※LOVEBITESの皆様からお写真をお借りしております<(_ _)>
※「ラブバイツ」ではなく「ラヴバイツ」が正しい表記であることは重々承知しておりますが、多くの方が「ラブバイツ」で検索していることを知り「ブ」をあえて採用しております。ご了承ください<(_ _)>
※本稿でも触れていますが、急激な円安に伴い、金価格が最高値を更新中です。そればかりか、プラチナや銀の価格も高騰しており、一時「5円玉」が含有する銅価格が5円を超える異常事態が起こっています。私は純金の積み立てをしていますが、安全資産として純金・プラチナ・銀を現物で持つ人が急激に増えているようです。ご検討の方はお急ぎください(2025年10月11日記)☟
※夏バテした身体に、季節の変わり目に☟
※隠れた最強の精力食材で自信回復!☟
※「Glory,Glory To The World」は絶対に完全限定盤で購入してください。「Winds Of Transylvania」が聴けません。この点をご注意ください☟
- 第1試合「LOVEBITES EPⅡ」は3人、第2試合「Judgement Day」は7人、そして、第3試合「Nameless Warrior」VS「Spellbound」VS「Puppet On Strings」は……ついにブログのPVの限界を突破した大人気企画が始まりますよ?!
- コロナ禍の天皇誕生日にラジオから突然流れてきた「Glory To The World」!あれから4年半、このLOVEBITESど真ん中の名曲を負かすことができる曲は存在するのか?
- LOVEBITESの音楽革命!北欧メロディックデス×「The One And Only Voice」=それが「Winds Of Transylvania」だ!
- 正気と狂気、狂気と正気…バンドの顔とも呼べる名曲対決の勝者は?
- 鹿ショック!高市ショック!26年ぶりに公明党が極右ババアに三下り半を叩きつけ、日本政界は戦後最大の混迷へ!そして、紳士淑女の街・銀座がまさかの狂乱に陥った…
- 恋焦がれ続けた名曲から自分の応援歌のように思っているバイブルまで!私が心の支えのように思っている曲を素直に選びました!
- 今回のこの大名曲を迷わず選んだ理由には、カナダのRushが再始動したことも関係しています。よろしかったらお付き合いください!
- Asami先生は冷たい雨が降る土曜日に残業とのことです。たいへんお疲れさまです。先生の詞を読むということについてちょっとだけ
第1試合「LOVEBITES EPⅡ」は3人、第2試合「Judgement Day」は7人、そして、第3試合「Nameless Warrior」VS「Spellbound」VS「Puppet On Strings」は……ついにブログのPVの限界を突破した大人気企画が始まりますよ?!
みなさん、こんばんは。部屋ではまだ半袖・短パンで過ごせるので、季節感をあまり感じませんが、だいぶ涼しくなってきました。気付いたら、なんと10月も第2週が終わろうとしています。気温・湿度ともに一年で一番過ごしやすいように感じられるのですが、いかがお過ごしでしょうか。どうにもこうにも暗い時世のせいか、気分はすっきりしませんが、何も考えずに見上げる秋晴れの空は清々しいものですよ。もうひと月半もすれば、外に出るのも億劫な冬がやってきますし、せめて、食欲の秋、スポーツの秋、そして、ゲージツの秋を満喫しましょう。そういえば、秋が終わる頃には11月23日の「The Shining Vol.4」でしたね(/・ω・)/
さて、突然始まりました【LOVEBITES この曲 頂上決戦2025】へ話を移しましょう。これまでリリースされたオリジナルの全61曲から、私のその日の気分で頂点を決めようという大不評のこの企画。第1ラウンド第1試合の「LOVEBITES EPⅡ」編の訪問者様が3人、第2試合の「Judgement Day」編が7人、そして、ついにやりました! といいますか、やってしまいました! 第3試合の「『Nameless Warrior』VS『Spellbound』VS『Puppet On Strings』」編がたったの2人という驚くべき数字です。ただでさえ、そのへんにいるオッサンが名曲たちを“ひとりキン肉マン消しゴム・バトル”のように手のひらの上で闘わせ、勝手に勝敗を決めるという究極のつまらなさに加え、自民党総裁(2025年10月10日現在)を「ウルトラ極右BBA」と呼ぶなど、各方面への無礼な態度が嫌われてしまったのでしょう。しかし、読者様が0人になってもこの企画は継続します。たった2人の訪問者様、誠にありがとうございます。私はインターネットの大宇宙の隅っこで平和の旗を振りながら、戦争反対・差別反対を叫び続けますので、これからもよろしくお願い申し上げます。



コロナ禍の天皇誕生日にラジオから突然流れてきた「Glory To The World」!あれから4年半、このLOVEBITESど真ん中の名曲を負かすことができる曲は存在するのか?
