🤖📻LOVEBITESは東京ガーデンシアターのアーカイブ配信期間まで終わってしまいました。でも、エモーショナルスラッシュ「Where’s Identity」で元気良く行きましょう!~しながわロックラジオ

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ライブのアーカイブ配信も終わり、令和ならではの二重ロスが襲ってきた…ほかはもう何も要らないのかもしれない。私はLOVEBITESがいないとダメです…

みなさん、こんばんは。LOVEBITESの東京ガーデンシアターから、もう1週間が経っていました。私は帰ってきた翌日からアーカイブのチケットを購入して、毎日、当たり前のように流していたら、あっという間に最終日の9月8日の日曜日になっていました。ライブ後の長い長い余韻が消えない状態で観ていたパソコン上の仮想空間までもが溶けていく奇妙な喪失感。時間差で襲ってきた2種類の「終わっていく…」という感覚がいかにも2020年代といいますか、令和らしいですね。

でも、2024年の最初で最後の一大イベントが終わっても「浮気しちゃうぞ」とならないところがLOVEBITES。ファンの心をつかんで離さない胸の残響にバンドの魔力のようなものを感じてなりません。困ったことにほかのバンドを一切聴きたくなくなっている自分にも気付かされました。

サブスクを定期的にチェックしている人ならわかると思うのですが、8月末から立て続けになかなかのバンドが新曲やニューアルバムをリリースしています。まるでそちらへ関心が向かわない訳です。これこそが本物の「Addicted(中毒)」という奴ですね。私は9月の大物をいくつかスルーして、今のところ、ほかの予定もすべてパスするつもり。12月のJudas Priestを待っている感じですが、年末の来日でホッとしています。これが9月だったら正直、楽しめる自信がない笑  日本の至宝は代えがたい無二の存在だと、終わってみてからよりいっそう気付いた次第です。

※2024年は80年代としか思えない来日バンドの顔ぶれです笑

Bitly

















































アメリカ初上陸のProg Power USAでは大喝采!SNSがたちまちLOVEBITES一色に染まるというワールドワイドな現象が起こった!

ただ、こんな自分をひょっとして盲目的過ぎないか?と疑う時があるのは事実です。しかし、その都度、蓋然性のある事実が自分の耳目を証明してくれているように思います。今回で言うならSNSで確認したProg Power USAの大喝采です。やはり自分の音楽選びは間違っていなかったと認めてもらったような感覚を覚えました。

メンバーは東京ガーデンシアターの4日後には、日本を出発してアトランタへ向かっています。このフェスはAngra、Winger、Dark Tranquillityほか、我々日本人にもお馴染みのそうそうたるラインナップが集結したようです。LOVEBITESはフィンランドが誇るあのAmorphisがヘッドライナーを務めた3日目。SoenとElegyを差し置いてのセカンドヘッドライナーというだけでも凄いですが、SNSにあがっている映像を見ると、ライブ終了後の様子は賞賛どころのレベルではなかったですね。私自身、いまのtwitterの仕様をいまひとつ理解していないのですが、現地の方が上げた動画付きのツイートにひとつふたつイイネを押したところ、数時間後、タイムラインがLOVEBITESだらけになっていました。このほか、YouTubeにも早々に動画が上がっており、これはかなりの大仕事なのではないでしょうか。

それにしても、90年代を彩った名バンドたちと肩を並べるところまで到達し、アメリカで互角に渡り合っている事実は、これまで日本のバンドがなかなか到達し得なかった快挙というよりほかにないでしょう。改めまして、日本のロッド・スモールウッドの呼び声高い担当であるS山様も含めまして、本当におめでとうございます!

















































たとえて言うなら、カブトムシを知らない人に「雄の国産カブトムシ」を陰影豊かに描いて「これがそうだ!」と明確に示すことができるのか?スラッシュメタル「Where’s Identity」の凄みはシンプルな説得力にある!

さて「LOVEBITES EPⅡ」の曲で唯一感想を書いていなかった「Where’s Identity」について記しておきたいと思います。これはコンポーザーである“あさみやこ様”が「スラッシュメタルである」と仰っていますし、実際にそう呼ぶのがふさわしいと思います。しかし、80年代後期にロックを覚えた私にとっては、ストレートなピュアメタルであり、LOVEBITESにしか実現することのできない元気印のロックンロールでもあるという感想も抱きました。

現在、50代以上のヘヴィメタルのファンの多くは、スラッシュメタルの有名バンドが名作をリリースした日をリアルタイムで体験していると思います。しかしながら、その距離感は人によってかなりの差があるのも事実です。ざっくり分けるなら「どっぷりはまっていた人」…「スラッシュ四天王くらいの人」…「あまり聴かなかった人」…「受け付けなかった人」…だいたい、こんな感じに分類されるでしょうか。そして、この分類で言うと、私は「スラッシュ四天王くらいの人」に近い「あまり聴かなかった人」に当てはまるように思います。

どうもスラッシュというのは、難解な印象があって取っ付きづらく、Anthraxを面白がっていたレベル。そこから、Metallicaの「Ride The Lightning」と「Master Of Puppets」を勧められて聴き、Megadethが生み出した正統派ヘヴィメタル「Rust In Peace」を知って、過去を取り戻すために貸しレコード屋で借りて遡ったくらい遅れていました。ですから、振り返ってみると、いわゆる名盤しか聴いておらず「スケーターズロック」とか「グラインドコア」とか、難しい言葉で括られるバンドのことについてはまったくの無知。好きなのは「みんなが知っている“わかりやすいスラッシュ”」ということになります。

