
※LOVEBITESのAsami先生とAsami Christmas Live 2025に出演されたアーティストの皆様からお写真をお借りしております<(_ _)>
※「ラブバイツ」ではなく「ラヴバイツ」が正しい表記であることは重々承知しておりますが、多くの方が「ラブバイツ」で検索していることを知り「ブ」をあえて採用しております。ご了承ください<(_ _)>
※LOVEBITES丸、いざ大航海へ!すげえの出るぞ!「Outstanding Power」!!
- 平成をノスタルジーとして味わう時代!1部も2部もパソコンにかじりついて堪能させていただきました。平凡で淡々とした日常にも潤いってやつですね。本当に素敵な一日をありがとうございました!
- 私にとって大切な郷愁のブルーズナンバーが炸裂!そして、観られなかったことを嘆き、金魚を強く抱きしめ、寝込んでしまいました……
- おおおお、まさかのJourneyです!Asami先生がこういう曲をチョイスするのは意外でしたが、昭和のオッサンは照れながらも、ちょいダサでキャッチーなポップロックが好きなのです!
- 圧巻のトリプルヴォーカル!レイチェル・プラッテンの「Fight Song」が強烈に胸に突き刺さった訳
- はーい、ヘルプカードを使います!Asami先生よろしくお願いします!
- 「Asamiさんが演歌を歌う時には、わたくしがばよりんを弾かせていただきます」 朗報!AYASA様、スナックAsamiに出勤決定!そして、日本武道館についてのお話
- セリーヌ・ディオンに願いを込めて…これにてEpilogueです
- そして…出た、難破船なのか?イカダなのか?「The Castaway」!
平成をノスタルジーとして味わう時代!1部も2部もパソコンにかじりついて堪能させていただきました。平凡で淡々とした日常にも潤いってやつですね。本当に素敵な一日をありがとうございました!

みなさん、こんばんは。ご無沙汰です。ビッグイベントの前に取り立てて書くこともないので、すっかりサボっておりました。念のため、繰り返しておきますが、2025年「Asami Christmas Live」は痛恨の大ハズレ。しかし、たとえ配信でも、私にとっては年末恒例の最大のイベントです。そして、終わった後の感想としては、ハズれた自分に物凄く落ち込みました。最前列で緊張していた昨年、一昨年と違って、冷静に観られましたが、知っている曲に脊髄反射で反応して喜んでみたり、一部が終わった頃には、感極まってジーンときてしまったり。気付けばノスタルジーにどっぷりです。やはり、どんなに緊張してしまっても、先生の前で聴きたかったというのが正直なところでしょうか。
なんでも2025年の紅白歌合戦はAKB48が出演するのですか? 私はAKB48をよく知らないまま、年を取ってしまったのですが、握手券のためにCDを100枚くらい買う人がたくさんいたあのアイドルグループですよね。Asami先生がサポートメンバーを務める山本彩さんは……NMB48? たいへんすみません。そのへんをまったく理解できていないっす。何なら「モーニング娘。」との区別もよくついていません。でも、すべてはつい昨日のことじゃないですか。いつの間にか、平成をノスタルジーとして堪能する時代になっていました。
こうなると、ダイアナ・ロスの「If We Hold On Tgether」なんてどうなってしまうんでしょ。今井美樹さんが布袋寅泰さんと結婚するはるか前、妹役の松下由紀さんに石田純一を奪われてしまうあのドロドロ劇「想い出にかわるまで」の主題歌になったあの日本語カバーなんて、遠い遠い昭和のことじゃん…などと思っていたら、ドラマも曲も平成2年だったようです。「今井美樹ちゃんがあまりに可哀そうすぎる…」あの倫理観もへったくれもない作品は、令和のいま流しても問題ないのでしょうか。もはや、元気いっぱいだった昭和は日本史の教科書の世界。「遠ざかる」という形容は平成のためにあるようです。
私にとって大切な郷愁のブルーズナンバーが炸裂!そして、観られなかったことを嘆き、金魚を強く抱きしめ、寝込んでしまいました……