Glory, Glory, To The World | ||
---|---|---|
No. | 曲名 | Music & Lyrics |
01 | Glory To The World | Music: Midori & Mao / Lyrics: Asami |
02 | No Time To Hesitate | Music: Miyako / Lyrics: Asami |
03 | Paranoia | Music: Asami & Mao / Lyrics: Asami |
04 | Dystopia Symphony | Music: Miyako / Lyrics: Asami |
05 | Winds Of Transylvania | Music: Asami & Mao / Lyrics: Asami |
さて、第1ラウンド第4試合は予告通り「Glory, Glory, To The World」編となります。ご覧ください、この最強ラインナップを! 私はバンドからtwitterに送られてきた
最新EP『LOVEBITES EP II』収録曲や必殺の代表曲はもちろん、ライブ初披露の旧曲も含むスペシャルなセットリストで挑む!!
という公式アナウンスに反応して「Dystopia Symphony」と「Paranoia」を観られると確信し、「Eternal Phenomenon Tour」を5公演も取ってしまったくらい。それほど思い入れの強い作品だったりします。また、2枚組の限定盤のみの収録だった「Winds Of Transylvania」も含めまして、全曲を愛おしく、パーフェクトだとも思っています。故に勝者を選ぶこともさることながら、敗者を落とすことがしのびない。恐らく究極の闘いになるでしょう。
では、改めてルールをおさらいしたいと思います。
出場選手:既発のオリジナル全61曲(「The LOVEBITES EP」の5曲は「Awakening From Abyss」収録と考え除外。また「Bravehearted」の日本語バージョンと「Thunder Veangence」のオーケストラバージョン、「RE LOVEBITES EP」のセルフカバー5曲も除く)
第1ラウンド:「Awakening From Abyss」「Clockwork Immortality」「Electric Pentagram」「Judgement Day」「Battle Against Damnation」「Glory, Glory ToThe World」「LOVEBITES EPⅡ」から、勝者2曲が第2ラウンドへ進む。なお「Golden Destination」のシングルに収録された2曲とベスト盤に収録の「Nameless Warrior」は3曲で1枠を争う。
※勝者の基準:なるべく多くの人が納得できる「A枠」から1曲と、個人的に思い入れが極端に強い「B枠」から1曲ずつを選出。こうする理由はあまりに独善的で盲目的な選者の趣味嗜好を考慮したため。
第2ラウンド:第1ラウンドを勝ち抜いた15曲のバトルロイヤルで覇を争い、3曲が決勝の第3ラウンドに進むことになる。
第3ラウンド:第2ラウンドを勝ち抜いたファイナリスト3曲で完全決着をつける。授与されるのは金メダルだけ。
今回も以上に変更点はないので、勝ち抜けるのは2曲だけです。振り返れば、コロナ禍まっただ中の2021年2月23日の天皇誕生日。この日はあらかじめ「Glory To The World」のミュージックビデオが夜に公開されることが告知されていました。
【急告】LOVEBITESの最新ミニアルバム『GLORY, GLORY, TO THE WORLD』からの「Glory To The World」のMV先行試写会を本日配信決定❗️メンバーも出演❗️
2/23(火祝) 日本時間21:30〜
※アーカイブ配信はありません。
※スクリーンショット/録画・録音禁止。https://t.co/YdGsXYEFGB pic.twitter.com/y4y6nKwszk— LOVEBITES (@lovebites_jp) February 23, 2021
そして「もしや…」と思って、昼間にラジオを付けたところ、ちょうど曲がかかる少し前のタイミングだったことを覚えています。外出もままならない鬱屈した日々に参っていたのでしょう。また、当時は定着していなかったリモート会議やテレワークなどで、人と人との分断の兆しを察知し始めていたというのも正直なところです。
ついにベールを脱いだアングラ好きを公言する #MIDORI 節。ギターのフレーズから何から、あまりに切なすぎる…もう嗚咽を漏らして泣いているんですが。ついでにこんな唱法を繰り出すとは…asami先生、全力で泣かせに来ましたよね?恥ずかしいので布団をかぶって寝ますわ
#LOVEBITES #GloryToTheWorld pic.twitter.com/XxMLX3RosS— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) February 23, 2021
このような私的な事情もあって、この時の感動の質は人生で経験したことのないものでした。シンフォニックでホーリーな楽曲の素晴らしさもさることながら、包み込むような優しい歌とギターに「気持ちが救われた」と感じたことを覚えています。
いきなり感想を書いてしまいましたが、2025年10月、こうなるのも必然かと。普通の暮らしがようやく戻ったと思ったら、今度は狂乱の毎日です。実は1週間ほど前、約4カ月ぶりに知人と膝を突き合わせて話をしました。普段、顔を合わせている人には言えないことも話題に上がったのですが、こちらから「今という時代をこういうふうに感じているんだけど、おかしくないよね? 変だったら言って」と切り出しましたら、彼の職場のある駅前では怒号が飛び交う政治集会がしょっちゅうだそうです。このような会話をした後のせいか、最近は「Eternal Phenomenon Tour」のオープニングの思い出ばかりか、初めて聴いたあの日の記憶を辿ることが少なくありません。それくらいこの曲には支えてもらった恩もあります。そして、じっくり向き合う度、自分にとってスペシャルな楽曲なのだなあとしみじみしたりする訳です。
