それはひとまず、幸せな事であると言う事。だから、どうにもならない時は逃げてもいいと思います。それは逃げではなく、前進かもしれません。もちろん選択を間違える事もあります。でもそうやって、悩んでもがいて後悔したりしながら、自分の人生を本気で生きてみても良いのではないでしょうか。
(by Asami)
(後略)
ところが、数年後、コロナ禍に入って、テレワークとなり、この曲を聴きながら朝を過ごすことは少なくなりました。出勤がなくなったからです。確かにウイルスという未知の脅威はありましたが、毎日のように具体的な敵と会議で顔を突き合わせてやり合うことが、よっぽど精神的に負担だったのでしょう。要するに戦いのテーマにすがる必要が、ひょんな拍子でなくなった訳です。しかし、2022年あたりからでしょうか。テレワークをしていて、今度は「人と人との分断」の兆しのようなものを感じるようになります。
この理由を明確に言葉で説明できるようになったのは退社してからのことです。いま問題視されている「陰謀論」や「反ワクチン主義」が根っこにあって、高市や参政党が振りまくデマゴギーに近いものが根底にあることに気付かされました。この手の人間とのコミュニケーションは、宇宙人と会話しているようで私には無理でした。テレビ画面に映っているロシアの蛮行を肯定するような輩まで出てきては意思疎通が不可能です。何を言っても通じない。宙に向かってパンチを繰り出しているような感覚とでもいいましょうか。組織はこうやって壊れていくのだと想像しながら、迷うことなく「前進のための逃げ」を選択しました。
それにしても、組織の軋轢やキチガイじみた言葉から解放されたと思ったら、今度は似たような言葉を現首相から聞くとは…。「奈良公園の鹿を蹴っている外国人がいる」…どこまで本気なのか、仮に三文芝居だとしても、こういうことを平然と言ってのける神経だけは理解できません。テレビは迷惑系ユーチューバーで、奈良市議会議員の「へずまりゅう」という名前を具体的に出して報じていませんよね。ここはきっちり名前を出して国民に伝えるべきだと思いますよ。

このババア、64歳だぞ…キショイ以外に言葉があるのか?
そんな人物のデマゴギーを信じる人間が「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」? なんでも「この写真がそうだ」と拍手をしている人がいるそうですが、誰もが知る著名な女性ジャーナリスト氏はこの現象について「思想・主義というより、感性の分断」と述べていました。私もこれを「おかしい」「気持ち悪い」と思わない人とは相容れない。ただ「罪深き空」を嘆くだけです。コロナが終わったのに、漠然とした何かにいら立ち「Under The Red Sky」を流す日々がくるとは……この永遠のアンセムはフィナーレにこそふさわしいと思いますが、この世はまだ健全な方向へ旋回する余地が残されているはずです。平和な世の中を願いまして「B枠」は問答無用の一択とさせていただきました。あまりめでたくないけど、赤い空の下様、おめでとうございます。


絶頂期のJudas Priestが感じられる正義!多くの人と同様、私が稀代のヴォーカリストの歌に震えた楽曲!

もはやtwitterの悪意が炙り出したブラックユーモア・コンテンツ!今週のサナエさんとメ〇ラーさんです笑
なお「今週のメ〇ラー」さんと考えを異にする知識人の見解をいくつか紹介しておきますね。原子力空母の上で飛び跳ねた高市の笑顔は「トランプの機嫌がよかったことにホッとしている証明」という分析が大勢を占めています。また、トランプはタカイチという名前さえ覚えておらず、ひたすら「この女(This Woman)」と呼んでいたことを指摘する声もtwitterやYouTubeでは見聞きできました。加えて、外交だけでなく、麻生太郎のような強大な権力者にやたらと媚びるウルトラ右翼アイドルは女性の人気が極めて低いのも特徴のようです。

あと、誤解なきよう、あえて有名な写真を貼付し、記しておきますが、高市といえば、他人を威嚇するような恐ろしい表情のほうが広く知られます。総務相時代の2016年「放送局が放送法第4条の政治的公平を欠く放送を繰り返し、行政指導しても改善されない場合、停波の可能性もある」といきり立ったことは有名です。何しろ統一教会と関係が深く、国際的な合意と乖離した歴史修正主義を垂れ流す日本会議の重要人物です。さすがにこれくらいは知っておいたほうがいいかもしれません。
※右傾化・幼稚化するメ〇ラーについて①☟

