今年の7月はあちいです。狂気の亜熱帯東京です。オッサンの戦闘能力は神社の池で泳ぐミドリガメのレベルまで落ちました。水の中にいると元気ですが、地上に放り出されれば、1日で干からびるか、日陰を目指して歩いている最中にクルマに踏みつぶされる運命です。ジムで頑張りたくても、そこまでが遠い。なので、ついにこれを出す時がきました。
オジサン、asami先生のようになりたくて、優雅に日傘をさしてみる
今日も一日🐺(わてしは日傘というのをさしたことがないのですが、あの黒いやつをさしたら、おかしいですかね。ちょっと試してみて、周囲の反応を見たいと思います。どきどきしますな。じゃ、はばないすでい🙋♂️)#asami #LOVEBITES https://t.co/ENqE1Ho0ua pic.twitter.com/nd9DNYGdlA
— 鳴門の虫牙 (@TAKEbbbb) July 18, 2023
そうです、日傘です。五十を過ぎ、わてしはついに日傘男子になることを決めたのです。LOVEBITESのasami先生からも「いいね」をもらえたように、五十を過ぎたオッサンは無理をせず、昭和男児を気取らないことが大切です。でも、先生のようにカッコいいのを持っていません。
そこで、登場するのが「ひょっとしたら日傘によいかも」と購入したコレ。LOVEBITES折り畳み傘です。ビニール傘専門としては、もったいなくて、実は一度しか使っていなかったのですが、いよいよ本領を発揮してもらう日がきました。
広げるとこんな感じ。オッサンのフォルムや服装は除いて考えます。先生が写真でさしているのと、いい勝負のイケてる感といってよいでしょう。えへん。
「おいおい、オッサン、黒い日傘を射すのかよ?」と思われる方がいらっしゃると思いますが、実は黒はスタンダードなのです。確かに私も「黒の表面が熱を吸収して暑くなるだけじゃん」と思っていました。でも、実際、いろいろ通販サイトを覗いてみると、特に男性用は黒がぶっちぎりの人気です。
メリットは以下の2点です。これはマジメな話です。
●紫外線を吸収するため、UVカット効果が高い
●地面からの反射光が傘の内側に届いた時、黒い生地が吸収してくれるので、照り返しやまぶしさを抑えたりするのに役立つ
炎天下のホルモンやラーメンの行列に並んでいて、私は80%の確率で照り返しにやられます。また、電車代をケチって3駅くらいは平気で歩くので、夏のアスファルトは健康を脅かす天敵でもあるのです。こう考えますと、黒い日傘はオジサンライフにとって強力なアイテムです。
そして、ついにデビューしてきました。写真は撮れませんでしたが、日傘オジサンは少なく、携帯扇風機オジサンが目立つものの、日傘おにいさんは結構います。歩いた感じ、変な視線も感じませんでしたし、妙に若返った気分です。
ちなみに、黒は日に焼けて色褪せしやすいという弱点があります。もらった雨傘をベランダに3カ月ほど置いておいた経験だと、カビが生えたような色になってしまいます。なので、せっかく自分で買った大切なこの日傘はケアにも気を配りたいと思います。
こちらで売ってます☟
なお、リアルガチに本当のおしゃれ感で攻めたい人は、やはり専門店ということになります。結構、安く買えるようですよ。5000円あたりからあるようです。近年の異様な暑さを考えると、もう日本には美しい四季も風流な夏もありません。亜熱帯から自分を守るため、一本くらい持っておいたほうがいいんじゃないですかね。
目的は肉あるのみ!日傘をさしてまさるのホルモンを食いに行こう
LOVEBITESリハーからの一人焼肉!優勝! pic.twitter.com/3LeUItqdYy
— MIYAKO@LOVEBITES (@miyako_0405) March 28, 2018
この日、日傘をさそうと思った理由、それはホルモンです。私の場合、焼肉と呼ぶには、メニューの中で豚の比率が高過ぎ、牛タンも牛ハラミもない店に行くことが多いため、ここでは正直に「芝浦のホルモン」と記します。ぎゃふん。
ちなみに、少し前にLOVEBITESのMIYAKOぱいせんがインスタで名前を挙げていたお店は「まさるや」だったような。私が通うのは三田の「まさる」というお店です。かれこれ10年近い付き合いとなります。仲良しのお兄さんがごっそり辞めてしまい、残念ですが、それでも店長はまだいるので、たまに顔を出すようにしています。
じゃーん、LOVEBITESも大好きな牛カルビです。以前は790円で食べられました。
びよーん。どや。これぞ、ジャスティスですね。
こちら、6秒しゃぶしゃぶロース。いわゆるユッケ用の肉。でも、例の件があって以来、網に乗せるのがルールとなり、ホルモン屋なのに似合わない名前がついてしまいました。
ただし、ここは炭火なので、直接、乗せるとただの薄い焦げた肉になる可能性があります。なので、私は網の隅を持って、こんな感じでしっかり時間以上をかけて火を通します。「火傷をするのでは?」と思われる方もいると思います。でも、この店でこの方法でロースを焼き、網を熱いと感じたことはありません。もちろん「私に限って」であることはご了承ください。
普通に焼く場合については、網にくっついてしまうこと必至ですので、絶対に新しいものにかえてもらいましょう。きちんと乗せるのではなく、トングで端っこを持ったまま、片面ずつしゃぶしゃぶ、スピーディーに決めるのがコツです。
写真だとわかりづらいですが、私のやり方だと片面10秒以上、きっちり火を通しても、焦がさず、こんなふうに美味しく焼き上がります。お味はとろけるようで、実に……
お、お、おい…冗談やめろ…
……注文を組み立てながら並んでいたら、客がワンターンしても入れない…。平日だろうが!こりゃ、普通に死にますね。「ありがとう、日傘」としか言いようがないです。断念しました。来週頑張ります。本日のコスプレイヤーは以上です。
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