Everything around us will fall into dark
When you keep on looking into the sadness(悲しみばかりを見つめていると 世界のすべてが闇に覆われているように感じてしまう)
Nobody in this world may ever be free(この世界のだれ一人自由になれることはないのかもしれない)
My heart will shiver and I can’t take deep breath(心が震えて上手く息ができない)
But rains will end and nights will pass, griefs will purify(それでも止まない雨はない 明けない夜はない そして悲しみはいつか浄化される)
The dawn will come and bring the light in this world(この世界に夜明けが訪れ 希望が差し込む)
Grace to my heart, hallelujah(私たちにもたらされた恵みのかけら)
I know you really care for me(あなたは私を大切に思ってくれている)
So I leave everything in your hands(だから私はあなたに全てを託そう)
You’d walk with me all the way(最後まで共に歩んでくれるでしょう)
Learning to love yourself(自分を愛するということ)
It is the greatest love of all(それは何よりも偉大な愛)
Time will come where we feel the love and the reason to believe(互いが交わす愛を感じて 私たちが私たちである証を感じられる時が必ず来る)
Standing in nowhere and searching for meanings(何もないところに立ち尽くし 自分の存在意義を探している)
A sleepless night haunting us like a shadow(眠れない夜が私たちを影のように追い回す)
A blur in the future, the fear of unknown(未来への不安 未知への恐怖)
There will come a time where we can leave everything behind(全ては過去に消えていくだろう)
後略……


LOVEBITESの音楽革命!北欧メロディックデス×「The One And Only Voice」=それが「Winds Of Transylvania」だ!
それにしても、あの日からもう4年半になりますか。順序が逆になってしまいましたが、まず「なるべく多くの人が納得できる『A枠』」と「個人的に思い入れが極端に強い『B枠』」の分類から始めたいと思います。私としては全曲シングルカット相当だと思っていますが、それでは話が先に進まないので、ツアー(ライブ)で披露された回数が多いものから順に「A枠」に分類することにしました。
Glory, Glory , To The World | ||
---|---|---|
No. | 曲名 | ツアー・ライブで披露された回数 |
01 | Glory To The World | 2回以上(「Heavy Metal Never Dies」「Knokin’ At The Heavens’s GateⅠ」「Eternal Phenomenon Tour」) |
02 | No Time To Hesitate | 1回(「The Shining Vol.2」) |
03 | Paranoia | 1回(「Eternal Phenomenon Tour」) |
04 | Dystopia Symphony | 1回(「Eternal Phenomenon Tour」) |
05 | Winds Of Transylvania | 2回(「Heavy Metal Never Dies」「Eternal Phenomenon Tour」) |
この基準でいきますと「A枠」でLOVEBITESど真ん中、最強のラスボスに挑むのは、スラッシャーAsamiがソングライターとしてベールを脱いだジャジャジャーン♪ つまり、ミュージックビデオがある「Glory To The World」と「Winds Of Transylvania」の対決となりました。このバトルをプロレスに例えるなら、まさしく「ベビーフェイスVSヒール」という形容がふさわしいでしょうか。
こちらが「Winds Of Transylvania」のミュージックビデオになります。公開日は2021年2月12日とありました。ご存知、メジャーもメジャーな押井守監督の「ぶらどらぶ」のオープンングテーマのことを“ヒール”と例えるのは適切ではないかもしれません。しかし、この曲はザ・ヘヴィメタルどころか、The One And Only Voice様の歌を除けば、まさしく北欧メロディックデスのテイスト。そんな楽曲がアニメ作品のオープニング曲を飾るというだけで実に痛快でした。ちなみに、年初にサウンドトラックCDがリリースされており、ファンが最初に聴いたのは、この時代に珍しくCDだったのというのも懐かしい思い出です。