※右傾化・幼稚化するメ〇ラーについて②☟

※右傾化・幼稚化するメ〇ラーについて③☟

※高市金融ショック!☟

※この時、日本国民は絶対に止めておくべきだった…

※元音楽雑誌編集長の差別発言と某音楽評論家のオレンジ化について☟

80年代からヘヴィメタルがテーマにしてきた題材!「常に最新が最高」な名曲は気高く薫る日本刀のように斬れる超正統派へと進化を遂げています!

では、話を本題に戻しましょう。80年代は東西冷戦がいつまで続くのかわかりませんでしたし、Pink Floydに限らず「Wall」という言葉が入った曲名が多かったように思います。例えば、Helloweenのミニアルバム「Wall of Jericho」や、後にKingdom Comeで一世を風靡するレニー・ウルフが、ドイツを旅立ち、アメリカでブルース・ゴーディと結成したStone Furyの名曲「Break Down The Wall」あたりはパッと連想できます。何と何を隔てる壁なのかはともかく、破壊すべきものとして「ベルリンの壁」が隠喩として用いられてきたことが思い出される訳です。
しかし、2025年になって「今週のメ〇ラーさん」ではないですが、少なくとも私の目の前にはまったく別の分断の壁がそびえ立っているようです。例えば、自民党が安い小遣いでアルバイトを大量に雇い、反高市を表明している有識者に片っ端からクソリプを飛ばしていることが暴露されました。また、広告代理店だか、SNSのステマ業者だかが間に入って、次ようなキャンペーンが始まったようです。なるほど、検索して見ますと、さまざまな副業の募集があることを確認することができます。しかし、これらは手を染めたら最後、戻ってこられない最低な仕事であることは、念のため、ご留意ください。
【注目】「サナとお揃いにしたい」 “サナ活”ブームで高市首相が愛用のバッグやペン人気https://t.co/q7hwK8vmon
高市首相が身につけているものが人気になるなどの現象を、SNS上では“サナ活”と呼ばれている。就任会見でメモを取る際に使ったボールペンは、ネット上で話題になると人気に火がついた。 pic.twitter.com/oT8eXeRrce
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 30, 2025
現実での体験を語りますね。もし、本稿をここまで読んでくださっている貴方・貴女様が私の側にいることを確認できましたら、こういった現象について疑問を持たず、むしろ持て囃す人とは、政治・経済のことについて会話を避けたほうがベターかもしれません。酒の席は回避したほうがよいでしょう。間違いなく仕事や生活に支障を来します。そして、逆にそういう人たちにとって、私のような人間は「反日パヨク」で終わってしまうようです。国など愛していて当たり前。確かに、私は「愛国心はならず者の拠り所」という言葉をたいへん気に入っています。だから、旭日旗の人を怒らせてしまうのも仕方ないのかもしれません。ただし、こちらが「朝日新聞の旗の下に集った言葉だけの安っぽい愛国心」を嫌うことも自由です。このように毅然とした態度を一度でも示しておくことは虫除けになると気付いたとも記しておきます。
さて、Eternal PhenomenonTourの一連のライブで「Break The Wall」はさらに進化を遂げて帰ってきました。もちろん、このオリジナルバージョンありきなのですが、現在はバキバキという印象ではなく、触れただけでスパッと斬れるほど、ツインの切れ味は鋭い! まるで歴史的な刀匠が玉鋼を鍛え上げた日本刀のように研ぎ澄まされ、氷のような刃紋が気高く薫るイメージです。

あとは歌でしょう。いつの間にかスラッシャーになっていたAsami先生にこの曲を初めて聴いた時のようなミスマッチはもうどこにもなし。むしろ、歌メロくっきり、この曲を超正統派ヘヴィメタルへと導いているように思います。