さて、現時点では、Asami先生からセットリストのプレゼントはまだ届いていないので、カンニング一切なしで強烈に胸に刺さった曲のことだけ、先に記しておこうと思います。1部と2部の記憶がグチャグチャになっていますが、そのへんはご容赦ください。まずは次の2曲です。いずれも1部と2部で寺地美穂さん(SAX)が登場しての1曲目に披露されました。こりゃ、まいった。完全にずきゅーんされてしまいました。はっきり言いますと、個人的にはLOVEBITESの「Epilogue」「Rising」「Edge Of The World」を除いて過去最高の選曲。ブルージーな歌も黄昏れのSAXもオリジナルの倍増し。世間知らずの私がAsami Christmas Liveで珍しく何が始まったのか、イントロだけでわかってしまいました。思い出ポロポロが炸裂! なんで、よりによって、このバカモノは2025年を外しちまったんだ……金魚を強く抱きしめたまま、しばらく寝込んでしまいそうです。
※抱きしめたい☟

ちなみに、私は結婚生活約10年を記憶から完全に消せる便利な脳みそをしているので……
「色彩のブルース」も……
「情熱」も……まるでつい昨日のことのようです。当時はとっくに社会人になっていて、ヘヴィメタルからは徐々に距離ができ始めた頃でしょうか。とはいえ、ブラスが入ったウイスキーが似合いそうなブルーズロックをよく聴いていたせいか、両方とも、当時、お付き合いしていた女性が狭量の男の好みに寄せて、かけてくれた思い出のナンバーだったりします。この偏屈者は拒否反応から入ることが多いのですが、初めて聴いた時「昭和をこうやって、焼き直せる激シブなアーティストもいるのか」と妙に感動してしまって、素直に受け入れられたことをよく覚えています。
そういえば「色彩のブルース」は中森明菜さんもカバーしてましたよね。

なぜ、ハスキーな昭和の不良歌姫を咄嗟に思い出したのかと言いますと、こういう記憶ともシンクロしたからです。昭和の刑事ドラマの犯人には、バーやクラブで歌っている実力派ヴォーカリストの元カノがいて、彼女のもとへとノコノコ帰ってきて捕まるという設定がひとつのパターンだからです。「太陽にほえろ!」の第642話「ハワイアン・コネクション」を思いついたので、スクショを貼りましたが、こういう役柄の女性は漏れなく影があって、どこか捨て鉢なんだけど、芯の強い凛としたキャラクターとして演出されます。おっさんのハードボイルドの世界にひっそり咲く憧れの女性像5番手ですね。
それにしても、Asami先生は相変わらず凄まじいまでの表現力です。ごく個人的な気持ちとはいえ、2025年に聴くこの2曲はこのような重層的な感動があって、いろいろなことを思い出してしまいました。ところで、先生、こういう退廃的なキャラもやってましたっけ? 迫真の歌に遠い昔の人生の波止場に帰りたくなってしまいました。またいつかプレイしてくれないですかね。そうでないと、本当にグレてしまいそうです。今度は井上陽水さん作曲で高木澪さんなどが歌っている「ダンスはうまく踊れない」とか、研ナオコさんとかリクエストしてみようかな。ちょっと違うか。
🥂Asami Christmas Live 2025🥂
今年の年末も、Asamiちゃんの歌声にサックスで華を添えられて幸せでした🎷❤️
日本語カバー曲も素敵で、MCでキャッキャしてるのも可愛すぎ…そして今年も洗礼を受けるほど圧巻の歌声🔥
終演後のステーキまでがライブです🎄
現場からは以上です。#LOVEBITES #Asami pic.twitter.com/raKDIhWQRy— 𝕄𝕚𝕙𝕠 𝕋𝕖𝕣𝕒𝕔𝕙𝕚 🎷寺地美穂 (@MihoTerachi) December 22, 2025
あと、スティーヴィー・ワンダーもさることながら、この曲のインパクトです。寺地美穂さんのYouTubeチャンネルがあったので、思わず登録してしまいました。2025年は久しぶりの新譜が出たそうですよ。先生、ごめんです。2024年はハシカのようなものだろうと思っていましたが、どうやらオジサンはまじ惚れてしまったようです。

おおおお、まさかのJourneyです!Asami先生がこういう曲をチョイスするのは意外でしたが、昭和のオッサンは照れながらも、ちょいダサでキャッチーなポップロックが好きなのです!