もちろん、私も一枚だけ持ってます。やはり、ポイントは「Music: Asami & Mao」という点でしょう。実はCDを手に取った時点で作者不詳。また、貼付したYouTubeにもクレジットはありません。しかし、これまでのLOVEBITESにはなかった“初期In Flames”を彷彿させる鋭さと超劇的なギターソロを聴いて、誰もがバンドの新機軸となる楽曲が誕生したと喝采を上げたはずです。そして、まさかのまさか「Epilogue」と「A Frozen Serenade」を生み出したお方の曲だと知った時点でさらに度肝を抜かれる訳です。こういう驚きもヘヴィメタルを鑑賞する醍醐味なのかもしれません。
ちょっとだけメタル史を遡ってみたいと思います。80年代後期から90年代初頭、Judas Priestは「Turbo」でポップ性を揶揄された反動なのか「Ram It Dоwn」「Painkiller」とメタル然とした傑作を立て続けに発表。90年代に入って、Iron Maidenはソングライティングの不振が指摘された「No Prayer For The Dying」の教訓を生かして、原点回帰とも言える「Fear Of The Dark」で起死回生の一撃を放ちます。要するに先人たちは失敗というか、ファンからの共感が得られない作品をリリースしてしまった後、軌道修正の末、ハード&ヘヴィな傑作を生み出すケースが多いように見受けられます。
しかし、LOVEBITESの場合、それまでは順風満帆。新しい一手が求められている様子はありませんでした。これがコロナ禍のマジックなのか「アニメ主題歌という期待を裏切ってやろう」という天邪鬼なのかはわかりません。間違いなく言えるのは、下手に置きにいくことはなく、大胆に攻めるバンドのアティチュードを強烈に印象付けたことでしょう。また、この曲の要素が「Paranoia」や「Dissonance」、さらには「Soul Defender」あたりに繋がっていくことは言うまでもありません。そして、今になって思えば、このへんが日本メタル史において傑出した存在と呼ばれる所以であり、「常に過去を超えて、進化し続けていなければならない」という彼女たちの掟の証といえるのではないでしょうか。
正気と狂気、狂気と正気…バンドの顔とも呼べる名曲対決の勝者は?
そして、2025年10月、あえて、今回は攻める吸血鬼「Winds Of Transylvania」のほうに軍配を上げたいと思います。といいますのも、時事ニュースについて気軽な世間話も憚られる今日この頃、先の知人と突っ込んだ話をして、考えの一致に安堵すると同時に、本当に恐ろしい時代がやってきたという認識を共有したからです。
「2025年7月の参院選を境に世の中は変わってしまった。確かに駅の改札を目指して真っすぐ通り過ぎればいい。でも、あのキチガイっぷりを見て、さすがに何か言いたくならねえか。そりゃ、なにもしないしできないよ。だからかな、異常な光景を黙って見ているだけの自分自身に疑心暗鬼になる」
お互い市民運動をするような真面目で潔癖な人間ではない。しかし、狂った言説をわめき散らす輩がこうも日常生活で増えては、せせら笑っているだけなのも無責任に思える。どうやら、コロナ禍に「Glory To The World」にすがった時とは違って、気持ちが弱っているというより、ささくれ立っているようなのです。2、3月のツアーでスモークとともにメンバーが登場した瞬間、懐かしさに込み上げるものがありましたが、今の自分を見つめますと、あの日とは大きく違って心が殺伐としていることに気付かされます。
狂気には狂気を…ではないですが、リアルで、テレビで、ネットで、キチガイじみたトピックに触れた日に「Winds Of Transylvania」を流していると、ニュース映像が散りばめられた80年代スラッシュのミュージックビデオを観ているような緊迫感が感じられ、なぜか詩人Asamiの声まで凛として聴こえます。「Can’t resist, insane tonight(耐え難い狂いそうな夜)」…「Eternal Phenomenon Tour」ではイントロは再現されませんでしたが、下に貼付した「Heavy Metal Never Dies」のバージョンではゲイリー・ミーヤのピアノから始まります。そして、稀代のヴォーカリストの歌はひんやり冷たく、息苦しいほどにせつない。しかし、ツインリード史上屈指の名ギターソロが終わる頃に訪れる抜けるような解放感たるや。癒しとはちょっと違いますが、奇妙な恍惚が得られるのです。
「正気と狂気の境目を答えよ」と問いかけられているような錯覚を覚える昨今、気付いたら、本当にこの曲を流している日が増えました。美しくも勇ましい姿に寄りかかりたいからでしょうか。理由はわかりません。この勝敗に根拠はなしです。しかし、バンドの顔とも言うべき名曲対決の「A枠」は大本命の「Glory To The World」が破れるという結末とさせていただきました。
Sneaking to that vein, ever devotion(静脈に忍び寄る永遠の愛情)
Taking in my hands, satisfaction(手の中におさめる幸福感)
Deep into the neck, only delusion(喉の奥深くへと続く幻想)
Can’t resist, insane tonight(耐え難い狂いそうな夜)
Shining like a vine, never enough(ワインのような輝きが足りない)
Dripping off my hand, ‘cause of desire(手からこぼれ落ちて欲望を掻き立てる)
Piece of tragedy, fading in moonlight(悲劇の欠片が月明かりに霞んで)
Sink in red, I’m falling down(紅に深く沈んでいく)
Painting truth and lies, over and under(どこからでも真実と嘘を塗りたくり)