そして、やはりゲイリー・ミーヤのギターソロとなります。久しぶりにスタジオ盤のCDを開いて付属の解説文を読み直したところ「ゲイリー・ムーア」の名前を見付けることができました。これからリリースされる最新のライブ作品でぜひご確認ください。それこそオカルト的な例えばかりで、上手な言葉が見つかりませんが、ムーアの何かが憑りついたかのよう。まさに神がかっていました。私にとって「常に過去より今が最高」と思える本当に大好きな楽曲です。よって、本稿では、現在、公開済みの最新のバージョンを貼っておきます。
LOVEBITESとこの曲と時代をともにしていることに感謝!「ちゅきちゅき」だけでは良からぬ連中に付け込まれる時代…知性に満ちた哀しき戦争の歌が神々しく輝く!

では、残る「A枠」の勝者を発表します。多分、ほとんどの人がよく忘れる「Above The Black Sea」をチョイスします。2018年のWacken Open Airでもプレイされましたし、もっとクローズアップされてもいいように思います。ただ、クワイアのSEが必要ですし、大掛かりな曲なのでライブでの置き所が難しいのかもしれません。別にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だけで決めた訳ではありませんよ。
あと、今回、この曲を選んだのは理由を言葉でしっかり説明できるからです。別に音楽なのだから「好きなものは好き」でいいのでしょう。私はtwitterであえて他人とのやりとりを完全に止めているので、現在、LOVEBITESのファンの間にできているサークルがどのような雰囲気なのかは知りません。ただし、別のアーティストで起こっている現象を見て、どうやら「ちゅきちゅき」だけでは、良からぬ連中につけ入る隙を与え、マズいことが起こることを今さら痛感させられました。無垢で無知な中年が取り込まれていくさまは無残です。
奥歯に物が挟まったような言い方しかできず、たいへん申し訳ありません。書けるのはここまでがギリギリ限界ですが、アーティストが簡単に政治利用されてしまう時世が気になって仕方ありません。ファンの幼稚化や有名ファンの号令に倣う全体主義は危険な傾向だと個人的には考えています。なので、LOVEBITESのファンとして、SNSでも政治や経済のことくらいは考えていることを示しておく必要性を感じており、また、何かにつけ、感想などを述べるからには、ひとりでじっくり言葉を考え、きちんと書かなければならないような気がしています。

さて、この曲を選んだ理由を言葉で記しますね。私がLOVEBITESのファンであり続ける理由そのものだからです。2023年の「Etude Op.23~覚醒のエチュード」リリース時、拙いながらも同じようなことを記していたようです☟ 要するに、カリスマ MIYAKO様が自身の世界観で楽曲を作り、それを天才ヴォーカリストが歌っている。ここが私の根っこにあります。オーケストラとの共演まで念頭に置かれた荘厳なイメージの中、ディーヴァの絶唱とも言うべきこの曲はまさにど真ん中です。もう少し言いますと、このお二人がいることが、私にとってのLOVEBITESというバンドの前提条件。だから、私にとって現体制はオリジナルメンバーであることと意味がほとんど変わらないのですよ。ベースの良しあしなんて、難し過ぎてわからないというのもありますし。この曲を好きであるということは、そんな気持ちの裏返しでもあります。
もう少し具体的に書きますと、イントロの泣きのギターからして大好物。私はヘヴィメタルは憂いを帯びていて、ドラマティックであってほしいと思っています。逆に言いますと、能天気な西海岸のパーティーロックのような雰囲気はちょっぴり苦手です。例えば、下のリンクにも好きである旨を記しましたが、イギリスが誇るPraying Mantisの「Only The Children Cry」などには、この曲に通じる美学を感じます。
あとはゲイリー・ムーアやリッチー・ブラックモアの世界観ですよね。80年代からヘヴィメタルをプレイするのにマッチョや不良っぽさを気取る必要はどこにもなく、もっとインテリジェンスで勝負する人が増えてほしいと考えてきましたが、そんな私への答えがこの曲だったりします。いま改めて「Above The Black Sea」を聴き直して、咄嗟に思い出した3曲をピックアップしてみました。