しかし、LOVEBITESのプレイするスラッシュメタルは私のような人間には圧倒的に響きます。例えるなら、カブトムシを知らない人にその姿を説明する場合「日本産の雄のカブトムシの絵を一発で上手に描ける」とでも表現したらわかりやすいでしょうか。裏を返せば「角を持たない雌」や「外国産のデパートで売っているようなカブトムシ」を描いて「これが俺たちの世界観だ!」と主張されても、一般的な知識しか持ち合わせていない人間は困ってしまう訳です。カブトムシの雌とフンコロガシの絵はたいへんよく似ている……要するに違いがわからない私のようなタイプには、シンプルでわかりやすいものが響く訳です。そして、そこを確実に突けるところがLOVEBITESの強みであり、支持される理由なのだと考えます。

















































どれだけスラッシーな曲を歌ってもエモーショナルなのが、稀代のヴォ―カリスト asami先生の凄みなのであーる!

asami先生のツイートより拝借しました

あとはやはり圧倒的に響く絶対無二の歌に尽きるでしょう。当たり前ですが、これが単なるスラッシュとは異なる魅力にほかなりません。稀代のヴォーカリストは「いかにもメタルっぽく歌ってほしい」というオーダーがあればそう歌うでしょうし「女性らしく妖艶に」あたりも楽勝でこなしてしまうはず。この曲の歌メロを聴いて、うるさ型のメタルファンはいくつかのスラッシュの曲名を挙げると思いますが、それこそわかりやすく歌った意図からすれば、思うツボ、“狙い”ではないでしょうか。このリズミカルでロックンロールな雰囲気は、先人たちには出せなかった味わいです。

もう少し言いますと、一部のスラッシュの歌唱が持つデジタルでインダストリアルな冷たさの対極にあって、その感触は人間の温もりが強く感じられる。実はここが肝のような気がしています。R&B出身のasami先生はスラッシュを歌っても、ひたすらエモーショナルな訳です。東京ガーデンシアターのアーカイブを何度か見直していて「M.D.O.」はもちろんのこと、「Set The World On Fire」と「Thunder Vengeance」あたりでも、このような印象を強く持ちました。

















































80年代後期、Judas Priestをはじめ、スラッシュメタルの要素を取り入れたバンドは多い!それでもアイデンティティを失わなかったのは、それぞれのヴォーカルが圧倒的な個性を持っていたからである!

「LOVEBITES EPⅡ」を初めて通しで聴いた時、私が真っ先に連想したのは80年代後期です。そのように思った理由は「

















































結局、ロックに限らず、芸術はなんでも人柄や人間力のような気がします

asami先生のツイートより拝借しました

9月1日の東京ガーデンシアターに話を戻しましょう。振り返ると、遠い昔から自分が好きだった音楽を感じつつも、これまで観に行ったライブと違って、バンドの立ち居振る舞いからして、体験してきたロックバンドとは大きく異なったように思います。例えば「みなさんにちょっとお願いがありまーす」「みんながありとあらゆる方法でここまで辿り着いてくれたことを知っています。本当にありがとうございます」「まだまだ行けますよね」「行っちゃおうかな」などのMCです。やはり、楽しく優しい学校の先生で、我々は生徒みたいなもん笑  そして、その先には「夏に雪を降らせる」という「A Frozen Serenade」の酷暑を意識した選曲であったり、シンガロングに始まる「Raise Some Hell」のサプライズ演出が待っていました。要するに上からくるのではなく、光景を共有するような目線が感じられる訳です。

あとはオーディエンスに喜んでもらうための創意工夫でしょう。もうこれはセンスとしか言いようがない。例えるなら、1万円分の図書カードを渡され、大して読みたい本はないのに「好きな本を買っていい」といわれた場合を想定してください。ここで、大切な人のことをとっさに思えるかどうかということです。「母がある料理研究家にはまっている=料理本」「姪が大学で第二外国語でフランス語を取った=フランス語の辞書」「知人がイギリスにしばらく住むことになった=長時間かかるけど楽しく読める日本文学」…このようなことを思いつけるかどうかの話なのだと思います。どれだけ多くのファンのことを思えるか。これを端的に表していたのが、台風の被害を気遣うMCからの「Rising」や蘇った「Final Collision」。そして、このような精神を、人の温もりしかない「LOVEBITES EPⅡ」というバラエティ豊かな作品にも感じてしまう訳です。こういう気付きは、単純に人柄、人間力なのだと思いました。

さて、本稿はEpilogue……などとやっておりましたら、LOVEBITESはProg Power USAが行われたアトランタからダラスへ飛び、もうライブを終えていたようです。それにしても、アメリカのファンもこんなこと言われたら、嬉しくなっちゃいますよね。なんと表現したらいいんでしょ。上手に言えませんが、この零れた本音がいつも優しくて礼節正しい上にセンスがあって、また、それが音楽からも感じられるところが、私は大好きな訳です。先生はいつも謙遜しますし、多くは語りませんが、少なくとも東京ガーデンシアターという空間にいた人なら、決して褒め過ぎではないと理解してもらえるんじゃないでしょうか。

それにしても、あーあ、ついにアーカイブまで終わっちゃったぞ。はっきり言ってロスです。でも「Memorial For The Warrior Souls」を観始める良いタイミングかもしれませんね。では、今回はこんなところで、次回までごきげんよう、ばいちゃです。

🤖📻🆙「LOVEBITES EPⅡ」からのリードトラックが究極の完成度!新曲「Unchained」の素晴らしさについて~しながわロックラジオ【追記あり】
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本稿を書いているのは2024年8月30日午前5時過ぎ、救急車のサイレンで起きました。台風10号の被害に遭われた方、心より...

















































追記

カリスマMIYAKOぱいせんの曲紹介です。ラジオの再放送も終わっていこうとしています。LOVEBITESファンにDreamTheaterを好きな人は多いと思いますが、このセレクトはグッときちゃいますよね……笑

















































 

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