Chasing ‘round and ‘round, closer to thunder(闇の方へ延々と追い回してる)
Pushing to the edge, never surrender(崖の淵まで追いやられても平伏さない)
Shades of cross inside of my head(十字架の影が脳裏に浮かぶ)
Flaming memories of the past(炎のような過去の記憶)
Burn inside of the bloody red eyes(赤い瞳の奥で燃えている)
Lying borderline of a castle(境界線をなす城跡)
Winds of Transylvania(トランシルヴァニアからの風が吹く)
Innocent lullaby, chasing everywhere(罪のない子守唄がどこまでも追いかけてくる)
Fleeting empty fate(儚き宿命)
Break it down, like a game and I go fallin’ now(弄ぶように壊され 堕ちていく)
Make it all end(いっそ全て終わりにして)
A silent break of dawn, now the curtain rise(静かなる夜更け 幕は上がった)
Blood, thirsty like a lost butterfly(鮮血よ 迷える蝶のように)
Reaching in now to get you, but then let you go again(隠れんぼしよう 捕まえてはまた逃して)
Veil, searching us under the moonlight(月明かりの下 夜の帳に覆われる)
Let me in to a place by immortal fascination(さぁ不死身の魅惑へようこそ)
Now, show me the way of the parade tonight(今宵 パレードへ導いて)


鹿ショック!高市ショック!26年ぶりに公明党が極右ババアに三下り半を叩きつけ、日本政界は戦後最大の混迷へ!そして、紳士淑女の街・銀座がまさかの狂乱に陥った…
ところで、みなさん、この行列が何かご存知でしょうか? 10月4日、日本は「高市早苗自民党総裁が誕生」という経済的破滅のスイッチを押してしまったようです。これはラーメン屋でも、パンケーキ屋でもなく、銀座の田中貴金属で純金を買い求めるために朝から並んでいる人たちです。地球上にオリンピックプール3杯分しか存在しない金の絶対価値は言うまでもありません。しかし、いま、何ゆえに金? 普段こういった投資などに関心がない方も、twitterで大きな話題になっていますし、今回ばかりはその理由だけでも知っておいて損はないかもしれません。
twitterで拡散されているこちらのスクリーンショットは、世界の主要通貨の強弱をチャート化したものです。10月4日を契機に下落の一途を辿っている唯一の線が、我々がふだん用いている「円」です。そして、高市勝利で恐れられていた最悪のシナリオのひとつがこれ。歴史的な円安が続く中、さらなる大規模な金融緩和を掲げる人物が経済政策を実現しようとする状況を考えてみてください。高市のババアが掲げるのは、アベノミクスの継承です。アベノミクスが始まった当時は1ドル80円台という円高のデフレ経済でしたから、前代未聞の金融緩和には大きなメリットがありました。しかし、これを1ドル140円台後半のインフレでやってしまおうというのですから、正気の沙汰ではありません。経済はまず噂と予測で動きます。結果、このチャートのように日本円の価値は、外貨に対して大幅に下落。そして「持っている紙幣が紙くずになる可能性も考えられるから、安全資産として金を買っておこう」という人が急増している訳です。ちなみに、このように銀座の宝石店に純金を求める行列ができたのは、終戦直後のハイパーインフレだった1946年以来だと一部では伝えられています。
このように考えますと、輸入コストが急上昇する分、さらなる物価高は間違いないでしょう。ロックで言うなら、外タレのライブ代やTシャツの値段を考えればわかりやすいかもしれません。これはミュージシャンへのギャランティやノベルティの報酬がドル払いであるという単純な話です。仮に史上最高値を更新したユーロやスイスフランでの支払いを求められたら、もっと最悪ですね。2025年春の時点でTシャツやパーカーなどは数年前の倍近くになっていましたが、高市ショックに対して何も手が打たれず、このままの状況が続くようなら、もっとお高くなっても不思議ではありません。
なお、本稿をだらだら書いておりましたら、2025年10月10日、高市自民党総裁は公明党から26年ぶりに自公連立解消を言い渡される始末。初の女性宰相にはなれない公算が高まっています。しかも「鹿が外国人によって蹴られている」という迷惑系ユーチューバーのデマゴギーを信じる無能ぶりが示すように、すべての対応が遅く、ついには、NHKも含め、テレビ番組の出演を相次いでキャンセル。事実を曲げた冗談のような発言が通用しないことをようやく悟ったのでしょう。権力欲に溺れた強欲ババアはとうとう土壇場まで追い詰められました。次の政権与党がどうなって、誰がトップに就くのかはまったく不明。よって、日本の政治空白はこのまま長引くことが必至となり、国民置き去りの状況はしばらく続く見込みとなっています。
このような状況を尻目に“有事の金”の価格は空前の高値で推移。先の田中貴金属では史上最高値の2万1815円(/1g)にまで到達しています。50g以下の金地金は一時的にすべて売切という事態になったのだから恐ろしい。もはや不況というより、戦中戦後のような“恐慌”という表現が近いのかもしれません。これぞ、まさしく、ディストピアでしょう。(※10月12日加筆)
※朗報!Amazonでは1gから買えるようです。刻印はもちろん田中貴金属!