最後にトドメがこれです。いまがどういう時代であるか、見え方・感じ方は人それぞれでしょう。ただ、7月の参議院選の前あたりから、東京の主要駅の周辺は週末になりますと戦争をしているような雰囲気です。「Battle Against Damnation」が戦いをテーマにした作品集の色合いが濃いので、この場合、たまたま時代が追いかけてきてしまったのでしょうが、詩人 Asamiの詞にはいつもハッとさせられます。ひょっとして「Judgement Day Tour」でプレイされたということは現在の兆しのようなものをバンドが感じていたからなのでしょうか。そして、この時代を生きていることが運命なら、LOVEBITESという歴史的バンドと時代をともにさせてもらっているということも運命だと考えます。
Age of oddities, suffocating with all of these strings pulling me(奇妙な時代に操られ 自由に息をする事も許されない)
Fit into the mold of this twisted world “This is how it’s ought to be”(この歪んだ世界に自らを嵌め込む「これでいいのだ」と)
Worshipped death and flight, sin to live the night “Who are you supposed to be”(崇められる死 生きる事の罪 「一体お前は何者だ?」)
Higher and higher, higher than the Heavens(高く 天高く いざ舞い上がれ)
Now’s the time to pour your blood and heart into the sky(時は来た 血の一滴を注ぎ込め)
Higher and higher, far above the Heavens(高く 天高く いざ舞い上がれ)
Go beyond the silent clouds that promise nothing but the end(あの悠々たる白雲を越えて行け)
Time to put an end to this nightmare ‘cause “You have no choice in your hands”(醒めない悪夢に終止符を「お前に選択肢はない」)
In a moment I’ll fade away(刹那に散りゆくも)
As long as it will bring us a new day(我らの明日に繋がるのならば)
I will take this in as my fate(受け止めようこの運命)
Just let me leave something proving my life(この世に生まれし意味を刻め)
In a moment I’ll fade away(刹那に散りゆくも)
As long as it will bring you a new day(あなたの明日に繋がるのならば)
I am thankful this was my fate(有り難きこの運命)
Just let me leave reason to my life(この世に生まれし意味を…)


いつの間にか11月に突入していました。LOVEBITESのみなさまはアメリカツアーへ出発するギリギリまで大忙しのようです!

改めまして、第1ラウンド第7試合「Battle Against Damnation」編の勝者を発表しますと「Under The Red Sky」と「Above The Black Sea」となります。4曲入りのEPとはいえ、この作品はバンドを代表する名曲ばかりですし、事実上の決勝戦くらい価値があるのではないでしょうか。少なくとも私はこの4曲にはそれほど強い思いを持っています。次に選ぶとしたら「The Crusade」が勝つかもしれませんし「Break The Wall」はこの日記でもいつも褒めている通りです。しかし、それくらい勝者2曲は強かったということ。いつも勇気をありがとう、そして、おめでとうございますと言わせてください。
では、本稿はこのへんでEpilogueです。うだうだ書いていましたら、いつの間にか11月になっていました。妙に朝晩は冷えますね。当たり前ですが、2025年もあと2カ月、そして、冒頭部分に戻りますとLOVEBITESのみなさまはアメリカへご出発となります。
Asamiオールアップ!!3時!!!爆
2日間びっちりお疲れ様でした!!🎥📸
続報を待たれよ🔥🔥🔥#LOVEBITES pic.twitter.com/facE3Tgjps— Asami LOVEBITES (@asamiLB) October 30, 2025
ところで、ギリギリまで新曲のミュージックビデオの撮影があったのでしょうか? 相変わらず超人的なスケジュールに驚かされます。この日はたまたま夜中まで起きていたのですが……Asami先生、3時まで仕事って笑 いつも以上にたまげました。11月23日の「The Shining Vol.4」に合わせて解禁になるのかな? とりあえず、楽しみにしているAsamiカレンダーを11月にしておきました。あら、可愛らしくて素敵。先生はいつも本当にキュートです。

ひょっとして…新曲第1弾は「Winds Of Transylvania」Part2的な楽曲だったりして。単にハロウィンなだけか? とにかくニューアルバムが楽しみです。では、今回はこんなところっすね。みなさま、インフルとコロナが猛威を振るっているらしいので、くれぐれもお気を付けください。それでは、次回までごきげんよう、ばいちゃです。



おまけ












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