まさかだったのは、Journeyの「Don’t Stop Believin’」でしょう。リクエスト曲だったようですが、そんなことより、この曲が先生に刺さったということにびっくり。2024年のChicagoの「Hard To Say I’m Sorry」やHeartの「All I Wanna Do Is Make Love To You」をカバーするような意味合いを感じつつ、メタルファンにはもっと馴染みのある曲なので、よりインパクトを感じました。先生が歌うとCMソングにもなりそうな歌謡ロックが思い切りブルージーに聴こえるから不思議です。
80年代から90年代、“売れ線”という言葉には、辛辣なまでに意地悪でネガティブな意味が込められていました。そんな風潮のせいか、メタルキッズには聴いていることがバレるとダサいと刷り込まれていたバンドがいくつかあったのは事実です。一方、音楽評論家の渋谷陽一氏のように、反ヘヴィメタルの人からも「産業ロック」とバカにされていた存在がおり、この両者のほとんどはアメリカのポップロックという同心円の中にいたことが思い出されます。そして、その中心的バンドがほかならぬJourneyです。こう考えますと、活字ロックは現代政治の選挙手法のように、何者かを仮想敵として徹底的に貶め、相対的に自分の価値観を上位に置く悪い風習を先取っていたことに気付かされます。
しかし、2000年を迎えようとする頃には、紙の音楽雑誌が急激に影響力を失っていき、このような価値観でロックを聴くことがバカらしく思える時代がやってきます。良いものは良いし、何より心を揺さぶられたという事実は否定しようがない。私がこんなことに気付かされたのは、ロックから完全に足を洗っていた2000年代でしょうか。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)がTBSで中継される時に流れる「Separate Ways」はそんな一曲だったりします。確かにビジュアルを見てしまうとJourneyは超ダサい。でも、聴いているだけなら「大衆ロックってわかりやすくて、キャッチーで最高じゃん」と脳みそよりも先に感覚が反応してしまった訳です。
ちなみに、Journeyの「Don’t Stop Believin’」のオリジナルはどうしてもピコピコキーボードが目立つせいか、お出汁が薄く感じられますが、Asamiバージョンはオーセンティックなピアノの主張がきっちりあって、ハードロッキンにギターの見せ場がカッコいいアレンジ。何より、熱唱タイプのスティーヴ・ペリー(当時のVo)もディーヴァの歌に脱帽ではないでしょうか。蛇足ながら、LOVEBITESの「Spellbound」のルーツというか、着想を得た曲って「まさかJourney?」なんていう思いがよぎったことも気付きとして記しておきます。

※「Spellbound」☟

圧巻のトリプルヴォーカル!レイチェル・プラッテンの「Fight Song」が強烈に胸に突き刺さった訳

そして、胸を打たれたのは、コーラスのおふたりとのトリプルヴォーカルで披露されたレイチェル・プラッテンの「Fight Song」。もともとテレビCMで脳内に刷り込まれていたとはいえ、きちんと向き合って聴くのは初めてです。良いメロディだなあとは思っていましたが、ここまで響くとは思いも寄りませんでした。日本人の内面の右傾化が可視化され、列島が狂乱に陥った2025年。政治ニュースばかりを見ていたせいでしょうか。ひどく心を揺さぶられました。幸せな気持ちに包まれた一日でしたので、この手の感想は記さないようにと思っていたのですが、この曲にいたく感動してしまった理由を記す以上、文意が通りづらくなるので、なるべく冷静に書かせていただきます。
これまでこの日記で何度も記しましたが、高市早苗の「台湾有事は日本の存立危機になり得る」という中国への宣戦布告としか思えない舌禍事件によって、インバウンド需要に支えられてきた観光・宿泊業は甚大な被害を被っており、小売業などでも影響が目立ち始めました。このほかでは留学生を受け入れている大学や、地方自治体の日中交流行事なども延期になっているようです。そして、SNSやネットニュースで最も目にする機会の多い業種のひとつが、中国マーケットを念頭に活動している広義のエンターテインメント業界ではないでしょうか。例えば、私が知る某バンドは中国公演が2026年3月に決まっていながら、まだ可能性を信じて、中止を発表しておらず、沈黙を守っています。また、古い日本映画が中国で上映されるケースが増えていましたが、ちょっと調べただけでも、かなりの作品が上映中止に追い込まれており、関係者の気持ちを考えますと胸が締め付けられます。
なお、テレビのニュース番組は報道としての魂をすべて捨てたと認識しています。何しろ、現実のほとんどを報じず、ようやく「外国人観光客が減って京都のホテル代が安くなっている」と伝えたと思ったら、誰がどこの国に対してどのような発言をしたため、このような状況に陥っているのかを一切出さず、料金についてのみ放送するありさまです。