恋焦がれ続けた名曲から自分の応援歌のように思っているバイブルまで!私が心の支えのように思っている曲を素直に選びました!
さて、余談が長くなりましたが、たいへん思い入れが深い曲ばかりの「B枠」に話を移しますね。もちろん「No Time To Hesitate」「Paranoia」「Dystopia Symphony」の3曲はすべてライブで体験しています。「なんとしても目の前で観てみたい」と長年恋焦がれた曲も含まれていますし、自分の応援歌のように思っているバイブルもあります。それだけ「Glory, Glory, To The World」という作品は思い入れが深いということでしょう。まして、荒み切った分断の時代、改めて聴き直しますと、色彩を異にするように感じ方が違って、胸に強烈に突き刺さる曲もあります。
「No Time To Hesitate」は「海外のフェスに参加することが増える」ことを想定して、カリスマ MIYAKO様が「サクっと作った」切れ味鋭い軽快なメタルロックンロール。私はマーティ・フリードマン在籍時のMegadethが大好きなのですが、パッと思い浮かんだのは「Countdown To Extinction」に収録されている「High Speed Dirt」や「Skin O’ My Teeth」あたりでしょうか。
とにかく鋭い。こんな楽曲を「サクっと」作ってしまう才能が凄まじいですし、凡百のバンドが何時間かけても才媛には絶対に敵わないと確信させられた曲でもあります。ハモりが美しいギターソロも白眉。意外なほど軽んじられている気がするのは私だけでしょうか。もう少し注目されてよいように思います。
炎の「Paranoia」は「Eternal Phenomenon Tour」を5公演も観に行った理由そのもの。ライブでもとにかく強烈でした。この曲こそがLOVEBITES史上、最凶の極悪チューンであることに異を唱える人はいない(?)でしょう。何度も聴き込めばわかる通り、妖艶なエレピのイントロから一貫してプログレッシブ。シアトリカルなドラムスの緊迫感とともに、Judas Priestの「Hellion」~「Electric Eye」の型のような展開に雪崩れ込むあたりもパーフェクトです。そして、自分の持ち味を封印したようなスラッシャー Asamiの迫力の歌唱です。甘さを徹底して排し、“ドS”にうなる鞭のような歌は“安易に「好きだ」と言ってしまう軽い気持ち”や、軽佻浮薄なロックのノリさえも拒んでいるような感情さえ覚えます。次の部分で「ヒールで踏んづけられているような喜び」を感じてしまうのは、この私だけでしょうか笑
Angel or a demon(天使か悪魔か)
Good or bloody evil(善か悪か)
Pleasure or a pain(快楽か痛みか)
Responsive impulses(反動的衝動)
Breakdown or a cure(崩壊か癒しか)
A hatred or a love(憎悪か愛情か)
A chaos or silent peace(混沌か平和か)
Confusion-disorder(混乱性障害)
それにしても、Asami先生がライブでドSに徹した時は凄いですよ。クソガキが憧れのお姉さんに怒られた後のようにシュンとしつつも、実は気にかけてもらったことが嬉しくて、ウレションが多めに漏れてしまったような感覚とでも言ったらよいでしょうか。もし、一連のライブでこの曲の反応がいまひとつだと思ったのであれば、それはバンドの勘違い。実はめまぐるしい展開や圧倒してくるパフォーマンスに、どうやってリアクションを取ったらいいのかわからないだけです。私がとりわけこの曲を好きだと言うのもありますが、定期的にプレイされることを願ってやみません。
※Sについての公式コメント☟


そして「B枠」の勝者となります。実はこの勝負は「Dystopia Symphony」の一択でした。「Paranoia」と「No Time To Hesitate」ごめんね。この日記で何度も書いてきましたが、会社員時代のテレワーク中にいつも流していたことや、入院した途端、コロナに院内感染して、隔離病棟で泣きながら聴いたことなど、とにかく思い出がいっぱい。ベートーベンの人生ほどつらくはない。しかし、こういう混沌とした絶望の時代ですし、すがっていたい気持ちは変わりません。本当にこの曲は美しく、せつなく、そして、強い。今日もありがとう。ただそれだけです。




今回のこの大名曲を迷わず選んだ理由には、カナダのRushが再始動したことも関係しています。よろしかったらお付き合いください!