こうやってニュースを調べていくうちに「ひょっとして、Asami先生のお仲間にも悲しい思いをされた方がいらっしゃるのでは…」と予感めいたものがありました。お名前はあえて差し控えますが、浜崎あゆみさんのバックコーラスを務めるご本人が「行ってそのまま帰ってきました」と笑いながら、言葉少なにお話しされていたことにショックを受けました。きっと有名であれば有名なほど、また、スタッフやツアークルーも合わせて大所帯になればなるほど、守るべき者が多く、これから先のお仕事に差し支える可能性もあるのだと想像します。だから、こうやって沈黙せざるを得ない場合がほとんどなのでしょう。
これまで何度も記してきた通り「高市早苗だけは絶対に許さない」が私の立場です。しかし、部外者の言葉はいかにも感情的であると同時に、無力で軽いことも理解しています。だから、本稿では強いメッセージ性を伴って、圧倒的に響いたこの曲の歌詞を引用させていただきます。Asami Christmas Live 2025に参加したファンをはじめ、多くの人にこの歌詞が読まれることを願っています。拙いヒアリング能力ながら、部分的に理解できた言葉は矢のように胸に刺さりました。そして、月並みながら、歌の力が世の中を動かすことを祈るだけです。


はーい、ヘルプカードを使います!Asami先生よろしくお願いします!

さて、2025年もライブの翌日、Asami先生からセトリのプレゼントが届きました。先生、たいへんお疲れのところ、ありがとうございます。
🥂Asami Christmas Live 2025🥂
皆さま改めてありがとうございました✨
感想を眺めながら余韻に浸る一日でした🥰
プレゼントも🎁お花も💐たくさんありがとう
これで年末年始は増量決定だね🐷♥️最後に昨日のSetlistをおいておきます🤍
また来年も開催できますように…✨
Have a wonderful… pic.twitter.com/TxOy8Xrmzi— Asami LOVEBITES (@asamiLB) December 22, 2025
| Asami Christmas Live 2025 | |
|---|---|
| 1ST | 2ND |
| Liberty/Minako Yoshida | If we hold on together ー Diana Ross |
| Bad Day / Daniel Powter | Bad Day ー Daniel Powter |
| The Reason / Hoobastank | The Reason ー Hoobastank |
| F**kin’ Perfect / P!NK | F**kin’ Perfect ー P!NK |
| 色彩のブルース / Ego Wrapin’ | 情熱 ー UA |
| Isn’t She Lovely / Stevie Wonder | Isn’t She Lovely ー Stevie Wonder |
| Show Me How You Burlesque / Christina Aguilera | Show Me How You Burlesque ー Christina Aguilera |
| Don’t Stop Believin’ / Journey | Don’t Stop Believin’ / Journey |
| Fight Song / Rachel Platten | Fight Song / Rachel Platten |
| This Love / アンジェラ・アキ | あなたがいることで / Uru |
| Never enough / The Greatest Showman | To love you more / Celine Dion |
実は「配信の利点は気になった曲をメモできる」などと強がって、謎の言葉をカタカナでいくつか書き留めておいたのですが、ライブ中、チャット欄も消している人間には、こういう行動も鑑賞の邪魔であると1部の時点で気付きました。メモから辿り着けたのは2曲だけですね。先述の「Show Me How You Burlesque」はGoogleのAIが優秀だったので、聴き取れた英単語を断片的に打ち込んだら理解してもらえました。「This Love 日本語」と検索した人はいるのでしょうか。アンジェラ・アキさんでしたか。「ひょっとして自分は知らなすぎるのかも」と思いましたが、年齢的に遅いことはとっくの昔に悟っています。そうです、LOVEBITESのイントロクイズが強ければ、おじさんの人生はそれでいいのです。
ところで、私は物凄く字が汚く、それよりなにより音痴です。よって、スマホのGoogle音声検索に向かって「ほにゃほにゃほげほげらららぁぁ~」と歌うと曲がわかる時代になったようですが、正解が返ってくる可能性は限りなくゼロに近いのであります。で……
ぴりぴりぴーぴりぴりぴー……
とりあえず「ぴりぴり」言ってみましたが……
主に唇への刺激感(リッププランパーなど)、トウガラシ(ポルトガル語で「ピリピリ」)、鳥のさえずり(ピッピリリ)、あるいはスラングの「おしっこ」(Pee-wee)などを指す可能性……
おーい、ぴりぴりぴー♪!!
先ほどようやく謎が解けました。Asami先生、ありがとうございます。やはりこの曲名だと言葉にしづらかったりするんですかね。ミュージックビデオは80年代のように、PTAとか放送倫理・番組向上機構をおちょくっている感じがして、挑発的でカッコよいと思います。そして、聴いてみた感想なんですが……思い切ってぶっちゃけてしまいます。「ぴりぴりぴー♪」も、ラップみたいなところも、先生がAsamiバンドをバックに歌っているほうが圧倒的に好きです。このオリジナルはお出汁が薄すぎて、味の奥行が足りないように感じられます。やっぱり曲もラーメンも肉系と魚介系のWスープ。やっぱり、Asami Christmas Liveは現地で聴きたいと思いました。さすがに「ぴりぴりぴー♪」とスマホに向かって歌い続けるっていうのは虚しすぎるでしょ。来年は裏口からでも入れてほしいと心底思った次第であります。