しかし、これではあまりにつまらないですよね。ということで、今回は「Dystopia Symphony」を選んだとっておきの理由をひとつ追加しましょう。実は私はカナダの重鎮 Rushの大ファンでして「Dystopia Symphony」の変拍子やうねりに名インストゥルメンタル「La Villa Strangiato」に相通じるテイストを感じていました。「LOVEBITESとRush?」と思われる方がいらっしゃると思いますが、お暇でしたら貼付のYouTubeを聴いてみてください。ちょっと長い曲ですが、少なからず共感いただけると思います。
Rush Returns! New tour starting June 2026!
Anika Niles on drums
Geddy Lee Bass and vocals
Alex Lifeson Guitar pic.twitter.com/wumi8Pdutx— Legends Of Classic Rock (@lofcr1) October 7, 2025
ただ、Rushは私が敬愛する天才ドラマーにして、詩人でもあったニール・パートが他界して以来、ずっと活動を休止したままでした。しかしですね、やりました! この度、なんと新しいドラマーを迎え入れて、2026年アメリカツアーを行うことが決定したのです。誰もがも認める凄腕で、思索深い哲学者で、なおかつ、西アフリカを1カ月も自転車で旅するニールの代わりが務まる人物はいないだろうなあと思っていたのは事実です。
しかし、なんと選ばれたのはキュートなドイツ人の女性でした。ア二カ・ニルスさんです。おおおお! こういう多くのファンが納得する落とし所がありましたか。なんか、FAMIちゃんが栄光を勝ち取ったようなシンデレラ・ストーリーですな。ア二カさん、おめでとうございます。
そうです、何も悲しい時ばかりが「Dystopia Symphony」ではないのですよ。ニール亡き後に残されたゲディ・リーとアレックス・ライフソンはちょっと老け込んでしまって、「Rushは終わっていくしかないのかなあ」と思っていた人がほとんどだったはずです。私も「ライブをやらないうちに、年齢のせいかプレイがかなり衰えてしまった?」などと心配していたことを否定しません。でも、絶望のベートーベンの人生は「Breaking through tragedy, somewhere(この悲劇を超えた先のどこかに)There is much more to see beyond(未だ見ぬ世界が広がっていると信じて)I stand to face bravely(私は立ち向かっていく)」と続いていくではないですか。こういう時代ですし、楽観的にはなれません。しかし「深く降り注ぐ光」がまったく見えてこないようでは、明日への希望さえ持てないのも事実です。
'I'm Deeply Grateful' – New Rush Drummer Shares First Full Statement Since Joining the Band: https://t.co/JxjgqHkSG2https://t.co/JxjgqHkSG2
— Loudwire (@Loudwire) October 10, 2025
いやあ、久しぶりに明るいニュースが届きました。嬉しいなあ。まるで、エレピのしらべがア二カさんの大抜擢を祝福しているようです。ラスベガスの会場があるホテルまで行ったにも関わらず、カジノですってんてんになって、ニールに会いに行くことは一度もできませんでしたが、いつかRushだけは観たいなあ。突然、届いた吉報などにもこの曲はよく似合います。Rushは50年選手ですが、2025年の今、LOVEBITESの次に推しちゃいましょう。それにしても、めでたい。
…前略
Sadness, madness, edginess, and sense of loss(悲しみ 怒り 不安 虚無感)
Breaking through tragedy, somewhere(この悲劇を超えた先のどこかに)
There is much more to see beyond(未だ見ぬ世界が広がっていると信じて)
I stand to face bravely(私は立ち向かっていく)
God, Heavenly light(神よ 光よ)
Shining in deep beneath(深くまで降り注ぎ)
Bringing a life to crystal bloom(美しい花に息吹をもたらす)
Heavenly bless(恵みよ)
Lay me in peace with this melody(この旋律の中で静かに眠らせてくれ)
後略…
Asami先生は冷たい雨が降る土曜日に残業とのことです。たいへんお疲れさまです。先生の詞を読むということについてちょっとだけ
改めまして、第1ラウンド第4試合「Glory, Glory, To The World」編の勝者を発表しますと「Winds Of Transylvania」と「Dystopia Symphony」になります。おめでとうございます。また、お祝いの言葉と一緒に、このラウンドを勝ち上がったということは確実に優勝争いに加わってもらわなければならないと叱咤激励も飛ばしたいと思います。私のために2曲とも頑張ってください。次回は最多の12曲がエントリーする「Electric Pentagram」編となる予定です。もちろん、勝ち残れるのは2曲だけです。楽しみにしている方はおふたりしかいないと思うのですが、もし、たまたま寄ってくださった方がいらっしゃいましたら、また覗いてみてください。お楽しみに。
VO.REC.🎙️DAY③
長丁場、歌いあげました〜!!🙌
今日はレコーディングなのに激辛ドリトス🌶️❤️🔥を差し入れしてくれるMao(一応終わってから食べたw)と、ダイエット中なのに美味すぎるお菓子を差し入れしてくれるぴーことw パシャり🤍
まだまだやることいっぱい!!引き続き頑張る💪🔥#LOVEBITES #Asami pic.twitter.com/8dKvFmWgu2— Asami LOVEBITES (@asamiLB) October 8, 2025
では、本稿はこのへんでEpilogueとなります。当たり前なのですが、Asami先生はレコーディングでたいへんお忙しいようです。11月にアメリカへ旅立たれるまでにあと何曲くらい録るのでしょう。長丁場のDAY③のご報告を見て、本当にたいへんそうだなあと思っておりましたら、10月11日土曜の夜遅く、しとしと雨が降る中、DAY④が届きました。パソコンの表示では「16℃雨」と出ていますね。わずか1週間で季節がひと駒進んだようです。思わず短パンの上にAsamiジャージを穿きました。
VO.REC.🎙️DAY④
写真撮り忘れたから帰り道〜☔️
寒い!!!とにかく寒すぎる!!!🥶
本日も歌いきりました🔥が、早くお家帰って温かいお風呂に入らないと🛀温かいラーメンも必要かもしれない!!!やむを得ず!!#LOVEBITES #Asami pic.twitter.com/psrl4AvXez— Asami LOVEBITES (@asamiLB) October 11, 2025
それにしても、土曜の夜遅くまで残業するLOVEBITESというお仕事はたいへんです。ラーメンを毎晩のように召し上がってください。我慢している先生は魅力半減です。ちなみに、このオジサンもその昔は曜日のない職場に勤めていましたが、土曜はといいますと、勤務中に馬券を買ったり、先輩と缶チューハイを飲んだり、楽しくやっていました。何をしに出社していたんだか。古き良きゆるーい時代ですが、当然の報いでしょうか。その会社は有明の再開発の前に吹っ飛んでしまいました。ちーん。
ちなみに、この日記の読者2人のうちの1人は何となく先生のような気がしたりします。少なくともtwitterは覗いていただいているでしょう。それをわかっていて、最近の私はtwitterでも「ウルトラ右翼BBA」とか「厚塗り鹿ショッカー」などと政治家の悪口大会ですし、好きな作家さんやジャーナリスト氏の政治的な皮肉のキツい発言を選んで、リツイートばかりしています。そんな中に写真付きで次のようなツイートを毎日のようにしているのですから、先生にはちょっぴり申し訳なく思っています。
おやみん🐺(ふっ、全然寒くないぜ。まだ部屋で着ているとちょっと暑いけど、とりあえずカッコつけることにしました。先生、お疲れさまです。では、ごきげんようです🙋♂️)#Asami #LOVEBITES https://t.co/nUYdqiBWZa pic.twitter.com/LeC9kzzbqN
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) October 11, 2025
先生、本当にすみません。これが私という人間の地金なのでしょう。でも、初心に返るではないですが、最近、歌詞カードをよく読み返したり、「Eternal Phenomenon Tour」のMCのこともよく思い出したりします。そうすると、やっぱり今という時代って間違っていると思うんですよね。確かに人の考え方はそれぞれでいいと思うんですが、最低限の前提がないがしろにされていて、その点を悲しく思います。名古屋と新潟ですぐそばに外国人がいたのですが、私はあの時のように色々な国の人に囲まれたライブがいいなあ。国なんていうものは多様な人種で構成されていて、当たり前だと思うんですよね。要するに、戦争反対、差別反対、思想・信条・言論の自由は守れ、ただそれだけのことです。そしてだから、先生の詞に惹かれるのだと思ったりする訳なんですよ。じゃ、レコーディング、頑張ってください。最高の楽曲を期待しています。今回はこんなところでしょうか。季節の変わり目ですので、みなさまもお身体ご自愛くださいませ。次回まで、ごきげんよう、ばいちゃです。




おまけ
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