「Asamiさんが演歌を歌う時には、わたくしがばよりんを弾かせていただきます」 朗報!AYASA様、スナックAsamiに出勤決定!そして、日本武道館についてのお話

さて、AYASA様は「スナックAsami」で先生が演歌を歌う時、和服をお召しになってばよりんを弾いてくださるそうです。これは誠にやほいなビッグニュースですね。「アサミちゃんは20代半ばくらい」だと思っていた遠い昔から、私はエモーショナルな歌唱を「濡れそぼる女心」とか「石川さゆりのようなせつない慕情」とか「清純派女優が果敢に挑んだ濡れ場のように抱きしめたくなる」などといまひとつな例えばかりしていていたので、お墨付きをもらった気分です。「弾かせていただきます」宣言の瞬間、思わず得意になってしまい、勝ち誇ったように笑ってしまいました。そういえば、先生は軽くこぶしを回しながら「天城越え」だったか「津軽海峡冬景色」を披露されましたよね。ロニー・ジェイムス・ディオも、マーティー・フリードマンも真っ青、圧巻! いずれ「能登半島」もよろしくお願い申し上げます。



ところで、真面目な話をしますと、先生、いきなり1部のラストで目に光るものがあった時はちょっとびっくりしちゃいましたよ。私はSNSでの交流がないので、いわゆる、ファン事情をまったく知らないのですが、やはり「バンドが大きくなってしまって寂しい」などと言う古いファンの声は多いのでしょうか。そりゃ、こうやってハズレくじを引く回数が増えるのは悔しくはあります。でもですね、LOVEBITESはコロナがあったり、ちょっとお休みがあっただけで、日本武道館が遅すぎたのだと思うのですよ。だから、いま急激にデカくなっている。また、以前も書かせていただいたように、これから何度も連れて行ってもらう約束のはずです。何より、先生は初めてお会いした時から眩しすぎる存在でしたから、もっとキラキラ輝いていてもらわなければ困ります。もし、私に審美眼というものがあるのなら、先生こそがその証明であることは忘れないでくださいね。
そういえば、現在、九段の殿堂は前代未聞の大ピンチに陥っているのではないでしょうか。日本経済が根底から壊れ始め、ここまで円の価値が下落してしまいますと、海外のアーティストをブッキングすることは既に困難になっていると想像します。この実効為替レートでは、誰もが知るビッグネームを庶民価格で呼ぶことはもう厳しいでしょう。いくつかのバンドをチェックしてみましたが、私の感覚だとお値段と気持ちの釣り合いが取れないようです。こんなことを考えていたら、3月の武道館の次は「武道館5DAYS?」なんていう冗談を考えてしまいました。しかし「戦後最悪」という声まである現在の日本経済を考えますと、これはあながち的外れな夢ではないはずです。白羽の矢が立つどころか、LOVEBITESに「どうか助けてほしい」という声が届くのは必然のような気がしています。なぜなら、格式の武道館にふさわしく、なおかつ、満杯にできる日本のメタルバンドはほかに見当たらないからです。

「どの瞬間もその一瞬しかない」
チラシの裏のメモにはこう記してありました。2025年のAsami Christmas Liveも一期一会なら、これから永遠に続くLOVEBITESのライブも一期一会ということなのでしょう。Eternal Phenomenon Tourの各地もまさしくそういう思いでした。まさか、2025年がここまで酷い時代になっているとは、想像もしていませんでしたが、ほかにこれといった居場所もありませんし、死ぬまで、途切れることなく、先生のところへ伺えるよう、財布の管理と体調だけには気を付けますね。
そうでした、この言葉は曲につながっていく訳ですね。最初に話を戻しますと、あの涙はちょっとズルですって。つられるじゃないですか。この曲で感極まってしまいました。
I’m trying to hold my breath(息を殺して、今を抱きしめてる)
Let it stay this way(このまま、そっと止まっていて)
Can’t let this moment end(この一瞬を、終わらせたくない)
You set off a dream in me(あなたが私の中の夢に火をつけた)
Getting louder now(鼓動がどんどん大きくなる)
Can you hear it echoing?(聴こえる? 胸に響くこの反響)
Take my hand(手を取って)
Will you share this with me?(この奇跡を、一緒に分け合って)
‘Cause darling, without you(だってダーリン、あなたがいなければ)
All the shine of a thousand spotlights(千のスポットライトの輝きさえ)
All the stars we steal from the night sky(夜空からさらってきた星を全部集めても)
Will never be enough(きっと、まだ足りない)
Never be enough(まだ足りない)
Towers of gold are still too little(黄金の塔さえ、ちっぽけに見える)
These hands could hold the world but it’ll(この手で世界を掴めたとしても、それでも)
Never be enough(満たされない)
Never be enough(足りないまま)
For me(私には)
Never, never(決して、決して)
※名古屋☟

※仙台☟

※新潟

※東京

※静岡☟

セリーヌ・ディオンに願いを込めて…これにてEpilogueです

では、本稿はこのへんでEpilogueとさせていただきます。その日の渋谷がどんな雰囲気だったのか知りませんが、Asami Christmas Liveだけは、これまで通り、温もりあふれる空間だったと思います。家に一日中いた人間がそう言えるのは、Asami先生が輪の中心にいたからです。無難な終わり方過ぎる? 確かに。では、今回はぶっちゃけたので、さらにぶっちゃけますね。
最近、人間ってひと皮めくると怖いなあと思うのです。例えば、先日、ドン引きしてしまったのは、AIのイラストです。私もこの日記で使っていますから、使用について、他人のことは言えませんが、それでも、名前が特定できるアーティストに軍服を着せたり、戦場にいる様子を描かせるなんて、最低限の常識がないどころか、キチガイ極まれり。悲しいかな、本人にそれがいけないという自覚もないようで、リツイートまでしている輩もいる。だから、より絶望的で救いもありません。こういうことに気付いてしまった場合、どうしたらいいんでしょう。事を荒立てることだけは良くないので、こっそりこの日記に書くくらいしかないのか。LOVEBITESを聴いているのなら、そういうことだけはできないと思うんだけど……
確か、もう2年前でしたっけ? 先生が“黒歴史”という言葉を使って、過去に携わったお仕事についてお話されたことがありましたよね。実はその告白に物凄く共感しました。私自身にも踏み越えてはいけないと考える一線があって、悲しきバカは何度か踏み越えてしまっています。しかし、多少、知っていた部分はあるにせよ、当時はここまで激しく後悔することだと思っていなかったのも事実です。だから、こんなふうに、いくつかの“黒歴史”に彩られた人間は、今ごろになって“黒歴史”という言葉を無意識のうちに用いて懺悔しています☟



「日本は世界で唯一の被爆国ですよ」と60歳過ぎのお爺さんに注意しなければいけない幼稚な時代。もし、間違ってしまったと、その人が気付いたのなら、それを“黒歴史”だと認識して、引き返してほしいと願っています。最近、ふらりと入ったレコード屋などでバックバックに貼られた旭日旗ワッペンなどに気付いたりもするのですよ。もし、あなたがセリーヌ・ディオンに心を打たれたというのなら、少なくとも戦争を賛美するような言葉は口にできないはずです。もうこれ以上、ロックを、音楽を嫌いになりませんようにという思いを込めて、あえて記させていただきました。以上、Epilogueの言葉に代えて、チクリ魔より笑
そして…出た、難破船なのか?イカダなのか?「The Castaway」!

ところで、実は23日にはあらかた書きあがっていたので、アップしてしまおうと思っていたのですが、おかわりが届く予感がしていた人は多いはず。そして、報告がありました!ニューアルバム「Outstanding Power」からの先行リードトラック第1弾の名は……なんと「The Castaway」!「十五少年漂流記」をひらめいた私の予想はファールチップくらいはかすっていました? トム・ハンクスからの連想するに、誰の作詞であるかわかってしまいました。当たり前か。タイトルだけでゾクゾクきます。きっと海の冒険小説が大好きなおっさんのど真ん中でしょう。素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございます!


さて、2025年は2時間近く前に渋谷のセルリアンタワーに着いて、LOVEBITESおじさん軍団に混ざりながら、JZ Bratの写真を意味もなく何十枚も撮ることはできませんでしたが、これでLOVEBITES厄落としは終わったと信じることにします。2025年は「アサミちゃん、おじさんの心を翻弄しないで」とか、アホみたいなことばかり書いてきたので、先生に思い切り怒られに行くはずだったのですが、その予定は2026年末まで持ち越しになってしまいました。随分、先が長い……憧れの先生にかまってもらいたいたくて、ボンタンで登校してしまった不良に憧れている中学生のようです。でも、その前に日本武道館、そして、恐らく「Outstanding Power」のツアーですね。今度はどんな土地へ連れて行ってもらえるのでしょうか。財布の許す限り、頑張って何度も会いに行きたいと考えています。

じゃあ、Asami先生、「The Castaway」の感想も書くので「今年もお世話になりました」のご挨拶は改めてじっくりさせてください。それにしても、知っている曲が多かったせいなのかなあ。アレンジもあるのかもしれません。配信でも過去最高のステージだと感じられました。Asami Christmas Liveも最新が最強ということなのでしょう。ご出演されたアーティストのみなさん、本当に楽しかったです。感動しました! 心より感謝申し上げます。では、次回こそ、間を開けずに書きたいと思います。あっ、Asami先生、言い忘れました。俺、先生のことがたいへん好きだぜ。では、ごきげんよう、メリークリスマス🍷 ばいちゃです。





🥂Asami Christmas Live 2025🥂
あっという間でもう明後日となりました🎄
本日はメンバーをご紹介します!✨Pf.🎹今井隼
Gt.🎸あらケン
Ba.🎸MIYA
Ds.🥁HIDEHIRO続く⬇️ pic.twitter.com/CkxCVLCUmU
— Asami LOVEBITES (@asamiLB) December 19, 2025
🥂Asami Christmas Live 2025🥂
今年の年末も、Asamiちゃんの歌声にサックスで華を添えられて幸せでした🎷❤️
日本語カバー曲も素敵で、MCでキャッキャしてるのも可愛すぎ…そして今年も洗礼を受けるほど圧巻の歌声🔥
終演後のステーキまでがライブです🎄
現場からは以上です。#LOVEBITES #Asami pic.twitter.com/raKDIhWQRy— 𝕄𝕚𝕙𝕠 𝕋𝕖𝕣𝕒𝕔𝕙𝕚 🎷寺地美穂 (@MihoTerachi) December 22, 2025
昨日は…🌹✨#AsamiChristmasLive2025
ゲスト出演させていただきました🎄🥂
昨年に引き続き大好きなAsamiさんの歌声に寄り添う機会をいただけてとってもとっても嬉しい☺️🤍
凄まじくかっこよき歌声を隣で聴きながらの演奏は感動と刺激が溢れておりました🎤✨
至福のお時間をありがとうございました❤️… pic.twitter.com/rnT3zbpUxb— Ayasa (@AyAsA_violin) December 22, 2025
ASAMIさんChristmas Live🎄✨✨
昼の部も夜の部も最高の盛り上がりでした!!
ありがとうございました❤️🔥セルリアンタワーを突き抜けるかのようなASAMIさんの歌声、痺れた〜〜〜(からのMCのギャップ最高🥹)
取り急ぎ、メンバーにもくださったこの日だけの特別なステッカーちゃん🎅#asami… pic.twitter.com/1o2OI7ab8l— 一條 えみ|EMI ICHIJO (@emi5n_blenda) December 21, 2025
Asami Christmas Live 2025🌹
今年もコーラスさせていただきました🙏リハから本番まで、笑いの絶えないチーム。
その一員になれたこと、とても嬉しく思います。
毎年素敵な曲がたくさんだけど、
今年のセトリは、特にあさみ姉さまにピッタリな曲ばかりで、ステキだったなぁ🫶🥰 pic.twitter.com/soQUjUtnIc— Ayako Kawai (@KawaiAyako) December 22, 2025
おまけ(宇多田)



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